Eさんの感想
きょうだい順位から見る特質について、先日来よりお伝えしております。
第一子、末っ子、中間子の特質をまだ読んでおられない方は
コチラから▶︎ http://realize-bp.jp/5931
今日はいよいよ最後「一人っ子」について。
その前に頂いたメールをご紹介しますね。
私は兄と弟の間の中間子です。
家族団らんでも自分だけどこか、のけ者のような気がしていました。
でも自分が選んで生まれて来たと書いてあるのを読んで「えっ!」と思いましたが、よく考えてみると私は兄や弟からいつも「自由人だなあ」と言われていたのです。
自分では分かりませんでしたが、確かにそうかも。
自由を一番得られる順番に、私が望んで生まれて来たのですね。
Eさん、メルマガ掲載の許可をありがとうございました。
「自由を一番得られる順番に、私が望んで生まれて来たのですね」
うわー、Eさんスゴいです。まさにその通り!
そこに気づけたら、かなりの進歩だと思いますよ!
だから第一子や末っ子のことを羨ましいと思ったり、親に文句を言うのは、違うってことですよね。
こうやって親もきょうだい順位も、今の彼も、夫も、そしてこの環境もすべて
「もしかして自分が選んできたのかも」と思えたなら「被害者意識」なんてものは、生み出されることはないかも、なんて湯川は思うワケです。
一人っ子の特徴
第一子、末っ子、中間子と説明してきましたが、今日はいよいよ「一人っ子」について。
TVドラマ「過保護のカホコ」の主人公カホコが、まさに筋金入りの一人っ子育ちですね。
キーワード
「独占」「スーパー素直」
子どもの頃から親からの愛情を100%受け続けてきたため、
素直さという面においては、きょうだい順位の中でダントツです。
ただ、100%の愛情がアタリマエすぎて、すごい事なのだということを全く認識していない。
むしろ100%の愛情のかけられ方が自分にとっての常識になっているので、信頼する人には、それ以上を無意識で望んでしまうようですね。
なので、少しでも与えられていない、注目されていないとなると、大騒ぎする傾向にあります。
なにせ幼い頃から、親からの関心が他のきょうだいに行くこと無く、独占状態が常。
ちょっとムスッとしたり、不機嫌になっただけで「何かあったの?」と声をかけてもらっていたため、自分の思いを言語化して伝えていくスキルが未熟なまま、大人になっていることが多いです。
なので自分の思いを少しづつでいいので、言葉にしていくといいですね。
またきょうだいケンカも無いし、下の子をいじめて叱られることもない。
また上の子の大事にしているものを勝手に持ち出して怒られることもない。
「怒られる」「叱られる」を体験する機会が、他のきょうだい達に比べて圧倒的に少ないため、いざ、そうなった時、パニックに陥りがち。
そして、どうしていいか分からず、相手を無闇に攻撃したり、その場からぷいと姿を消しまうこともあるようです。
でもずっと姿を消してしまう訳じゃなく、ただ「どうしていいかわらなかった」というだけのことなんですけどね(苦笑)
基本マイペースなので、そんなことがあったとしても、我が道を行くスタイルは崩さない、という感じでしょうか(笑)
親との関係性は、どうしても濃厚で癒着しがち。
カホコの如く、大人になっても家に縛られがちな傾向が強いように思います。
それ以外に
・ 好きな人には尽くして世話をしがち
・ 決断できずに先延ばし
・ 空気を読まない天才肌
・ 愛情たっぷりの純粋培養
なので一人っ子さんは
察してもらおうではなく、自分の気持ちを言語化する練習と「叱られる」ことに対して「期待されているんだ!」と受け取っていくこと。
何せ「スーパー素直」なのは本当に素晴らしい資質なのです!!!
さて、ここまで第一子から順にお伝えしてきました。
きょうだいと言っても、家庭環境によって多少の違いはあります。
例えば末っ子と言えども、ずっと第一子が入院していたとか、家に居なかった場合は、末っ子なのに、第一子の特質を持って育つ場合もあります。
なので絶対コレ!というものではないので、あくまでも参考程度にしてもらうのがいいと思います。
ちなみに湯川は…
「末っ子」姉の行動をしっかり観察していたので、ホント要領だけは良かったと思います。
そして自分のやるべき事なのに、最終的には「誰かがやってくれんじゃね?」
みたいな所がありましたからね〜(苦笑)
ただ振り返ってみると、独立開業したことで、第一子的資質を身につけざるを得なかったなあと思います。
経営者は決断につぐ決断ですし、自ら責任を負うということを日常的にやっていくわけですから。
私の場合、独立開業したのが、夫と別居した時でもありますから、夫はつくづく私の甘い依存的性格の修正に一役買ってくれたと思いますね。
あ、でも第一子的資質を身につけたとは言え、
基本は「末っ子」。
飲みの場所では今なお、誰よりもはしゃぎます(笑)
ということで、きょうだい順位についてお伝えしました。
自分や相手を知るきっかけになるといいなあと思います。