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いろんな方を見て、ここ一番!と言う時に「逃げグセ」のある人がいるなあと思います。
時に逃げることが必要なこともあります。
ですが何かあると直ぐに「逃げる」ことが頭によぎる方は「逃げグセ」が当たり前になっているかもしれません。仕事でもプライベートでも同じ。
今日はこの「逃げグセ」についてお伝えしていこうと思います。
自分はそんなことないよ!というかたこそ、読んでいただきたいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
逃げ癖・先延ばし癖が発動する時「むしろ今やらなけばいけない時」
普段いろんな方を見ていると「逃げた瞬間」というのがよくわかります。
「あぁ、諦めたな」というところです。
その瞬間というのは本来は「ここが踏ん張るところ」なのです。
まさに「ここ!」なのです。
でも、本人にとっては「ここまで頑張ったんだから」というのが理由になっていたりします。
でも実は 「まだ、やめてしまうところじゃない」ってことが多いのです。いやむしろ「これからでしょう!」というところで簡単に諦めてしまいます。
逃げ癖・先延ばし癖の原因1ー面倒くさい
そういう方は、仕事でもプライベートでも同じです。思ったようにスムーズにいかなかったり、ちょっと手こずるようなストレスや壁を感じると「面倒くさい」と思ってしまうんですね。めんどくさいこと、時間がかかること、ストレスと感じることからは即逃げる。
通常だと壁があった場合、これを乗り越えるためにどうすればいいか?と、原因や方法を考え、少しでも進んでいこうとするのですが、、、、。この「面倒くさい」があると、やらないのです。
むしろそれをやらされる努力を求められると、攻撃されているような気がして全力で反発→逃避に向かいます。
逃げ癖・先延ばし癖の原因2ー環境的要因
また逃げグセを助長させてしまう要因の一つとして「甘えることが許される環境」というのがあります。自分が逃げてもなんとかなる、という環境ですね。
これはね、本当大きいんです。ありがたいんだか、ありがたくないんだかわかりませんが(苦笑)
そこに甘えている限り、問題解決力も身につかないし、成長しません。
成長しないってことは、未来に向けて先細っていくわけですよ。今ある貯金を食いつぶしている感じ。
逃げ癖・先延ばし癖の影響ー幸せにならない
こんなことが言えるのは湯川自身が随分やらかしてきたから。
だからこうしてしまう方の気持ちも、めっちゃ分かるんです。分かるんですが、やらかしてきた人間だから言えることがあります。
「逃げグセは、人を幸せにしない」
ってこと。
逃げ癖・先延ばし癖を正当化するためにやってしまうこと
何があればいつも「逃げる」という選択肢を持っているので、腰がずっと引けたままなんです。そしていつも人のせいにする人生になるの。
嫌なら嫌、やるならやると決めたらまだ良いのですが、逃げグセのある人は「傷つきたくない!」という思いも強いので、自分の気持ちをはっきり言えません。
堂々と「やめます」と言うために、都合の良い言い訳を探すのです。
逃げる時にやることー何かのせいにする
人は目指していた何かを断念する時、必ず理由をつける。
上達しないのはセンスがないから。
退いてしまうのは、才能がないから。
あの人には敵わないから。なぜか分かるか?
その方が楽だからだ。
ダメならダメでいい。
ただ自分の努力の足りなさを、別の何かのせいにはするな!©日向武史 / 講談社「あひるの空」より引用
バスケット漫画の「あひるの空」からの言葉を引用させていただきました。
やめる大義名分があれば、堂々とやめられるのです。
堂々と諦められるのです。
堂々と逃げることができるのです。
すると誰かに邪魔されたり、何か事故が起きたり、病気になったりすることが「都合がいい」のです。
もしくは何か些細な相手の非をみつけては「私はあの人のせいで傷ついた!」「こうしてくれなかった!」と大騒ぎしては堂々と逃げる口実にもできるのです。
あるいは「もうすっかり大丈夫!」というように、スゴロクで言う「上がり」だとポジティイブに思うようにしてしまったりね!
どんな理由をつけようと、逃げたことは自分が一番わかってるはず。それに向き合いたくないから、一層何かや誰かのせいにして、自分で自分をも騙してしまう。
逃げ癖・先延ばし癖を認めないと幸せになれないロジック
本音ではわかっているんです。
でも自分が「逃げグセ」があることを認めたくないと、誤魔化してしまうんです。
すると何か壁や問題が起きるたび、大義名分や理由になる「トラブル」を無意識に求めてしまうことになるわけ。
実際は何もないのに、逃げたいために小さな嘘をつきます。
「電車が遅れて・・・」
「ちょっと病気しちゃって・・・」
「身内がトラブルに巻き込まれちゃって・・・」
最初は小さな嘘ですが、これも立派な思考ですね。
あるいは先ほども言いましたように、相手の非を大げさに捉えて騒ぎ立てる。
こうした思考は積み重なるとちゃんと実現しますので、逃げグセのある人は、いつも人生うまくいかない、ということになります。すんごい勿体無いの。
逃げている限り、ストレス耐性が低いまま。いつまででも逃げないといけないことになります。
なので「逃げグセのある自分」もちゃんと受け止めて、自分にしっかりと向き合うことですよ。
この方も逃げグセから卒業し結婚、