目次
パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
起業に一番必要なもの「覚悟」
さて先日、ある方の書籍を読んでおりまして。その中でこんな言葉がありました。
起業には人・モノ・金・情報で何が一番大切か?
どれも大切なのですが、それ以前に
一番大切なものは『覚悟』です!
そらそやろと、言うのはカンタン。
でも、わかっていることと出来ていることは、大いに違いますよね。
すべてのことに全責任を負う覚悟。
途中で簡単に逃げ出したり、やめたりせず、やり遂げる、やり続ける覚悟。
これなくして、起業なんぞできませんからね。
起業すると言った私に夫が放った言葉
15年前、湯川が夫と全然うまくいかなかった時
夫の経営している会社から、ワタクシ「解雇」されたんですね。
嫁を解雇するってどういうこと!そんな旦那ってありえんやろ!
ってあの頃思っていたけど、夫にそんな行動させる位、あの頃の私はヒドかったんですよ汗
程なくして夫と別居。
夫の現預金に一切手をつけてはならぬ、というお達しがあり、文字通り「収入ゼロ」を経験しました。
その時私は、あらゆることを考えた上で、どこかに働きに出るという選択をせず「起業」という選択をしたんですね。
ですが夫から一言
「お前にできるわけがない」
「起業をなめるな」
こう言われたんですね。
今から考えると、あのままの私だったら本当に夫の言う通りだったと思うんです。
起業とは、人のせいにしている人が
成功する世界ではないから。
夫から自立して経済的自由を手に入れられる人
めんどくさい夫から自由になって「起業」して経済的自立を果たしましょう!など起業塾で言われているみたいだけど、これ、マジで鵜呑みにしちゃマズいよ。
自分自身がおこちゃまのままで、
精神的自立もできず、夫や誰かのせいにしたままビジネスが成功するほど
起業は甘くないから。
責任を負う覚悟がない人は、起業はもちろん
人生すらも、うまくいかないのは当たり前のこと。
私たちは ”自分” 会社の経営者です。
自分に関わること、言動、思考、すべてに責任を持たなければなりません。
でも、意外にそのことを忘れて、自由気まま、好き勝手にしてませんか?
そしてカンタンに「夫のせい」「あの会社のせい」とか、上司や環境のせいにしたりね。
これって、まさに責任を放棄した姿。
被害者的人生を自分が選択していることを知れ
人のせいにするということは
被害者的人生を自らが選択しているということ。
同時に、
自分の人生は他人に左右されます。
自分には力がありません。
自分で選択ができません。
こう宣言していることと同じですからね。
ですから、本来のあなたの人生に戻すには、自分自身の人生に責任を持つこと。
「幸せになるぞ!」と決めるということは
自分の言動に、全責任をとる覚悟をする、ということです。
途中で逃げたり、投げ出したり、人のせいにしていては、いけません。
あなたの人生は、あなたしかマネジメントできないのですから。
もし経営を放棄したら?
指揮命令系統が無いので心も身体も言動もすべて、テンでバラバラ。
好き放題。
やりたい放題。
カオス。
そして、どうににしなきゃ、と一念発起すればいいのですが、
どうしても責任を負いたく無い場合は、堂々と逃げられる状態。つまり、病気やトラブルなど堂々と責任を追わなくて済む事態を引き起こしかねません。
そんなのイヤですよねー。
まとめ
一般的に「責任」「覚悟」と聞くと、とても身構えて大変なことと思ってますが
実は至極あたり前のこと。
そして、自分できちんと自分をハンドリングできると、みんな(心も身体も)自分に答えてくれます。
そうなってくると面白いですよね!
だって、経営者ですから。自分の自由に経営していいんですよ。
そう!自由は「責任」があって初めて成立するもの。
気ままな「自由」ではなく、責任をセットした、なんでもできる「本当の自由」を手に入れていきましょう。
それではまた!
湯川央恵