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一生懸命頑張っている。努力もしている。
なのにイマイチ、自分が輝いていない、活躍できていない。そんな風に感じておられないでしょうか?
その原因は、普段あなたが何気なく思っていることだとしたら?それが、あなたの活躍を妨げているとしたら?
そんな勿体無いこと、ないですよね!「転ばぬ先の杖」是非チェックしてみましょう!
ストレスは悪いものだ
責任を負うポジションや、失敗できない場面など、初めて何かを行う時、簡単に行かない時に、私たちはストレスを感じやすくなります。
でも「ストレス=悪」と決めつけていると、新しいことにチャレンジできません。常に安全領域の中でしか動けなくなってしまいます。
ここで是非知っていただきたいのは「どうでもいいことに対して、人はストレスを感じない」ということ。
ストレスを感じる時は、自分にとって大事な領域にチャレンジしている証拠。なので「よし!自分は今チャレンジしてる!」とまずは思えるといいですね。
ところで「ストレスがキツイ」「疲れた」って言うと、周りから「大丈夫?」「ムリしないでね」と心配してもらえたり、やるべきことでさえも、やらずに済んだ、なんてことはなかったでしょうか?
そうなるのは子供の頃の記憶が、意外と影響しているかもしれません。
例えば風邪をひくと優しくしてらえて、おまけに宿題を免除してもらえた記憶だったり。
逆に病気になっても休ませてももらえず、厳しう親の場合は、そんな親に、少なからず不満を持っていたかも。
だからこそ、大人になってからストレスは悪だ!と思うことで、親への不満を正当化しているのかもしれません。
「ストレスは悪だ」にチェックが入った方は、こちらも参考になります。
子供と一緒に居ない母はダメ
子育てママには、比較的多い思い込みかと思います。
もちろん「子供と一緒にいるな!」と言ってる訳ではないのです。子供を最優先にする時もあって良いのです。
ですが、その思いを常に感じている場合や、子供を保育園に預けて働くことに罪悪感を感じたり、他の人から責められているように感じてしまう場合は要注意!
その場合、大きく2つの理由が考えられます。
1つめー親が共働きで忙しかった
自分が子供の頃、親が忙しくしていたことを、不満に思っていなかったでしょうか
不満が強ければ強いほど、「子供と居なければダメ」「子育て中はフルタイムで働けない」と自分の行動を制限してしまいます。
2つめー親が専業主婦でそばにいることが当たり前だった
先ほどとは逆に、子供の頃親が専業主婦で、常にそばにいてくれていた場合、それが「普通」だと思うので、そばに居れない自分を責めてしまうわけです。
1と2は真逆のように見えていますが、どちらも「母親は子供と一緒にいるもの」という思い込みが根底にあり、それがあなたの活躍を妨げているのかもしれません。
子供と一緒に居ない母はダメにチェックが入った人は、こちらも参考になります。
親のせいで苦労した
親のせいで自分は苦労した、親は反面教師だ!と思っている方は、心の奥深くに親への否定的な思いが潜んでいます。
潜在意識の観点から言うと、親に対する見方は上司やパートナーにそのまま投影されます。ですので、親に対する否定的な思いは、同時に上司やパートナーへの否定に繋がります。
また自分が上司や社長であった場合、自分が親を心の中で責めていた量に比例して、部下から責められているように感じます。
親から不当に叱られた、という思いがある人は、部下や子供をビシッと叱れず、つい甘やかしてしまっているかも!?
親のせいで苦労した、にチェックが入った人は、こちらも参考になります。
失敗は出来るだけしたくないと思っている
誰もが積極的に失敗をしたいとは思いません。では何故失敗したくないと思うのでしょう?
もしかしたら、こんな図式が頭の中にあるからかもしれません。
失敗=恥ずべきこと
失敗=人生終わり
失敗=間違い
失敗=責められる
こういう図式があると怖くて、全力で失敗を避けようとしてしまいますね。「いやそりゃそうでしょう!」と思われたかもしれません。
でもそう思っていると、新しいことにはチャレンジできません。なぜなら失敗しないためには、何もしないことが一番いい状態だからです。
もしあなたの人生の目標が「失敗しないこと。それでこそ私は幸せなんだ。」と思われているなら何の問題もありません。
ですが、一度も失敗をした事がないというのは一度も、チャレンジをしてこなかった、ということです。
ということは、「失敗をしない人生こそが、本当の失敗」と言えるでしょう。失敗を恐れるあまり、何もチャレンジしないことこそを、恐れるべきかもしれませんね。
ツラい気持ちや頑張りを察して欲しいと思っている
頑張っていることを認めてほしい!
察してほしい!
褒めてほしい!
評価してほしい!
自分の気持ちを分かってもらえたり察してもらえると、安心しますよね。
これは誰もが持っている承認欲求。
ですがこれが強すぎて、他人からの評価や賞賛が無いと、ガッカリしたりヒドイことをされたような気持ちになってしまうのであれば、以下を読み進めてくださいね。
そもそもなぜ、そんなに分かって!認めて!という承認欲求が強くなるのか?
承認欲求の強い人というのは、自己評価が高いのです。ところが、その自己評価と自分の実力が釣り合っていないところに問題があります。
自分を過大評価しているので、ちょっとやっただけで承認されるものだと思うわけです。でも大したことをしていないので、その程度の評価しか得られていないだけ。
それを自覚できていないため、分かってくれない相手が悪い!と不満でいっぱいになります。そして「どうせ私なのことなんて嫌いなんだ」とか「いない方がいいんだ」などと思い、ひどく落ち込みます。
本当はそこじゃないのです。
ものすごくシンプルな話で、実力を自己評価に合わせよう!そのために努力しよう!ということです。
ツライ気持ちや頑張りを察してほしいにチェックが入った人は、こちらも参考になります。
【番外編】要領よくラクに手っ取り早くやりたい
要領良く、というのは効率的にやることであれば、全く問題はないのですが、「ラクに手っ取り早く」となると、これは違います。
要領が良いというのは、最大の成果を出すために無駄を省き、成果が出るための努力を惜しまないという姿勢のことです。
でもラクで手っ取り早い失敗のない確実な方法を選ぶことは、成果を出すための努力や手間を惜しむケチ根性かもしれません。
こういうケチ根性を持っている人は、例えば子どもの頃、お母さんのお手伝いをするときに、面倒くさい下ごしらえや後片付け、じっくり丁寧にやらないといけないことや、手間のかかること、面倒なことは、全部お母さんまかせで、焼いたり切ったり、盛り付けたり、楽しそうな工程だけを自分がやりたがっていたかもしれません。
子どもの頃はそれが許されたでしょうし、お手伝いしたということで、誉めてさえもらえたかもしれません。
でも大人になってもそういうパターンを持っていると、コツコツやることや時間がかかることに直面すると、どこかに近道があるんじゃないか、もっと早く楽にできる方法があるんじゃないかと考えます。じっくり取り組まないといけないことや、結果が出るまでに時間がかかることは避けてしまうようになります。
それだといつまで経っても足元がおぼつかず、成果を出すことが難しくなってしまうんですね。
またそういう人は、他者の陰の努力や手間も見えないので、自分の周りで成果を出し、活躍している人に対して「要領よくやってずるい」とか「私は損をしている」とどこかで感じてしまいます。
そうなるとより努力することや時間のかかることがますます馬鹿らしくなってしまい、成果が出ない、活躍できないという悪循環に陥ってしまいます。
じっくり丁寧に、コツコツ積み重ねていってこそ、自分の身になりますね。
それが自分の活躍につながるのだと考えてみるといいかもしれません。
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