おはようございます。パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
鏡の法則とはー嫌な相手の姿に見る
さて「人は鏡」と昔から、よく言います。自分と相手とは写し鏡のように同じだ、という意味ですよね。
特に、嫌な相手の姿に、自分の姿が重なることが多いんですよ。
そう言われると大概の人が反応します。
いやいやとんでもない!
あんなヤツと自分が同じワケ無い!
あなたも、そう思いました?
でもね、これまでいろんな方の悩みを聞いて
”自分のことは客観視できないなあ”って、つくづく思うワケ。
自己矛盾ー客観視できない事例
例えば
- 夫が人のことを否定するんです!人間的にどうかと思うんです!と言いながら、自分も夫のことを否定していることに、全く気づいていない妻
- 子供に「人を叩いてはいけません!」と言いながら子供を叩く母親
- 「他人の意見に口出しすべきじゃない!」と他人に口出ししている自分
などなど。
人のことはアレコレ言うけど
自分のことは、綺麗に棚に上げていることすら、気づいていない。
このことを「自己矛盾」って言うのですが、どれだけ自分が自己矛盾を起こしているか、なかなか気づけないんですよねー。
だから人は自己矛盾を起こしてしまうものだ、と自覚すること。
自己矛盾と鏡の法則の関係性
これを分かっていないと、相手を責めている自分も同じことをしている、という誠に恥ずかしいことになってしまうワケ。
そしてこれこそが「相手は鏡」ということなの。
「自分は相手ほどヒドくはない!」
と思いたいかもしれないけど、実際のところは、相手とそう変わらないものなのです。
「分かってない」ことよりも
「分かってないことを分かってない」ことのほうが、ずっと問題なんですよね。
自己矛盾脱出は自覚することから
なのでメルマガで湯川は何度も伝えています。
「まずは自覚しましょう」
「無自覚ほど厄介なものはない」と。
「酔ったから、これくらいにしておこう」と言う人と
「誰が酔ってんねん!まだまだ行ける!夜はこれからや!」とベロベロになっている酔っぱらいの、一体どちらの方が厄介でタチが悪いか、わかりますよね笑
ええ、その酔っぱらいは決して湯川ではありません、多分笑。(これこそが自覚のない自己矛盾!笑)
自分が分かってないことを、わかろうとすること。
自分が知らないことを、知ろうとすること。
これが問題解決の第一歩、なんです。
自覚無きところに変化無し
ですからね。
それではまた!
湯川央恵