極端な思考がネガティブマインドに向かわせる

先日TVで、イタリアの世界遺産コロッセオを紹介していました。
残された建造物から歴史的な背景や様々なドラマを伝えてくれて、私もその場にいるよう気分になれました。
コロッセオの映像を見ただけだと、退廃的な印象でしかありませんが、番組のナビゲーターが詳細を伝えることで、かつてのローマの栄華を想像することができました。
 
このように、ドラマや時代背景、そして色や光、細部にわたるディテールを伝えられるようになるには、それなりの「経験と目を養う必要がある」ということ。
それなのに、私たちは一気に成果を出そうとしてしまうことがありますよね。
 
この極端な思考が、きわめて自滅的な方向に走らせてしまうのです。

極端to極端。白or黒。好きor嫌い。成功or失敗・・・

成功と失敗の間には、さまざまな気づきや学び、成長があります。
 
誰からも「スゴイ」と言われる存在でなければ、自分で自分を受け入れらないという経験もあるでしょう。
理想的な自分の姿に縛られて、本当のありのままの自分を見るのが嫌で、認めることもできません。
 
かつて、そんな不完全な自分や、弱い自分を受け入れられなかった湯川は、いつも「自分はダメなやつ」と責めていたものです。
人から認められたくて必死になったかと思うと、燃え尽きて何もできなくなってしまいます。
時間とお金かけて友人の相談に乗ってやったかと思えば、いきなり縁を切ってしまったり。
こんな風に、極端から極端に走るのは、自分が自分を受け入れていないだけなのです。
 
極端な人というのは、自分を受け入れていないから、他人を受け入れることができない。
あなたがあなた自身をどう思っているのかが、自分の人生すべてに現われているということ。
成果を出せない自分を受け入れられないと、そのことでダメ出しされるような状況や、条件つきなら受け入れられるという状況が出現するのです。
 

成果を出せない自分を好きになるってことですか?

いえいえ、そういうことを言いたいのではありません。
成果を出せない自分を、いい・悪いではなく「そのまま受け入れ認める」ことが必要なのです。
好き・嫌いというのも感情の1つで、それは自然にわいてくるもの。
無理やり好きにならなければ!となると、違和感があります。
 

自己肯定感を上げる方法

好き・嫌いを超えて・・・そんな自分を受け入れる。そんな自分を認めてあげる。
それでいいのです。そこにはいい悪いのジャッジもありません。
過大評価して「ホントはすごいのだ」と変換する必要もない、ということ。
 
あなたが、あなた自身を認めて受け入れていれば、他の人があなたのことを受け入れ認めることも可能になります。
 
自分が自分を扱うようにしか、他人から扱われないのですから。
ですから、まずは等身大の自分を認めていきましょう。
何か条件をつけるのでなく、そのままの自分を受け入れていきましょう。
 
言葉に出して言ってみても良いですね。
「私は〇〇が出来ないけど、そんな私を、そのまま受け入れる!」という具合に。
 
その言葉だけで、なんだか楽になってきませんか?
そう。今のその感じを、よく覚えておいてくださいね!
 

「そんな自分をそのまま受け入れる」ができない人

それでも。自分を認め受け入れることはできないという方もいらっしゃいます。
失敗が多く、そのせいでみんなにも迷惑をかけているので、そんな私が自分を認めてしまったら、もっとひどくなってしまうと思うのです・・・という方。
確かに、難しいですよね。それができたら苦労しない。
 
もっと頑張ろう!と思っている矢先に、そんな甘えたことを言っていると、ますます深刻な状況を生むのではないか。
そう思うのも、よく理解できます。
かつての湯川は、そう思っていたのですから。
 
しかし、それこそがポイントなんですよ!!
できていない自分を責めるということは、恐らく、できていない他の人に対しても怒りや不満を感じるはずです。
自分が自分を受け入れられる度合いに応じて、自分が他人を受け入れられるようになります。
自分が自分を受け入れられる度合いに応じて、他人が自分を受け入れてくれる度合いも違ってきます。
 
すべては、自分自身がルーツ。
 
そして、できない自分を受け入れるというのは、「どうせダメなんだ」と諦めて何もしない、という意味ではありませんよ。
自分の不完全さ、未熟さを受け入れつつ、そんな自分が少しでも向上していけるようにコツコツやっていくということ。
 
ダメな自分を受け入れず、そこから目を背けている限り、私たちは恐れや不安の中で生きることになってしまうのです。
 

自分を受け入れ、許していく方法

一番やさしい方法は「自分が感じていることを受け入れる」ということ。
自分が感じること、思うことを、自分がしっかりと受け止めてあげましょう。
これを難しくさせているのは「自分を厳しく取り締まるもう一人の自分」の存在です。
 
例えば怒りや悲しみ、恐れなどの感情を感じた時、どうでしょう?
「こんな感情を感じてはいけない」
「こんな風に思うのはダメだ」
 
そうやってもう一人の自分がジャッジして、自分の気持ちを押しこめていませんか?
小さい頃、楽しくってきゃっきゃとはしゃいでいると、バカにされたり、「うるさい!」と言われたり。
悲しくて泣いていると、「いつまで泣いてる!」、「さっさと泣きやめ!」と怒鳴られたり。
 
そのような体験も大きく影響しているでしょう。
こうして私たちは感情を感じることを、どこか押さえがちになってしまっているのです。
 
悲しい時は「悲しい」と言って泣く。
悔しい時は「悔しい」と言って悔しがる。
 
そしてそんな自分の気持ちを否定することなく・・・
「悲しかったよね」「悔しかったよね」と、受け止めてあげましょう。
これができると、自分が自分を受け入れらるようになります。


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