家事が疲れる本当の理由
家事が疲れて疲れて、という方。
なぜこんなにも家事が疲れるのでしょう?その理由は意外なところにありました。
お手伝いは家族の一員として、子どもであろうと、やるべきことなのです。
だから自分の好きなことを、好きな時間にやるのはお手伝いでも何でもないのです。お手伝いは、自分の都合でやるものではなく、家族のニーズに合わせてやるものなんですよね。
そもそも「お母さんのやるべきことなのに私が手伝ってやってる」と思ったら、ちょっとやっただけで「やってやってるんだ!」と思ってしまいます。
これが「被害者意識」ですね。
お手伝いしなさい、と言われた時「何で私がやらないといけないのよ!」と思うと「イヤイヤ」やらされ仕事をやることになります。
こうして子どもの頃に「働く」習慣がつかないと、大人になった時も同じように、「何で私ばっかりこんなこと!」と被害者意識でやるので、家事が疲れて疲れて仕方なくなります。
また仕事で上司からの指示が来た時も同じですね。
「何で私がやらないといけないの」と思うから、疲れてやる気がなくなり、どんどん仕事の出来ない人になってしまいます。
「お手伝いしようとしたら、勉強だけやってなさい!と言われた」
そういう方もいるでしょう。
立場を逆にして考えてみて下さい。
子どもが「お手伝いする」と言って来た時、「勉強しなさい」と言いたくなる時って、どんな時でしょう?
そうですね。
お手伝いも求められるレベルが出来ず、いい加減な仕上がりだったり、好きなようにやっているのをみると「勉強だけやってなさい!」と言いたくならないでしょうか?
小さい頃からお手伝いをキチンと出来た子どもは、大人になって同じ仕事をしても、効率がいいし、手早く、仕事でもあまりストレスを感じません!
でも子どもの頃に言われた事に対して反発してやらなかったり、いい加減にやっている子どもは、大人になっても仕事の効率が悪くて、常に疲れています。おまけにギリギリにならないと提出しません(苦笑)
早くに提出できていたら、何度もフィードバックをもらって、結果的にクオリティが高いものを収めることが出来るのに、ギリギリの人はその時間もなく、未完成なものを提出することになります。これは夏休みの宿題もギリギリにならないとやらない人と同じ傾向性だったりします。
締切日より遅れるのは問題外ですが、締切日に提出するのは、自分のことしか考えていない証拠です。
締切日の最低3日前、出来れば1週間前に出すのが、本当の意味で「間に合った」と言えるのだと思いますよ。
こんな風に子供の頃の習慣は、大人になった時に大きく影響を与えるものなのです。
だから親は口うるさく「手伝いなさい!」といってくれていたんですよねー。