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今日は「いいパートナーシップを築くために忘れちゃいけない、たった一つのこと」というテーマでお話ししていきますね。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
「愚妻」と紹介!昭和の匂いがプンプンする
我が家は結婚して28年が経ちます。早いもんですよ〜。
結婚してまだ数ヶ月の頃、夫の知り合いが遊びに来てくれたことがありました。
その時夫から「うちの愚妻です」と紹介されたことがあったんですねー。その言葉を聞いてその後、大げんか笑。
約30年前とは言え、愚妻なんて言葉は、もはや死語と思っていた私は、夫が本当にそう思っていると思って、本当にがっくり来ていました。
友人から学んだ「解釈の仕方」
そのことを友人に話すと、思いもよらない言葉が返ってきたんですね。
確かに“愚妻”ってなかなかのパワーワードだね。だからこそ、本当にあなたが“愚妻”だったら言わないんじゃないかな?
ご主人なりに、あなたを最大リスペクトしているからこそ、他人にはそう言ったんじゃないの?
もう目ん玉飛び出そうなくらい驚きました。そういう解釈があるのかー!と。
ただ友人の言葉は当時の私にとっては、あまりに飛躍しすぎて、にわかには受け入れることができなかったんですよね。(本音は「愚妻」の自覚が、ほんのりあったんですよ笑)
言葉に引っかかるのではなく、行動を見る
あの時、夫は本当にスペクトしてくれていたのか、それは分かりません。
ですが、今 から思えば、そんな小さなこと、どーでもいいじゃない。と思うワケ。
理由はそれ以上に何十年と家族を養い、責任を負い続けてくれた、その行動自体が全てだから。それを無しにしてまで、あの言葉にこだわる意味は無いと思うから。
結婚生活って、いろんなことがあります。
何十年と長くなれば、新婚当時のように、いつもラブラブしていたり、べったりと一緒にいるような関係ではないですね。
言った言わないなど、些細なことで相手を許せなくなり、大げんかを繰り広げたり。そんな中で折り合いながら、お互いのことを理解しあっていくのだと思います。
自分の要望(ニーズ)と相手の要望(ニーズ)
「こうあるべき」
「こうしてもらわないと嫌」というような押し付けや強制では疲弊する一方ですからね。
だからこそ、自分の意見を押し付けたくなった時に、覚えておいてほしい言葉があります。
あなたにも要望やニーズがあるように、
相手にも相手の要望やニーズがある
これを忘れちゃいけません。
そしてこれこそが、いいパートナーシップを築くためにも、そしていい人間関係を築いて幸せに生きていくためにも、忘れちゃいけないことなんです。
関わりの中で得られる自分の要望(ニーズ)はリクエストの形で
自分の要望やニーズは、基本自分で満たせるように。
他人に満たしてもらわないと我慢できない!では自分も相手も大変ですからね。なので自分が満たしていくこと。
でもね・・・。人との関わりの中で満たされるものも、確かにあります。
だから、やって欲しいことやニーズがあれば、ニュートラルに相手に伝えていいんです。いや、むしろ伝えない限り、伝わりませんからね笑
その時に「やってくれないと嫌!」ではなく、あくまでも「リクエスト」です。
それを受け入れるかどうかは相手次第なの。相手に100%の自由意志があります。
「ダメでもそれは仕方ない。でも受け入れてくれたら嬉しい」このくらいの心の余白は持っておきたいですね。
だからこそ何度も言いますが
「自分にも要望やニーズがあるように、相手にも相手の要望やニーズがある」
これを忘れないことだと思うんですよ。
自分の人生を幸せにするのは自分の責任
もしどうしても自分の要望やニーズが「あなたでないとダメ!」や「こうしてもらわないとダメ!」と限定的な形で望んでしまうのであらば「なぜそうでないとダメなのか?」と自分の本音を探っていく必要があります。
そこはインナーチャイルドが大いに影響している領域かと思います。そしてそれは「自分の人生を自分が幸せにする」意味でも、自分の責任として向き合っていくことだと思います。
すると自然体でいながら、お互い尊重しあえる関係性になれますからね!
今日は「愛妻家の日」
表面的に取り繕うのではなく、心の底から信頼しあえる本当のパートナーシップを築いていきましょう。
湯川央恵
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