今日のテーマは「失敗」について。
私自身を振り返ってみると、かなり多くの失敗をしてきたなあと思うのです。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
失敗したことで自分の価値は下がったのか?
私自身、失敗したことで自分が価値のない存在になったように感じた事もありました。
その時はそんな自分を認めたくもないし、他のせいにしては、自分は悪くないと思いたかったんです。
でもね実際はそういうことではなく「元々その程度の実力だった」ということなんですよね。そう、ここなんですよ。
自分の実力を高く見積もりすぎていた、ってこと。
本当の失敗とは
独身時代、私がある失敗をした時、上司からこんな風に言われたことがありました。
恥ずかしいのは、失敗することじゃあないんだよ。
失敗したのに、まるで失敗していないように取り繕うこと。それこそが本当の失敗だし、なによりも恥ずかしいことなんだよ。
頭をガーンと殴られたような気がしました。
そして自分の失敗よりも、それを見せないように取り繕った自分の振る舞いを、心底恥じました。
これまでの私は「失敗したらどう思われるだろう」「馬鹿な奴と思われるんじゃないか」と人の目ばかりを気にしていたんですよ。
でもね、そう思う時って、間違いなく自分こそが相手に対して同じ目で見ていた、ということなの。
つまり他人の失敗を「恥ずかしいこと」「馬鹿な奴」と見て、
むしろ「あのチャレンジはすごい!」「自分も見習わないと!」とは見ていなかった、ということ。
だからいつまで経っても「失敗は怖いもの」とビビってしまい一歩が踏み出せない、ということなんです。
失敗恐怖の対処法
だとしたらどうしたらいいか?
そう!その目をやめる、ということなんです。
自分がスタートなんですから、自分がその目、つまり失敗した人に対する、そういう見方、解釈の仕方をやめたら、他人からそう見られていると思うこともないんですよ。
とは言えなかなか自分では難しいでしょう。なぜならばそういう解釈は子供の頃から無意識に芽生えているものだから。
そういう場合はプロに任せてください。→個別体験会へ
失敗する兆候を見逃すな!
失敗した時って、実は「全く予想外の失敗だった」と思うことって少ないんですよね。
実はなんとなくその前から分かっていたことだったりします。
薄っすら気づいていたのに「時間が無いから」とか「面倒だから」とか「最後は誰か助けてくれるかも」と思って、具体的に動かなかったんじゃ無いかってことなんですよ
つまり失敗って結果ではなく、むしろ「分かっていたのに、動こうとしなかったこと」なのかもしれません。
だとしたら、今、薄っすら頭によぎった事。「こうやっておいたほうがいいかも」それを今すぐ書き出してみましょう。
そして少しでも行動につなげていきましょう。
そこまでやっても失敗はあります。やらかします。
「だったらやんねー」じゃなく、やっぱり失敗しないための手は打っておく必要があります。
失敗した時周りは意外と温かい目でみてくれている
でもそれでも失敗した時
周りは以外と心配してくれているわけです。
大丈夫かなー?と温かい目で見てくれているんですよね。
その眼差しを認識することだと思うのです。
「ちゃんと自分は見守ってもらっている」
そう思うだけで、ホンの少し、肩の力が抜けませんか?
失敗は活かすための注意点
失敗した時にやりがちなことは、自分を責めてしまうこと「自分はダメなんだ」と思うこと。
それ、全く必要ないんですよねー。
やったこと、それによって起こったことは事実として認識し、再発防止を講じる必要がありますが「だから自分はダメ」と思うのは全く違います。
同じ事が二度と起こらないように、その失敗から教訓を見つけ出せれば、失敗は宝の山。
むしろ失敗する度に、強固な自分を作って行けるキッカケにもなりますね。
失敗を失敗たらしめるのは、その出来事から学ばなかったり、人のせいにしてしまうこと。
そして気づいていたのに、手を打たなかった事、打とうとしなかった事。
自分を責めるのも、他人を責めるのも違います。
失敗した出来事に対して、いい悪いの解釈をつけずに、そのまま受け止める。
失敗は無かった事にするのではなく、むしろ積極的に活かして行けばいい!
それだけのことなんですよ。
この記事も参考になりますよ!