「半年間のマンツーマンプログラムを受けるとパートナーは変わりますか?」
そんな風に聞かれることが、ちょくちょくあります。今日はその答えと湯川の思いをお伝えしたいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
変わる人と変われない人の差
答えは「変わる人もいるし、変わらない人もいる」
ただ、パートナーを変えようとしてプログラムを受ける人は、結果的にパートナーは変わりません。
それどころか受けている本人ですら、ほとんど変わりません。
なぜか?
変われる人と変われない人の違いはハッキリしています。
それは
「自分に問題がある」と自覚できるかどうかです。
つまり自分ごととして、受け止めているかどうか、ってこと。
「相手さえ変わってくれたら」
そんな風に思っている人は、最初の思いで、すでにズレているのです。たとえ自分が被害者であったとしても、です。
被害者は無自覚の加害をどこかでやっている
被害者は加害者がいないと被害者でいれません。
被害者は加害者と常にセットなの。
被害者は被害者だけをやっているのではなく、
それが自分では加害者とは思っていないほど、ナチュラルに人を傷つけているわけです。そのことに全然気づいてないの。
それどころか自分だけが被害に遭っている可哀想な存在、と思っているわけですね。それはこれまで3000人の相談を受けてきた湯川が実感するところなの。
ちなみに私も散々やってきてました汗。
こちらをご覧ください。
無自覚な加害性に全く気づいてなかったのです。この無自覚が一番タチが悪いですねー
人は自分の痛みには敏感ですが、他人の痛みには無頓着なところがあります。ちょっとでも自分の心が痛んだら「傷つけられた!」と大騒ぎするのに、自分がやっていることには見事に気がついていません。
自分の人生を自分が引き受ける
パートナーシップに問題が起こるのは「相手が悪いから」ではありません。それだと問題はいつまで経っても、相手任せで解決ができませんからね。
パートナーシップを改善したければ、相手ではなく、
言葉を変えるならば
「自分の人生の責任は自分で引き受ける」
という、当たり前の前提 を自分が持てるかどうかです。
でも
- 自分の機嫌をパートナーにとってもらおうとしてこなかったでしょうか?
- 「私を安心させてよ!」と当たり前のように相手にもとめていなかったでしょうか?
- 自分の幸不幸をパートナーの責任にしてこなかったでしょうか?
- 自分のやるべきことをパートナーに尻拭いさせてこなかったでしょうか?
これ全部、自分の人生の責任を人任せにしているってこと。
自分の内面が変わるから、その結果として外側の世界=パートナーシップが変わる。
この順番が何より大事だと湯川は思っています。
学校教育で心の仕組みと現実化のからくりを教える
こういうことを高校生くらいの子供から、学校で教えることができたらいいなあって思うのです。
子供のころから「自分の人生の責任は自分で引き受ける」という、生き方の姿勢を学校で教えることができたらなあ!って思うの。
DVやモラハラの温床は、高校生やもっと小さい中学生くらいから、芽があるといいます。
その時に人のせいにしない生き方を伝えることができたら、その先には、私の夢「カウンセラーや心理セラピストのいらない社会」に少しでも近づけると思うのですよ!!
今日はこの辺で。続きはまた書きますね。
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湯川央恵