親のことを尊敬しているのに、なぜかダメンズばかり。親を見下しているわけでもないのに一体どういうこと?
今日はそんな質問にお答えしていきます。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
親を尊敬しているのにパートナーシップに難あり
こんなメールをいただきました。
私の両親は本当に偉大で尊敬に値すべき人達でした。
経済的な心配を一切したことのない私は、その2人に愛され育てられてきたと思っております。
親に対して心から感謝しています。それなのにつき合う男性は、どうもパッとしない人ばかり。
前の旦那はお金にだらしない人で、借金も作っていました。
パートナーシップは、親との関係性だと理解しております。
私は親を尊敬しているのに、どうしてダメな人ばかりがくるのでしょう。
お〜!いいですね〜!面白い質問です!!
親のことは尊敬しているはずなのに、ダメンズばかりで人生がうまくいかない。
最近この手の相談が、ぽろぽろと寄せられています。
まずはご両親のことを尊敬され、自分はしっかり愛されていたと認識できていることは素晴らしい!
でも付き合う彼がダメンズだったり、現実に問題を抱えているわけですよね。
親のことを見下しているならまだしも、こうして尊敬しているのに一体どういうことだ?って思いますよね!
お父さんの本当の素晴らしさが見えているか!?
ズバッといきましょう(笑)
彼や元夫に対して「お父さん役」を求めていなかったか?ということ。
ここ、よーく振り返ってみて下さいね!
質問者さんは、夫や彼にとって共に生み出し、成長し合えるパートナーとは到底言えず
むしろ、経済的に庇護され守られ手のかかる「子ども」のようではなかったでしょうか?
しかも、ごっつ金のかかる子どもですよ(笑)
心の奥底ではパートナーに対し、
親と同じものを「当たり前」に求めることがよくあります。
親に感謝しているとはいえ、その中身が大事!
一度親にどんな所を感謝しているのか、是非書き出してみて下さい。
何に感謝しているのかを明確にする
以前、あるクライアントさんに「夫に感謝していること」を書き出してもらったことがあるんですね。
すると、どれもこれも「買ってもらったこと」や「連れて行ってくれたこと」など、表面的なわかりやすくお金が絡むことばかりだったんですね。
私もクライアントさんも2人でビックリですよ!
クライアントさん曰く「私、こんな表面的なことしか見えてなかったんですね〜」と(笑)
例えば、夫が朝から晩まで働いてくれていること。
一家の大黒柱として、会社では責任者として、当たり前のように責任を負ってくれていること。
見えない税金、固定資産税や、住民税、自動車税、水道光熱費すら幾らかかっているのかも知らない。
仕事を辞めたいこともあったろうけど、そんなことを夫が口にすることさえ許さない。
さらに、お金が絡まないものは「感謝に値しない」と思っていたってことですからね。
もしくは「アタリマエ」だと(苦笑)
その方の夫はといえば、冷蔵庫の中をチェックして賞味期限切れのものを出しては、彼女はよく怒られていたそうです。
そりゃそうです。
自分が一生懸命稼いだお金を、無駄に使われていたら本当にガッカリしますし、彼女のことを大事にしようと思えなくなる気持ちも分かりますよね。
ダメンズガキ夫メーカーの特徴
ハッキリ言います!
パートナーは経済的庇護をしてくれる「お父さん」ではありません!
共に創りだし、生み出していく存在、成長し合う存在な訳ですよ!!
なのに、体は大人であっても心が子どものままのあなただと全く釣り合いません!
未だにお父さんを求めているということは、潜在意識下では「子どもでいたい!」という思いが強いということ。
つまり自分で動くよりも「満足は与えてもらうもの」と受け身万歳の思考なんですよね。
その場合は、自立した相手との出会いも無いし結婚は難しいと思います。
自分と同じような受け身でおこちゃま「ガキ夫」になります。
婚活女子は、もれなくこの思考がないかチェックですー!
まとめ
相手は自分の鏡ですから、自分が精神的に自立できておらず、甘々なお子ちゃまだったら、パートナーが出来たとしても、同じく甘々なお子ちゃまなのです。
幸せな結婚がしたければ、まずは自分が精神的に自立する!
何でもやってもらいたい、買ってもらいたい、世話してもらいたいは、成長のベクトルが真逆!!
退化の方向になっているってこと、ですからね!