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価値観の差が出やすい「キッチン&ベット&子育て」
我が家は夫婦ともに納豆好き。ですが夫が納豆が食べられるようになったのは、10年ほど前なのです。それまでは「大嫌い」な食材の一つだったんですね。
結婚した当時、夫が納豆嫌いなことを知らずに出したことがありました。そのことで、えらく怒られましたね(笑)
私としては独身時代から、当たり前のように食べていたので、夫が怒り出したときは、正直びっくりしたんですよね。
こんな風に食の嗜好は「価値観の違いが見えやすい」とされています。
あと性についても同じく価値観がでやすいもの。
さらに「子育て」
こちらは自分の育ってきた環境も大いに影響するため、なかなか一筋縄ではいかないようです。一体どうすればいいんでしょう?
夫婦で子育ての価値観が違う場合
以前私のところに、夫婦の価値観が合わないと、相談に来られた方がいらっしゃいました。
特に子供の教育について、夫婦で意見が分かれるようで悩んでおられたんですね。
確かに子供のことでパートナーと意見が分かれてしまうと、どうしたらいいのか困ってしまうという気持ちも、よく分かります。
夫婦で子育ての意見は一致させるべき?
一般的に
「子育てにおいて父親と母親の意見が一致しているほうが望ましい」
と思われているフシはありますね。
夫婦で子供にテンでバラバラなことを言うと子供が混乱する、という意味でしょうが、私はそうは思わないんです。
うちも実は子供が小さい頃、私と夫と教育方針が違っていました。
私は子どもがやりたいと言う習い事は、何でもやらせてあげたいと思う方。
一方、夫は習い事なんて何ひとつ不要!子供はわんぱくが一番!という価値観の人。
夫婦で意見が分かれた時の具体的対処法
これをどちらか一方に合わせようとすると、しんどい。相手をねじ伏せようとして色々と問題が起きる訳です。
なので我が家はどうしたかと言うと・・・
そのまま子供に伝えました。
お母さんは○○と思う。
そしてお父さんは△△だと思っている。どっちを選んでもいいよ。
すると子供は自分なりに考えて、答えを出してくるんですね。
この時に子供に選択させているのに、後から文句を言うパターンですね。これやっちゃいけません。
文句を言うくらいなら、最初から子供に選択させないほうが、ずっといいです!!
なので子供がどちらを選択しても、尊重できるのかどうかを先に考えておいてくださいね。でないと、ただのパフォーマンスで終わってしまいますから。
夫婦で価値観が合わないことで得られるメリット
つまり、
価値観って合わないと苦しいワケでも、困るワケでもない。
合わなければ、それだけ選択肢が増えるってことだから。
つまり、合っていると、それしか選択肢が無くなる。
子供にとってそれが受け入れられることならいいけど、そうじゃなかったら、、、、。悲劇です(苦笑)
なので!
何もかも一緒ではなく、違いを楽しめる余裕を 持とうと思う こと!
すると、違えば違うほど、選択肢も自分の幅も広がるってこと!!
そして違いがあるからこそ、自分には無い視点を学べるチャンスなんですよ。
これは子育てだけじゃないですね。
恋人同士でも「彼と価値観が違う」ということで悩む必要は全くないのです。
違っていいんですよ。そしてその違いから学ぶといいですね。
と言いますか、そもそも一緒でないとダメと思うことに、無理があることを知って下さいね。
一人一人育った環境も、受けてきた教育も違うわけです。
子育てのゴールに逸れていなければ違いもオッケー!
意見が一致するのがアタリマエじゃなく、むしろ
「奇跡」だということ!
「一致していること」を前提にすると、「これも合わない!」「あれも合わない!」と消去法になります。なので、ツラいの。
でも「違いがあって当たり前」を前提にすると、1つでも合っていれば「おおっっ!!」ってなるわけですからね!!
どっちのほうが、お互い楽しいですか?
そして子育てのゴールは「親がいなくても子供がしっかり自立して生きていけるように育てること」
ここさえ合っていれば、多少選択の違いがあったとしても、大きいな違いってありません。
細かなところに一喜一憂せず、どっしり構えていってください。
そして何があってもこの子なら乗り越えていける!そう親の私たちが信じることでしょうね。
でも気になって気になって仕方ないって方は、それは自分の問題です。
子供や夫にあれこれ押し付けるまえに、自分の問題として自分に向き合いしっかりクリアにしていきましょう。
こちらの記事が参考になります。
根本解決したい方はプロの手を借りて解決していきましょう。最初の一歩が個別体験会です。
湯川 央恵