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「無視」という行為に対する嫌悪感
「無視」 っていやですね〜。
するのも、されるのも、誰かがされているのを見るのも、嫌な感じがします。
なんで相手は「無視」という手段に出るのか、不思議じゃないですか?
今日は「無視」する人の心理についてお伝えしていきますね。
パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
マンガから学ぶ「無視」する人の心理
先日こんな漫画を発見しました!
「旦那からの無視!何日も続くご機嫌ナナメ「私が悪いの?」理由を聞くと…<ママスタ>
https://u.lin.ee/KpIPWGU?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign= none
<漫画の要約>
夫が些細なことで無視をし続け、妻はその度に夫の機嫌を取っては回復する、ということを繰り返していた。
しかし、ある日のこと。高校生カップルの女の子が、自分の気持ちに気づいて欲しくて、彼を無視したところ、慌てた彼がご機嫌取りをして、ようやく彼女の機嫌が治ったという現場に居合わせてしまう。
それを見て、自分達と高校生のやっていることが全く同じだと思った妻。なんて馬鹿馬鹿しいことをやっていたのかと気づいて、夫に三行半を突きつけるというストーリー。
「無視」を正当化するために留めている制限とイライラのたまり方
夫の言い分としてこんな言葉がありました。
気遣いができない妻が俺にに対して一体何をしたのか?
何を反省しないといけないのかを”分からせるために” 「あえて」教育的指導として「無視をした」と。
もう、言葉になりません。
これが無視する人の思考ですが、つまるところ
「自分の感情の尻拭いさえ、人にやってもらわないと出来ない」ってこと。
- 俺の機嫌を何とかしろよ!
- 俺を安心させろよ!
- 俺の思い通りに動けよ!
いやもう、
自分のケツぐらい自分で拭こうぜ!
これ男女が入れ替わり、妻が自分の感情の尻拭いを夫にさせている、というのももちろんあります。
そして無視する方は、無視を正当化するために、あらゆる根拠を心に留めているんですよね。
漫画の中でもありましたね。
「あの時妻があんなことを言ったから」って。
何も言わず不機嫌になることで相手に察させる
それでずっとイライラしては、何も言わずただ不機嫌に無視するだけ。
そして相手に察しさせる訳です。「俺は怒っているんだ!」と布団の中で一人、目を血走らせて悶々としているんです。察してもらうまでイライラが募ったまま。
結局、つねに怒りと否定的な感情を背負って生きていくことになります。
無視する側の思考と不機嫌イライラの原因
なぜこんなことが起きてしまうのだと思いますか?なぜ「無視」という行動に出るのだと思いますか?
それは無視する側の、この思考です。
「自分を嫌うことはない」
「自分から去っていくことはない」
こんな思いが強ければ強いほど、男女関係なく、驚くほど簡単に不機嫌になることができる訳。
パートナーのことを信じている、というと言うより、完全に「たかを括っている」だけ。
まとめ
無視する人の心理、お分かりいただけましたでしょうか?
そのためにも、無視する側の手に乗らない。いつも通り、意に介せずにいるのが一番。
すると無視する側が大量にエネルギー使う割に、得るものがないことに気づくでしょう。。
なので相手の術中にハマらないってこと。
そしてこの主人公のように腹を括って相手に伝える、ということが必要ですね。
この時に「私一人になると生きていけない」と思っていると、この状態を甘んじて受けるしか、なくなりますね。
「私一人じゃ生きていけない!」と思った方は、こちらの過去記事をどうぞ。
https://realize-bp.jp/10063
過去記事で不機嫌対策について書いています。
不機嫌な夫への対処法ー機嫌の悪い旦那に離婚を考えた人へ
https://realize-bp.jp/16808
それではまた!
湯川央恵