ファスティング3日目。
ファスティングすると無性に断捨離したくなるのですよー。
こんばんは。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
さて、休校になった子供に
四六時中ダメ出しして監視してしまうことにお悩みだったTさんの話しを
一昨日よりさせて頂いております。
息子にイライラしていたTさん。
その怒りの奥には「バカにされる」という思いがあったんですね。
子供の頃、兄達に対して自分と兄は同等だと思っていたこと。
特に次兄に対してバカにすることで、
自分に実力が無くても、上のポジションを押さえることが出来たと勘違いしていた、
ということを昨日のメルマガでお伝えしました。
つまり息子に対してイライラしてしまうのは、
そもそも自分が兄をバカにして、見下してきたから。
だから自分がちゃんと出来ていないと、
バカにされ見下されるように感じていた、ということなのです。
だから息子が、やるべきことをやらないと母として「バカにされるのでは」と思っちゃうんですね。
そして何度言っても出来ない息子に、次兄を投影していた、ということ。
Tさんの言葉です。
私はずっと兄をバカにしていました。
あまりにも当たり前にバカにしていたので、
自分がそんなことをしているとも自覚出来ていませんでした。そして私が今、息子のことで
「バカにされる!邪魔するな!」と思ってしまうのは、
母と兄達に持った
傲慢な思いが発端だったとハッキリわかりました。自分はまだ何も出来ない、小さき存在だったのに、
自分の実力(現在地)を正しく見ずに過大評価していた。それで兄をバカにしていただなんて。
本当にチャイルドとは
なんて視野が狭く、
自分のことしか見えていないのか!」
この後Tさんは、号泣されていました。
まさか兄への見下しが、何度言っても出来ない息子に投影され
イライラに繋がっているとは、思いもしませんよね。
これまで色々な勉強をされてきたTさんでしたが、
ようやく理論と感情がピッタリと結びつき「肚落ちした」という感じでしたね。
頭だけで分かっていても、現実が変っていないのであれば、
本当の意味で理解は出来ていませんから。
現実は嘘をつきません。
ちなみに、兄達と一緒に行くことを止めたお母さんは
「あなたは2歳だからまだ無理なんだよ」と
Tさんの今の能力をキチンと理解された上で仰った事。
なので決して邪魔した訳でも何でもないんですよね。
むしろお母さんが言ってくれた「ダメだよ」はTさんにとって
「自分を過大評価するのではなく、現在地を正しく認識しなさい」
という言葉でもあるのですね。
なので恰好つけるのでもなく、自分を実力以上に見せるのでもない。
今の自分の現在地をシッカリ把握するから、
行きたい所に、行く事が出来るのです。
カーナビと同じです。
目的地を入れることも大事だけど、
現在地がめちゃめちゃだと、何をどうやっても目的地になど辿り着きませんからね。
ということで3日連続で、Tさんの気づきをシェアさせて頂きました。
Tさん、掲載にご快諾下さいましたことを、心から感謝致します!
この記事がどうか お一人でも同じ事で悩む方の、お心に届きますように。
湯川 央恵