彼や夫に感情をぶつけてしまう

些細なことで、パートナーに激昂してしまう。
関係性が遠い人にはそこまで言わないのに、近ければ近しい人ほど、思いっきり自分の感情をぶつけてしまう。
一体どうすればいいのか・・・。

こんな相談を頂きました。

頭では分かっているんです。
こんなことをしていても、何も解決しないことを。
相手が悪いというより、自分の問題だってことも。
そしてこれが続くと、相手も自分に愛想尽かして、離れていってしまうのではないかという恐怖も、併せ持っているはずなのです

それでも、やめられない・・・。
まるで相手の愛情の限界を試すかの如く「これでもか!」って激昂し感情をぶつけてしまう・・・。

いや~、昔のワタシを思い出します・・・^^;

感情をぶつけてしまう原因

 

 

 

 

相手の何かが不満というよりも

自分が不安だから、不安を埋めたいために、言いがかりをつけてまで「見て!」「分かって!」「受け入れて!」とやっているだけ・・・

そして
「あなたは私を傷つけた!」
「私にこうしてくれなかった!」

と相手がいかに悪いか、いかに自分を傷つけたか、ばかり言ってしまうんですね。

つまり人を使って自分の不安を埋めようとしているってことなのです

感情をぶつけることで考えられる未来ー無自覚の加害性


ここで大事な視点があります。

傷ついているのは、あなただけではない、ということ。

実は、あなたが相手に感情をぶつけることで「相手を傷つけているのだ」ということに、全く気付いていない。
いや、薄々は気づいているかもしれないけど、相手よりも「自分」になっていると思います。

無自覚の加害性ほど厄介なことはありません。

だって自分こそが被害者で傷つけられているんだと、信じて疑っていないからね・・・。

今はあなたのその行動に対して、パートナーはなんとか応えようとしてくれているかもしれない。
頑張って自分の思いも抑えて、あなたが笑顔になってくれるならと思っているかもしれない。

でもそれが、ずっと続くわけではないことを自覚してほしい。

自分の傷に気づいてあげるのは自分自身

それを「私はこんなに傷ついているんだ」と相手に気づいてほしい!いや、気づくべきだろ!
と思っている限り、あなたの未来はこれからも常に傷つき続けるでしょう。

理由は自分の感情の責任を、あなたは相手に取ってもらおうとしているから。

だからいつも誰かに、自分の被害や大変さをアピールせずにはいれないのです。

苦しいですよね・・・。
そんな苦しくて、終わりのないゲームをいつまで続けますか?

彼や夫に感情をぶつける理由と心理

 

 

 

 

そもそも、どうしてそこまでやってしまうのか、分かりますか?

それは自分の心の奥底に押しこめた「見捨てられ不安」や「愛されていない」感覚があるから。

養育者である両親から、自分自身が十分に愛されていないと思ったまま大人になり、その思いが実は、大きな怒りになっているのです。
悲しさの奥に、怒りがしっかりあるのです。

ですから、彼の些細な態度で怒ってしまう…。

いや、あなたからすれば決して「些細な事」ではないでしょう。これまで溜まりに溜まった思いもあるでしょう。
でも一方では「こんなことくらいで何で私キレてるの?」とご自身でも思っていないでしょうか?

それほど、あなたは怒りと悲しみを溜め込んでいた、ということ。彼の前に「親に」です

それを自分がまず認めること。

これまでは、それを、親や親代わりのパートナーや誰かに分かってもらおうと、必死だったんですね。

怒りや悲しみ自体が悪いものではなく、それを「相手に”正しく”分かってもらおう」とする所に問題があったのです。

この「正しく」というのもくせ者(笑)あなたが思うような理解でないと、あなたは納得していないはずです。
そうではなく、まずは自分がキチンと受け止める、ということ。

改善のヒントが隠されている場所

 

 

 

 

親から充分愛された感がない、というところに、実は改善するヒントが隠されています。

この「親から充分愛された感がない」の前に、実はこんな言葉がつくんですね。
それは「自分で思うほど」と言う言葉。

つまり「自分で思うほど、親から充分愛された感がない」と思って、怒っているわけですよ。
ここね!これは「子供の視点から見たら」という事なんですね。

つまり、どれほど親が充分やってくれたとしても、
あなたが「足りん!もっと愛をよこせ!もっと世話して!私だけを見て!」というフィルターを通してみていると
親がやってくれたアレもコレも全てが「愛されてない証拠」と見えててしまう。

結果「自分は充分愛されなかった」などと思ってしまうワケなんですよ!

そう思える状態って、相当自分が愛され、相当自分をみてもらっていたからこそ思える事なんですねー。

ココね「なんとなーくは分かっている」というのではダメなんですね。

本当に分かっていたら、あなたが今、彼にそんな振る舞いは出来ないハズだし、そもそも、こんなことで悩んでいないハズなのです。

分かっていないからそんな「些細な相手の言動に一喜一憂」している自分がいる、ということなんですよ。

パートナーに求めるものは親に求めた高い期待

例えば
「親が子供を愛するとは、子供の言う事を全部叶えること」
「子供を否定せず全てを受け止めること」とか思っていると、そりゃあ親だって出来なかったこともあるでしょう。

でもそれ、自分はそんなこと出来ますか!?ってこと。
恐らくムリでしょう。
でも自分のことは棚に上げて、親やパートナーに求めているのが今の自分の姿なのです。
いいですか?
自分の高い要望があったからこそ「愛されていなかった」と思っていたんだ、ということに気づくことなのです。

やり場のない怒り
鎮まることのない不安
何をやっても自分にダメ出ししてしまう
誰かの顔色ばかりを窺い、自分らしさを否定してしまう。

これ全部、相手に求めた高い要望が姿を変えたものなのです。

こちらの記事をどうぞご参照下さい


感情を彼にぶつけてきた方の事例

こで、湯川の半年のマンツーマンプログラム「ベーシックコース」を受講されているKさんの事例を皆さんにシェアしたいと思います。

彼女は自分が不安になると、分かっていても彼に怒りをぶつけることがやめられなかったのです。

自分が正しい!
間違っているのは相手だ!
そう思うと、相手の非を責めずにはいられなかったんですね。

Kさんの心の中では
「なんで分かってくれないの!」
「私をこんな気持ちにさせる彼が悪い!」
そんな思いが強かったので喧嘩はしょっちゅう。

これまで付き合ってきた歴代の彼との馴れ初めを振り返ると、、、、。

付き合い始めはいつも向こうからの猛アピール。
なのにこういう喧嘩をしては、最後にはフラれる。これがパターンだったんですね。

そんな中、マンツーマンプログラム「ベーシックコース」を申し込まれ、湯川との個人セッションを1回1回と重ねてきました。

自分自身の心を見つめてきたKさんは、彼に問題があるというよりも、
自分のこれまでの思い込みや行動に原因があると受け入れ、自分の未熟な思い込みを、コツコツ修正してきたんですね。

欲しい未来を得ている人がやっていること

Kさんはかなり美人さんでしたので、いつも保険になるような男性を用意しいていました。
でもこの状態こそが自分が変わりきれない原因だと喝破し、彼以外の男関係を清算されたんですね。

私はこれまで沢山のクライアントさんを見てきましたが、どんどん変化していく人はKさんのように
「後がない状況をつくる」

これはある意味怖いことですが、この状態に自分が身を置くことで「本気で取り組む」という姿勢が出来るのだと思います。

反対に「なにをやっても変われない」という人は、ずっと「保険」もしくは「逃げ場」を用意している。
もしくは相手が何かやってくれるまで待っている。

なのでいつまでも、ダラダラやってしまう訳です。

原因は外にあるのではなく自分の中にある

相手を変えようとするのではなく、自分のことに集中する。
忙しさでごまかすのではなく、見るべきことを、見ていく。

その結果、自分が変わるだけでなく、その変化に触発されるように、相手に気づきが起きる。
Kさんの変化を間近に見た彼が、こんな言葉を言ったそうなのです。

今のお前が、本当のお前ってことなんやな・・・。

取り乱したり激高したりもせず、穏やかになっているKさんを見て、彼は思わず、そう言ったのでしょう。

そう、激高するのも、急に不安になるのも、性格じゃないのです。
というより単なる「勘違い」から勝手に激高したり、不安になっていただけだったんですけどねー。

だからこそ、それは「変えていくことが可能」なのです!

この彼の言葉を、後でKさんに聞いたとき、私は胸に熱いものがこみ上げてきました。
彼女がこれまで自分を守ろうとして、どれほど不本意ながら自分も彼も傷つけてきたか。

そして湯川の個別プログラムに取り組んでからはどれほど真剣に自分に向き合い、どれほどの涙を流してきたか
私はその姿を、ずっとそばで見ていましたから・・・。

まとめ

パートナーは自分の心の傷を、鏡のように見せてくれる、素晴らしい相手なのです。
ですのでパートナーをどれだけ替えても、問題は何一つ解決しません。
自分の心にしっかり向き合うこと。

今、パートナーとの問題が出ているならそれは「今、解決のチャンス!」という印なんですよね。
それを、逃げずにしっかりつかむ。

すると、あれほど苦しかった問題は、実は、自分への大いなるギフトだった、ということに気が付いていくことでしょう。


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