目次
今日は2月2日。「夫婦の日」だそうです笑。
さて今日は「離婚後、次のステージに向かう時に必要なこと」というテーマでお伝えします。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
離婚した時に「残すとダメ」なもの
なんとか夫婦関係を修復しようとして来たけど、最終的には「離婚」を選択される方もおられるでしょう。
その決断に至るまでは、辛く悲しいことも沢山あったかもしれません。
離婚でも修復でも、どんな状況であっても、幸せは自分が作り出せるもの。だから私は何がなんでも「修復」とは思っていません。修復だけが幸せとは限りませんから。
ご本人が幸せになるなら、離婚を選んでも、修復を選んでも、それ以外を選んでも良いのです。
大事なのは、自分が選んだ道を、自分が幸せにすればいいだけのこと。
そのためにも「恨みを残したままにしない」というのは大事なことなのです。
ネガティブエネルギーを使って行動すると
恨み心や怒りは、ものすごいエネルギー源にはなります。
底に沈んでいる時や、一歩前に踏み出せない時は、そのエネルギーが行動させることもありますからね。
ですが、恨み心や怒りをそのままにしていると、ちょっと困ったことが起きてしまうことも…。
例えば離婚してから、その後新しい環境になり「おぉ!いい感じ!」と思っていると、あれ?なぜかまた同じようなパターンに陥ってしまったり、似たようなタイプの人と問題が起きてしまったり・・・。
そんな経験をした方は、少なく無いでしょう。
別れの美学ー過去のことをマルにする
離婚した時に、必ずやって欲しいことがあります。
それは元旦那に関わる過去のことを「マル」にしておくこと。
具体的には
あの出来事があったからこそ、
得られたこと、
気づかせてもらえたこと、
身についたこと。
これを是が非でも「探す」ということ
これは意識して探さないかぎり、見えてきません。
「見ようとしない限り、見えてこないもの」だからね。
「別れの美学」具体的視点
例えばこんな視点で探せないでしょうか?
- 夫が無口でつまらない人だと思っていたけど、黙って家族の責任を負い続けてくれていることに気づき、半端なく器のデカイ人だと見えて来たり。
- 人に相談もせず勝手になんでも決めてしまう人だと思っていたけど、その行動力やエネルギッシュなところが元々好きで結婚していたことに気付いたり。
- 口うるさくてヒドイ物言いの人だと思っていたけど、それくらい自分は聞く耳を持とうとせず、自分の聞きたいように聞いて、むしろこちらが怒らせていたことに気付けたり。
- 細かいことを指摘する元旦那だったからこそ、雑で自分勝手なやり方ではなく、言われたことをキチンとやろうとする自分になれたり。
ネガティブエネルギーを残した被害者のままの未来
それを「細かいことをいちいち言われた!」と被害者のままでいると、恨みを残したままになってしまいます。
すると、例えば部下が雑で自分勝手なやり方をしていても、ビシッと言えませんし、言ったとしても回りくどい言い方になり、その度にストレスになりますね。
何よりも「細かいことをいちいち言ってくる人」が、またあなたの近くに現れる、ということ。
結局自分が変わらない限り、相手を変えたとしても同じになるってことなのです。離婚を繰り返している人は、自分は何も変わっていない、ということを自覚してくださいね。
なので過去のことは「忘れる」のではなく「あれがあったからこそ」という視点を持って、自分を「成長」させておくことが大事。
問題が起こった時と同じレベルでは、問題はいつまで経っても解決なんぞしませんからね!
「あれがあったからこそ」と言えるには、自分が変わったからそれが「心底言える」わけですね。
別れをきっかけにステージアップする秘訣
何年も経ってから分かることもあるのですが、ステージアップをサクサク進めたいのであれば、意図的に過去の出来事、特にイヤな出来事こそ、自分が見るべき点がそこにある!と喝破することです。
そして自分の至らなかったところは、素直に認めて自分の変えるべき点は潔く変える。その上で、心の中で相手にしっかり謝罪しておきましょうね。
それが離婚にかかわらず、決別を経験した方に必須の「別れの美学」であり人生ステージアップの秘訣だと思います。
こちらは自分に向き合う中で、ご主人の素晴らしさやお母さんの素晴らしさに気づいて、人生大激変された方の手記です。