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このブログでは一貫して「パートナーシップの問題を改善したくば、親との関係性を見直すこと!」と言い続けてきました。
そうは言っても、親にイライラが止まらない!という方や、めんどくさいから距離を置いている、という方もおられるかもしれません。また親の愛やパートナーからの愛に気づいてしまうと、自分が負けたような気になる、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
どっちにしても親とのことは解決しておくに限りますよ。だっていろんなところに影響するからねー。
今日はそんなあなたに参考になる映画をご紹介したいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
映画「殿、利息でござる」
いやー、予想を裏切る良さでした!
全く期待せずに観たら、どんどん引き込まれてしまい、最終的には湯川のプログラム受講生さんにもオススメした上に、先日はそのシェア会までやりましたからね〜。
ストーリーは以下。Amazonプライムに紹介されていたものを引用します。
金欠のため、百姓や町人へ容赦なく重税を課していた仙台藩。
中でもさびれ果てた小さな宿場町・吉岡宿では、破産と夜逃げが相次いでいた。町の将来を心配する十三郎は、知恵者の篤平治から宿場復興の秘策を打ち明けられる。
それは、藩に大金を貸し付け利息を巻き上げるという、
百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想であった。計画が明るみに出れば打ち首確実。
必要な資金は千両。
現在の3億円という大金を水面下で集める、前代未聞の頭脳戦が始まった。
とまあ、こんな感じのただのエンタメ時代劇かと思いきや、めっちゃ沢山の学びがありました。
見所を湯川なりに、まとめてみたいと思います。
親の大きな愛と子供の近視眼の違いに気づく
主人公の阿部サダヲは父親との葛藤を抱えています。同時に弟への嫉妬心も。それが最後の最後で「こんなオチになるんか…」と。深く胸を打たれました。
つまり子供の視点とは、どれほど近視眼的で自分しか観ていないのか。
同時に親はいちいち語る事はなく、どれほどの深い愛で子供の事を信じ見守っているのか。
勝ち負けにこだわっている自分が、いかに小さいことを考えているのか。
画面を見ながらご自身の親への思いとオーバーラップする方もおられるでしょう。優しい思いととも、胸に迫ってきます。
親の愛に気づくことで親から受け継いだ才能が花開く
親をバカにしていたり、毛嫌いしている間は、親や先祖から受け継いだ「才能」や「資質」が全く開花しないんですね。
そりゃそうですよね、自分のルーツである親を否定しているんですからね。
でも阿部サダヲが親の愛に真に気づけた瞬間、自分には無いものだと思っていた能力がハッキリ芽生えるのです。いや〜、ここで母親役の草笛光子の一言が良かった!
全ては自分の鏡ー親の姿を観る事で子供が自ら動き出す
主人公の阿部サダヲが父親を毛嫌いしていたように、阿部サダヲの息子も、父親である阿部サダヲのことを毛嫌いしていました。
ところが父の無私なる仕事ぶりを間近にみることで、何も言わなくても子供が変化していったんですね。
いちいち細かいことを言う必要はないのです。
すべては自分が源。
子供を変えたくば、自分が変わること。
まさに鏡の法則です!!
まとめー日本人の「信じる力」と「待つ力」のスゴさ
今のようにすぐに誰とでも繋がれる世界ではなく、物語は1つのことをするのに年単位で時間が過ぎていきます。
インスタントに欲しがる我々現代人には、とても想像もつかないくらいの「待つ力」と「信じる力」があったのだと思いましたね。
これは本当に学ぶべき点です。あとは実際観て欲しい。
「殿、利息でござる!」
http://amzn.to/2BBOC46
AmazonプライムやNetflixで観れます。是非一度!
では「利息でござる」の感想、よかったら聞かせて下さいね!
この記事も参考になります。
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良かったら是非ご覧下さい〜。
湯川 央恵