湯川です。
連日の猛暑、いかがお過ごしでしょうか?
いやー、ビールの消費量が増えますなあ〜(笑)
セラリブ受講生もアツいです!
さて今、セラリブ受講生のセッション練習が始まっており、このアツさに負けないくらい、真剣に取り組んで下さっています。
セッション練習には、ペアでセラピスト役、クライアント役以外に、オブザーバーとスーパーバイズが入ります。
あ、スーパーバイズって、セッション経験の長い人が、セッション経験の浅い人に、何を改善すればもっと良くなるか、指導や助言、援助することをスーパーバイズと言うんですね。
落語家が師匠に稽古をつけてもらっている。そんなイメージを持ってもらえるとわかりやすかも!
このスーパーバイズ、これはカウンセリングやセラピーだけじゃなく、どんな仕事においても必要なこと。
うまく仕事が進んでいるか、やり方や手順などが効果的に働いているか、そんなことを第三者の目で見てもらう機会は、とっても有効ですからね!
怒りの源泉
で、先日も、このスーパーバイズに入っていたのですが、2日共テーマがなぜか「完璧性」でした。
初日は、「セッション練習するのが怖くて、失敗したら周りの人に何て言われるだろうと思うと二の足を踏んでしまう」と言うお題。2日目は「他人に謝れずに距離を取ってしまう」というお題。
一見、全然違うテーマに見えますよね。
でもねー、セッションをやってみると出て来たものは「親に求めた完璧性」これがネックになっていたんですねー。
どういうことか?
両方とも相手に対して「最初から正しい事を言うべきだ、後から変更するなど許せない!
自分が求めたものや要望したことを、後から叶えてもらっているのに「今さら何よ!」とスネているわけですね。
最初からキチンとお膳立てしてもらわないと「悲しい」とか「ガッカリ」などという言葉で美化しているのですが、何の事はない!
最初から完璧に用意されていないことに、怒っているだけのことなのです。
紐解けると、みんな大笑い!
スーパーバイズの役割
そう、感情でぐるぐる巻きになっているときは深刻なんですよ。
つまり「視野が狭いの」
でも笑えるって、どういうことかというと、自分の状態を「俯瞰できた」ってこと。
つまりメタ認知できて「視野・視座が広がった」ってことですね!!!
成長の定義っていろいろあると思うけど、一つにこの「メタ認知できる」というのは大いに関係していると思うのです。
こうしてペアセッションをしながら、自分のモヤモヤとした生き辛さも解消して、スキルもマインドも向上出来るセラリブコースって、最高じゃないですか!?
そう言いながらスーパーバイズに入っている私もまた、大いに学ばせてもらっています!
いやースーパーバイズはエネルギーを使いますが、本当に楽しい!
何よりもみんなが、ぐぐぐーっと成長していっている姿を目の当たりに出来るからね!
✳︎現在セラリブコースは「マスターコース」へと名称が変更しております。