女性脳は「迷う」のが好き

メリットを探せ！

このブログで何度もお伝えしておりますが、頭で分かってもやれないのは、意思が弱い訳でもなく、性格に問題がある訳でもない。
潜在意識が「やらないほうがメリットがある」と思っているから。
 
例えば、頭では「結婚したい！」と思っていても出来ないのは
「結婚をしないほうがいいメリット」があるってこと！
もちろんメリットの内容は人によって様々です。
 

メリットの中身

ある人は、結婚しないことで
「ずっと依存できる、子どものままでいれる」というメリットがあるかもしれませんし、
 
またある人は
「ラクできて責任を負わずに済むことができる」というメリットかもしれません。
 
ある人は
「自分を育てた母親を責めることができる」というメリットかもしれませんし
 
また別の人は
「自分の正しさを証明できる」メリットかもしれません。
 
これは本当に人それぞれ。
でもそのメリットがある限り、いくら頭で「結婚したい」とか「仕事で成功したい」とか「美しくなりたい」と思っていても、実現しません。
顕在意識と潜在意識が同じ思いになったとき、願望実現ってめっちゃスムーズにいくんですよ。
 
なかなか実現しないってことは、潜在意識で「実現しないほうがいい」って思っているってことね。
つまりそれこそが「実現しないメリット」ってことなのです。
 
 

メリットを別視点で見ると？

そのメリットって自分ではホント分からない。
それほど巧妙。
 
私達プロはその辺りのことを、話を聞くと紐解くことが出来るわけですね。
なのでまずはそのメリットを探ること。
そしてそのメリットが今も欲しいのかを自分に問うこと。
 
そして一番大事なのが、幼い頃にメリットと思っていたことを、全く違う視点で見る、ということ。
コレ、さくっと書いたけどめっちゃ大事な視点です。
 
つまり子どもの頃って、近視眼的で自分にとって、快か不快かでしか見ることが出来ないわけです。
いくら自分のために怒ってくれても、それが子どもの頃は「ヒドいこと」になったりしているってことね。
 
だから「怒られない」というメリットを選択しているとするならば、その人は怒られないためにチャレンジもしないし、無難なことしか選ばない。
そんな人生だとしたら、「成長」や「進化」とは真逆の方向の「退化」に走っているということ。
それが全く見えていない人のナント多いことか！
 
こんなふうに、極めて子どもっぽいメリットを、今も尚持ち続けているとするなら、
人生、めっちゃ損です（笑）
 

視点の転換

視点の転換というのは自分一人ではムリだと湯川は思うんですね。
なぜなら視点の転換って、つまり自分にない視点ということでしょ。
ないもので見るって、なかなか難しい…。
そもそも自分の中に無いから、ずっとその視点のまま、なんですよね。
 
でもね人の話を聞い時や、何かモヤモヤと違和感を感じた時などに気づける事って多いんですよ。
だから違和感大歓迎なのです（笑）
 
それと何度もこのメルマガで言ってるけど、チャイルドを躾けるってこと。
これは別視点プラス躾けることが入るので、一人でやるのはホント難しいだろうなあと思います。
 

迷っている時間を極力少なくする

人それぞれ変わりたいスピードがあるので、それは尊重したらいいと思う。
でも同時に私達は有限の時間の中を生きています。
なので先送りにすることは、何一ついい事はないと私は思っています。
 
女性脳って迷うことが好きなんです。
だから女性はビュッフェランチ、好きでしょ。
あれもこれもと迷っていろいろちょっとづつ食べられるもの。
男性脳はビュッフェよりも一点買い。
蕎麦なら蕎麦、トンカツならトンカツってね。
 
 
人間のもてるエネルギーが１００だとしたら、女性は迷うことでそのエネルギーの大半を使います。
そして未来を創っていくほうのエネルギーはホンのちょっぴり。
 
それだと未来は創造できないわけです。
なので迷う時間は極力少なくして、自分の思う未来を創っていく方向にエネルギーを使っていきたいものですね。
 
そのためには自分のゴールをしっかり定めること。
これがないとその場しのぎのエネルギーの使い方をしますからね〜。
 
湯川 央恵