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感情的になるとあなたはどうなりますか?後からあんなこと言わなきゃよかったと後悔していませんか?
今日は人間ドックで出会った素敵な女性から学んだ「感情に振り回されない方法」についてお伝えしていきますね。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
感情に振り回されず冷静な人がやっていることとは?
先日、人生初の人間ドックに行ってきました。ドックの結果は一番最後に。
ドックの待ち時間の間、ある女性に目が行きました。
病院指定のドッグウェアに身を包んでおられるのですが、彼女が着ているとなんか「素敵な感じ」なの。
凛とした佇まいから、知性や上品さが、にじみ出てるんですよーー。
ドックって大体同じように回っていくので、その方とずっと一緒。
何となく話しかけ、お互いの仕事のことやら、色々話してみると、都内にレストランをいくつか持つオーナー経営者。
で、彼女は周りから「いつも冷静だね」と言われるとのこと。
でもそう言われることに、とても違和感を感じておられたんですね。
以下、彼女の言葉です。
私は決して冷静なんかじゃないんですよ。
怒りも焦りも不安も、嫉妬だってしょっちゅう感じている。でもね、もし冷静だと言われる理由があるとしたら、それらの感情を「認識している」という点においては確かに冷静かもね。
この言葉を聞いて「うーんその通り!」と思いました。
感情に振り回されないというのは感情を感じないことじゃない
一般的に冷静と言われるのは、怒りや不安、嫉妬などの感情を表さない人を指していることが多いのですが、本当はそうじゃない。
怒りも不安も嫉妬も、ちゃーんと感じることが大事なのです。
感じて認識した瞬間、何が出来ているかというと、、、
「客観的に自分を見る事が出来ている」ってこと。
まさにこの状態こそが「冷静」なんですよね。
冷静になろう、なろうと思わなくても
「あ、今怒ってるなあ」とか
「私は今不安を感じてるなあ」
「うわー、あの人に私今嫉妬してるよ!」などと、客観的に、あたかも「実況中継するがごとく」見ることが出来ると、それが自然と出来ているってこと。
いい感情だけを感じようとすると、感情そのものが「わからなく」なってしまう
逆に言うと、いつも自分の感情に振り回されている人は、この方法を使えば良いんですよね。
ネガティブな感情は無視して、ポジティブな感情だけは感じる、
なんてやっていると、そのうちポジティブな感情すらも感じなくなってしまいます。
いい感情だけ感じて、嫌な感情は感じないようにするというのは、人間、出来ないようになっているのよ。
それをやり続けていると、ほんとに感情そのものが「わからなく」なってしまいます。
「嬉しいのか?悲しいのか?」
「嫌なのか?楽しいのか?」
「欲しいのか?欲しくないのか?」そんなのも分からなくなるんですね。
感情には自分の深い欲求が隠れている
感情は「生きる」ことそのもの。
だとしたら、感情を感じないのは、生きているけど、ただ息をしているだけ、そんな状態なのです。
感情が生まれるってことは、本当の自分は何が欲しかったのか?
自分の深ーい欲求が分かるヒントになるからね!
今、自分の感情に振り回されて、自分自身が困っている状態の方は
「感情を押さえ込む」のではなく、自分の感情をまず認識して下さい。
「あ、今超ムカついているー」とか「すごくがっかりしているんだ」とかね。
それをいい子ちゃんになって、すぐにポジティブ変換しない!
特に怒りは自分の「価値観」が端的に表れているもの。
その価値観は自分を幸せにするものなのか?
それをそのまま持っていると自分の幸せに貢献するものなのか?
それを探る素敵な宝物になるんですよ。だからネガティブな感情を無いことにしない!
ネガティブな感情は、誰しもが感じるもの。
それを感じる自分を否定しなくていい。無理して押さえ込んだり、無視せずに、まず受け止めること。そこからやっていきましょうね。
おまけ
さて、冒頭に書いた人間ドックの結果は、、、
隅から隅まで調べて頂き、医師から「超健康体!」とお墨付きを頂きました。
肝臓の数値も「まるで全く飲んでない人レベル」とのこと!
いやー、問題無し!
鉄の肝臓!親に感謝です!!ホント良かったー。
この記事も参考に!