湯川です。
読者さんからこんな相談を頂きました。
36歳独身女性です。
3月末に実家に帰った際、親から「結婚はまだか!」とうるさく言われてウンザリしています。
この数年実家に帰るたびにこの調子なので本当に参っています。
いやー、大変です。お察しいたします…。この手のお悩み、多いと思います。
結婚だけじゃなくて「子どもはまだか!」という親のプレッシャーを感じている方も、いらっしゃるかもしれませんね。
親がうるさく言って来るホントの理由
誰でもいいから結婚しろとか、取りあえず子どもだけでも作れとか(笑)
言われれば言われるほど反発したくなったり、無駄に焦ってうまくいくものも行かなくなったり…。
そもそもなんでご両親は、そこまで結婚!結婚!と言って来るのか?
あなたはどう思いますか?
これはたった一つだと思うんですよ。
それは「親はあなたより先に死ぬ」
だから…
「自分たち親が死んだ後も、幸せに生きて欲しい」
この一念なんだと思うんですよ。
それはまさに、親の愛と責任感なんですね。
お互いの思いを肚割って話す
でも、ヤイヤイ言われている側からすると
「親の勝手な都合」とか「親の体裁の為に結婚させようとしている」とか思っちゃう訳ですよ。
でもね、それホント違いますから〜。
ただそうは言っても、納得は出来ないと思います。
ですので私からお勧めするのは、親と肚割って対話すること。
(意外とオーソドックスですいません💦)
どういう選択をしても、それは自分自身の人生ですから、自分が責任を引き受けるだけのこと。
でも対話もせず一方的にはねつけるのではなく、なぜそんなに結婚を進めて来るのか、一度キチンと双方、お互いの思いを話し合うことだと思うのですよ。
もしかして親御さんが結婚が遅かった事で、苦労した人を見て来たのかもしれないし、何か親御さんなりの理由があるかもしれないし、無いかもしれない。
はねつけるのも、親を批判するのも、私は全然いいと思います。
ただ、まずは親の思いを聞いてみてからでも遅くはないのでは、と思いました。
同じ役割が廻って来る法則
「そういう話をするのもイヤ!」
そんな声が聞こえて来そうですね〜(笑)
他人はアナタを追い詰めるようなことは言いません。
一見優しいように感じるかも知れませんが、それは責任がないからですよ。
だからいくらでも優しく言えるのです。
でも親は違う。自分のほうが、先に死ぬ確率がうんと高いから。
そもそも親を恨んでいると、将来結婚して親になったら、子どもから恨まれるという未来が待っているので(同じ役割がまわってくる法則ね)
無意識に結婚できないような現実を引き寄せます。
既婚者ばかり引き寄せたり、
お見合いで気持ち悪い人が来るとか(笑)
最初は良くてもフラれるという現実を作ったりね。
なぜならば無意識下で、将来恨まれることを知っているからですね。ホント潜在意識すげー!
これとは別に・・・
「親の期待に応えるべきだ」「親をガッカリさせてはいけない」こんなふうに考えて自分を責めてしまうのであれば、これは深く見て行った方がいいです。
つまりこう思ってしまうのは「私の期待に応えろ!」「私をガッカリさせるな!」が最初のスタート。
だからこのお姫様のような思考を、修正していくことが必須ですねー!
でないと理性で
「そんなことを思ってはイケナイ」と押さえつけた所で
その思いは沸々と湧いて来るのですから…。
そのことで、何より自分が一番苦しいですよね。
だから今こんなことが起こっているなら、むしろチャンスなんですよ!!
親の思い、自分の思い。
それらをちゃんと分かったうえで、思考の修正をしていき、折り合いつけて行きましょうね。
この記事も参考になりますよ。