執着を手放すと変わるふたりの関係性

それは愛?執着?

こんな言葉よく聞きませんか?

別れを決意してから相手の良さがわかる

それまで散々振り回され、時には相手からの暴言や暴力があったかもしれない。

そんな相手に対し、あなたは我慢に我慢を重ね、あるとき一気に爆発。

そして別れを決意する。

 

でも・・・

これまで振り回されてきたのに、いざ別れようとなると、
相手にしてもらったことやかけてもらった言葉、
時折見せる優しさや肌のぬくもり。。。

 

そんなとき相手から

「君がどれほど大事な存在だったかやっとわかった!戻ってきてくれ!」

などと言われようものなら、ぴゅーんと元に戻ってしまいたくもなります(笑)

 

しかしながらハッキリ言います。

彼は本当にあなたのことを、大事な存在だとは思っていない可能性が高いです。

 

ただ、自分の心の隙間を埋めてくれる、あなたが居なくなることが嫌なだけ。

それは愛ではなく執着なのです。

 

唯一、コントロールできたあなたを失ってしまうことの恐怖でいっぱいなのかもしれません。

ですから一度はやり直そうと、彼の元に戻ったとしても、再び同じことが起こってしまいます。

そのことは私に言われるまでもなく、あなたは既によーく分かっていますよね。

 

DV男も同じ。

あなたをコントロールし、自分の支配下に置くことで自分が保てるわけです。

相手を自分の支配下に置かなければならない程、自分に自信がないってワケ。

だから対等に付き合えないのです。常に上下関係を作ってしまうわけです。

 

ふたりの関係性を決定づける意外なこと

でも、ちょっと考えてほしい。

それは、あなたとて同じことではないか?ってこと。

あなたも自分に自信がないため、相手から支配的にされることで、どこか安心していたところはないですか?

 

お互いの根っこは同じ。

だからこそ、この二人の組み合わせは必然なのです。

 

ですからたとえ別れても、同じような相手をまた選んでしまうんですね・・・。

そりゃそうです。問題は相手にあるのではない。自分の中にあるんですから。

自分の自信の無さや、自己肯定感の低さにあるのです。

 

苦しい恋愛が続くのも、
つい我慢してしまうのも、
高飛車にふるまってしまうのも、
顔色を伺ってハラハラしてしまうのも、

その根っこは上記に書いた、自信の無さや自己肯定感の低さにあります。

 

見ないようにしていても、気付かないようにしていても、何かが変わるワケではありません。

むしろ、問題をより奥に押しこめて見えにくくしてしまうんですね。

自分自身が、この心の傷をしっかり癒そう、と決意しない間は何も変わらないのです。

 

夫との関係性が変わったEさん

ここで、自分に自信をもてたことで、夫との関係性が変わったEさんを例に話します。

 

離婚したいと思いつつ、ムリだと思い込んでいたEさん。

経済的なことは夫に丸投げしていたため、実際に生活するのにどれくらいかかるのか、分かっていなかったんですね。

きっとすごくかかるんじゃないかと、むやみにおびえていたのです。

そして「離婚したら生きて行けない!」と思い込んでいました。

 

現実を知る為の湯川からの課題

そんなEさんに、毎月どれくらいの経費が発生しているのかを調べていただきました。

水道光熱費、お家賃、食費はもちろんのこと、E家として、他にどんな経費が発生しているかを詳細に調べたEさん。

その流れで、離婚した母子家庭向けの補助やサービスなどをあれこれ調べだしたそうなのです。

すると、行政からの様々なサポートや住宅優遇など、母子家庭として生きていくためにいろんんな方法があることが分かったんですね。

 

もちろん今のような生活水準という訳には行かないでしょう。

でも苦しくても、決してムリではない。何とかやっていける!と分かったのです。

 

具体的に動いたからこそ得たこの感覚

そしてEさんは、こんなふうに思うようになったんですね。

「イヤならいつでも離婚できる」

こう思えることで、驚くほど心が軽く、ラクになれたんです。私はココがEさんの素晴らしいところだと思うのです。

つまり「夫のことをイヤ」と思いながら、何も動かないのではなく、

具体的にきちんと調べた上で、さらに、いざと言うとき「どんなセイフティネットワークがあるか」も調べ上げたわけです。

実際に離婚する・しないに関わらず、具体的に調べることなんですね。

そのことで「なんとか出来るかも」と思えるこの感覚です。

相手に精神的にも経済的にもどっぷり依存している限り、この感覚は得られませんからね。

でも、ちょっと調べれば分かることを、「そんなのムリ」と思い込んで放棄している人のなんと多いことか…。あ、ちょっと前のEさんもそうでしたけど(笑)

物わかりのいい妻や顔色を見てビクビクしていのが…

驚くことはまだあります。

実は夫が変わってきたのです!あれだけモラハラ的な言葉を投げつけてきていたのが、Eさんを尊重するような言葉に徐々になってきたんですね~。

まあ、お前もがんばってくれているもんな

お前が居ないと、やっぱ俺、ダメやからね

以前の夫からするとその発言は、Eさんいわく「考えられない!」ほどの変化だったそうです。

 

Eさんが「イヤならいつでも離婚できる」と思えたことで、これまで夫に対していつも顔色を見てオドオドしたような態度だったり、物わかりの良い「いい妻」をずっと演じていたのが、徐々に、自分の意見を言えるようになってきました。

それは夫に対して威圧的になるということではなく、これまで夫の意見が絶対だったのが「私はこう思うの」とニュートラルに言えるようになったことと、その気持ちを自分が尊重できるようになってきたということ。

 

そして毎日イキイキし出したEさんを見た夫側からすると、「何か吹っ切れた妻」を感じたのかもしれません。

あるいは、このままだと妻に見限られるかも!? そう焦ったのかもしれません。(笑)

 

いずれにしても二人の関係性が、明らかに変わったのです!

夫は全面的に変わったのではなく、相変わらず否定的なことを言ってくることもあるようです。

でもEさんは以前のようにがっくり落ち込んだり、イライラを子どもにぶつけたりするのではなく「まあ、いいか」って思えるようになったんですね。

ここ、大事ですねー!!!!

たった一人の人に依存して「この人がいないと生きて行けない」と思うと、その人を失うことが恐ろしくて仕方なくなります。

 

失わないために、相手を不機嫌にせず、自分を押し殺し、我慢を重ねてしまうわけですね。

そうすると相手から尊厳を傷つけたり、軽んじられるような扱いを受けてしまうのです。

でも相手は鏡ですから、自分もどこかの領域で相手の尊厳を傷つけたり、軽んじるような行為をしているハズなんですよ。

自分ばかりが被害者、ということはありません(きっぱり)

そして自分の思い通りにやってくれることが愛なんだ、という勘違いを修正していくことなのです。

自分の思い通りにやってくれることが愛、もしくは相手の思い通りにやってあげることが愛。これ「愛」じゃなくて「執着」ですからね〜。

これが「愛」だと思っている限り、めちゃめちゃしんどいですからね!

まずは自分の中の「愛」と「執着」の違いについて、調べて行くといいですね。

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この記事を書いた人

湯川 央恵

幼少期からの家庭環境が将来のパートナーとの関係に大きく影響するということを 自らが夫婦関係の中で体験、

解決したことを機に、学んできた潜在意識、NLP、フラクタル、アドラー他心理学、認知行動療法等を融合し, <ダメンズ引寄せ心理学の専門家>として活動。

クライアントに寄り添いつつも、問題点にズバリと切り込む独自のセッションが好評。

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