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日頃家のことをやっても「当たり前」だと思われて、感謝の言葉が無いと、ガックリきてしまいますよね。「私は家政婦じゃないのよ!」とも言いたくもなります。
でも自分だけのことを考えていると、盲点に気づかず、お互いを批判する堂々巡りに。問題を解決するには、同じ視点視座から見ていると分かりません。夫婦は鏡、エネルギー収支の法則もからめてお伝えします。
「ありがとう」の一言がない腹立たしさよ
湯川です。今日何気にスマホに流れて来たニュースがコレ
夫への不満 第1位「感謝の言葉が少ない」
調べてみると「感謝の言葉が少ない」というのは夫への不満のトップを、近年爆走中のようで(笑)
家事をするのが当たり前だと思われて、ありがとう」の一言も無いのが腹立たしい。
これに関連して「夫が家事を手伝わない」という不満も。
結婚して数十年。
毎日黙々と家事育児に追われる毎日を過ごしていると、ちょっとくらい感謝してよ!と思いますよね。
おまけにこちらがバタバタ忙しくしているのに「ご飯まだー?」などと言われようものなら
ゴルァァァ!(*`Д´)ノ となってしまうのも分かります。
ええ、数十年前まさにワタクシがそうでしたから(苦笑)
自分ばかりが「損している」と感じていないか
実はその時、実母にピシャリと言われた言葉があります。
未だに頭に残っている言葉です。
「家事育児はあなたのやるべきこと!」
いやー、今から思えば、至極当たり前のことを言ってくれていたなあと思うのですが
当時は猛反発してました。
私だって働いているのよ!
確かに夫の方が働いている時間は長かったかもしれないけど、私も責任持って働いているわよ!
そんな風におもっていたんですよね。
だから家事育児が自分ばかりだと損」な気がしていたのです。
同じことを自分も出来るのだろうか?
でもね、よーく考えると…。
結婚するまでは、縁もゆかりも無い元々赤の他人だったわけですよ。
もちろん結婚したのは、お互い好きだったからですが。
それでも「結婚した」ということで責任を持って養い続けるって、マジ、スゴくないですか?
それ、当たり前?
だとするならば逆に自分がそれを出来るのか?ってことなんですよ。
働いたお給料のほとんどを、家族に持って行かれる訳です。自分が自由になるお金なんて、1割2割くらい?それを何十年も続けてくれているんですよね。
だからこそ、たとえ共働きであったとしても家事育児は自分の仕事」と責任持ってやって行く考え方のほうが、ずっとしなやかな大人の思考なのです
そのほうがご主人も外で、存分にチカラを発揮出来ると思いませんか。
立場を逆にして考えてみると?
視点を変えてみて
自分が夫だとしたら、自分とソックリな嫁を是が非でも欲しいと思うか?ですね。
そこを正直に考えてみて下さい。
働いて稼いで来るのは当たり前
何なら「もっと稼いで来いよ」位の思いを持っていて感謝の言葉も上っ面。
言ったことをやらずに、言い訳ばかりが上手で被害者意識が強い。
あぁ、かつてのアタシざんすよ。
自戒を込めてここに書いてます(苦笑)
毎月何万か、何十万かの生活費なりを渡すに値する働きを家庭内でやっているか、ということを、今一度冷静になって考えてみると良いかもしれません。
家事は「お母さんの仕事」自分はやるべきことでは無い?
それでも損だ!得だとか、男尊女卑だ!と言いたいならば、まだまだチャイルド思考が強いんだということなのです。
つまり「家事はお母さんのやるべきことでしょ。私がやることじゃないよね」
子供の頃にそんなことを、思っていなかったでしょうか?
そして「お手伝いしなさい!」と言われたら、ふて腐れてイヤイヤやっていなかったでしょうか?
中途半端なお手伝いをして怒られ「せっかくやってやってんのに、感謝くらいしたらどうよ!」なんて思っていなかったでしょうか?
お母さんがやってくれていることに対して「当たり前」だと思っていた自分が強ければ強いほど、
今自分が家事をやっても、夫から当たり前と思われ、感謝の言葉もないのは当然なのかもしれません。
家事は子供であっても家族の一員としてやるべきこと
それを「したく無い!」「メンドクサイ!」「誰かやって!」と思っていると、大人になった今でもメンドクサイとどこかで感じているので、無駄に疲れて仕方ないのです。
さらにその思考が積み重なると、今度はそれが周りに投影されて、夫が家事をしない現実を創ってしまうことも。
エネルギー収支の観点から
エネルギー収支は完全にバランスが取れています。
一見、あまりエネルギーを出さずラクして旦那さんに色々してもらっていると見える人も、
人から見えていない部分でしっかり家事をされ、ご主人が仕事に集中出来るように家庭内を整え、居心地良さや安らぎを提供されていたのかもしれません。
もしそれがされてないまま、夫からアレコレしてもらっていたならば、未来にその支払いがドカンと回ってくるだけのこと。
子供の頃に「お手伝い」という形で支払っていれば、大人になってから大きな回収が出来るんですね。
それが一見、ラクばかりしているように見えている人かもしれません。
自分ばっかり「損」だと思う時は、先に支払っていないだけ。だから損でも何でもないの!
だから回収なのか支払いなのか分からなくても、損か得かなどケチケチしたことを考えず、やるべきことをしっかりやって行く。そのほうが、どっちにしても未来は良くなって行くのですから!
関連記事:夫をバリバリ稼げる人にしたいときはhttps://realize-bp.jp/5861
追伸:
さて、今日の記事は如何でしたでしょう?
ちょっと辛口だったかもしれませんね。
いつもメルマガを書く時は、「過去の自分に向けて」書いています。
だからかつての湯川と同じようなことをしている人には
「私のことかと思った!』とよく言われます。
パートナーに対してイライラが止まらないのであれば、それが子どもの頃に、親に対して持った思いが「たね」になっている場合がほとんど。
でも子どもの頃の思いって、些細な思いなわけです。
それがこんなに影響するものとは思わないし、些細な思いだからこそ見過ごすことが多い。
親やパートナー、先生や周りのせいにすることは簡単です。
でもそれではいつまで経っても、自分の人生の主人公にはなれません。
人生は不自由なまま。
他人や運命に翻弄され続け、不満と文句ばかりの人生となります。
そんなかつての自分のような人に、共に寄り添って歩んでいけたらと思っています。
ダメンズ引寄せ症候群・集中治療室として看板を出したのが、2012年の春。
以来3000人以上の相談に乗って来ました。
これまでやってきたことを体系化し「パートナーシップ心理学」としてまとめております。
そのリリース準備に追われております。
また準備が出来ましたら、この場で発表させて頂きますね。
今日のメルマガ、如何でしたか?
良かったら感想、待ってます。
頂いた感想は、一通一通、すべてじっくり拝読させて頂いております。
湯川 央恵