パートナーが発達障害やアスペルガーで、コミュニケーションが取りにくい場合、一体どうすればいいのでしょう?

こんにちは、湯川央恵です。そう仰る方が、結構多いので、今日はパートナーとのコミュニケーションが取りづらい方向けの記事を書いてみました。

夫は発達障害?アスペルガー?

夫が何を考えているのかわかりません。
「ちょっと変わった人」だとは思っていたけど、基本、人に興味がない。

仕事は出来る方だし専門スキルも持っています。
職場では何の問題もないけど、一緒に居ても、気持ちが通じ合っている気がしない。
二人でいる方が孤独を感じるんですよね。

こんなふうにおっしゃる方がおられました。

あるとき子どもの発達で病院に行った際、発達障害のチェックリストを見て愕然!
「これ、すべて夫じゃないか!」と。

夫とコミュニケーションが取れないことで、どんどん自分を責めて閉じこもってしまうと、いっそう事態は悪化します。
また反対に夫を責めてしまうと、激高しやすいタイプの場合はDVに転じることもあります。

夫との関係性を変える2つの方法

では、どうしたらいいのでしょう!?

まずは、夫を変えようとするのは止めるってこと!
そして何とかコミュニケーションを取ろうと、躍起になるのもやめて下さい。

繋がりが欲しいあなたは、何とかコミュニケーションを取って繋がろうとしますが、
もう相手は「宇宙人だ」と割り切っていいのです。

そして宇宙人の嫁ならば、
少なからず、あなたも宇宙人の要素を持っているということ。

なので、いつも言ってることですが
自分に集中することなのです。

ちなみに、細かいところまで見ると、
ほとんどの人が発達障害だと私は思っていますよ。
ええ、私だってご多分に漏れません。

自分の興味のあることは
すごい集中力を発揮して寝ずにやってしまいますが、
そうでないものは、全く頭が動いてませんからね(爆)

具体的対処法


本題に戻ります。
ここであなたが試されていることは、2つ。
1つめ

「これまでの常識を手放す必要がある」ということ。

「普通これくらい分かって当たり前よね」
「夫婦ってこうあるべきよね」というような
「べき」や「常識」を持てば持つほど、苦しくなりますね。

それは夫が発達障害であろうが
アスペルガーであろうが、
宇宙人であろうが無かろうが同じこと。

「夫婦といえども、夫が考えていることなどわからない」
このスタンスでいいのです。

何もかも分かろうとしないことです。
同時に自分のことも、わかってもらおうとしないこと。

むしろそれを押し付けることは、無自覚な加害ですからね。

わからないと不安、分かってもらわないと不安なのであれば、それこそ自分の課題。自分の持つ、不安な気持ちこそ、取り組む必要があるわけですね。

2つ目は「自分自身の責任を取る」

この方の場合、これまで「良い妻」「良い母」「良い嫁」を、ずっとやってこられていたんですね。
それはそれでよく頑張ってこられたのです。

ですがそれだと、いつまでたっても「自分がない」わけです。

なので「自分はどうしたいのか?」で決めていっていいのです。いや、決めるべきなのです。

「夫のため」「子どものため」「相手のため」
これはある意味「言い訳」なのです。

自分で決めない、自分で責任を負わないための言い訳だってこと。

「コミュニケーションが取れない夫」が表れているなら、
もしかして自分の中で
「コミュニケーションを取りたくない私」がいないか?ってこと。

コミュニケーションを取らずに、
他人任せにしたい、責任を取りたくない、そんな思いがどこかにあるかもしれません。

自分自身が他人軸で生きていると、
他人の期待に合わせるので、自分で決めずに済みますからね。

まとめ

夫婦は学びあう関係なのです。
せっかく目の前に教材があるのですから、学びつくしましょう!

これからは「自分がどうしたいのか?」で決めていきましょうと言いました。
ですが、最初は居心地が悪く感じると思います。それでいいのです。
慣れてないのですから、そう感じて当然。

そして
相手のために何かをするときは
「自分がしたいからする」ならOKなのです。

「相手がこう言ったから」で動いていても、ちっとも楽しくありませんし、
常に心は満たされない思いで一杯なるだけ。
長年のくせで、どうしても相手を優先する生き方になっているかもしれません。

少しずつでいいので、自分のために何か行動を起こしていきましょう。

ずっとやりたかったことはありませんか?
無理だからと言ってあきらめてきたことはありませんか?
もったいないからやめたと思って、やってこなかったことはありませんか?

「絶賛!心地よさの追求キャンペーン」をしましょう。

自分の気持ちで決めていく、という体験を少しづつしていくことです。

自分を幸せにするのは、彼もなく親でもありません。自分の責任なのです。

最大の無責任は、自分の幸せに
自分が責任を持っていないこと。

これは自分が負うべき最大の責任なのですよ。

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