本当は彼に対して「会いたい」と言いたい。
あるいは喧嘩して「ごめん」と言いたい。

でもそんな弱みは決して見せられない!
見せたが最後、なんて思われてしまうのか!負けたことになってしまう!

そう思うと、恐ろしくて言えない・・・。

こんなことありませんか?いやーキツイっすね!!!

「うん、うん、わかるわー」ともしかして、うなづいておられます?(笑)

一体なぜこんなことになってしまっているのでしょう?
そしてこういう場合、どうしたらいいのでしょう?

こんにちは湯川央恵です。

今日は弱みを見せられずに「察して!」が強い方の参考になる記事をお届けしますね。

外側はデキる私、内側はいつも無理している

高学歴で有名企業に勤務。おまけに美人で、他の方からは「すごい!」と思われているMさん。

でも自分に自信がなく、特に恋愛においては常に不安がつきまとう状態。

普段の人間関係でも「弱みを見せられない」「しっかりしなきゃ」とムリするパターンになりがちだったんですね。

Mさんに関わらず、そういう方は結構多いかもしれません。
「ちゃんとしている自分」を見せることに必死になり、弱みや失敗を見せることがどうしても出来ない。

セッションでいろいろお話を伺ったところ、Mさんの場合、弟との関係性が出てきたんですね。

何もしなくても可愛がられる弟。

それに引き替え、私はそのままでは価値がなく、頑張ってやっとのことで弟と同じ位置に立てた(と感じた)Mさん。

 

 

 

 

本当は弟のことが、うらやましくて仕方なかったのです。

でもずっと「うらやましい」なんて認めたくなかったんですね。
それを認めると、自分には本当に価値が無くなるように感じていたのかもしれません。

弟のようになれないことで取った回避行動

弟と同じポジション(何もしなくても可愛がられるポジション)が取れないことが分かったMさんは、努力してしっかり者のポジションを、やっと維持してきました。
小さなころ人から誉められたり、通知表をみて嬉しそうな顔をしているお母さんをみて、良い子やしっかりした子であれば、母を喜ばせることができるとMさんは思ったのです。
弟とのこともあり、こうしてますます「しっかり者の自分」を手放すことが出来なくなったんですね。
でもそこは「よく頑張って来たね」と自分が自分をしっかり認めてあげることなんですよ。お母さんに認めてもらうのではなく、自分が自分を認めてあげること。これを人に求めるからややこしいことになるわけですね。

思い込み

Mさん曰く「しっかり者の私、頑張っている私でないと、価値がない、と思い込んでしまった」とのことなのです。
「誰かにそう言われたの?」と聞くと、暫く考え込み「誰にも言われてない・・・」と。
ということは、「自分が勝手に思い込んでしまった」ということなんですね。

自分が思い込んでしまったものは、自分が解放することが出来る

そうなのです。
しっかり者だからこそ愛してもらえる
しっかりしていないと愛されない

Mさんの場合、これを勝手に思い込んでいただけ、なんですね。
この思い込みを持ったまま、何十年も生きて来られたワケです。
そりゃこんな思い込みを持っていたら、弱みも見せられませんし、脇の甘いところも見せられません。いつも真面目でちゃんとした、取り繕った自分ばかりを見せようとしてしまいますね。

でも、ホントの自分はそうじゃない。表面的なことで取り繕っていることは、自分が一番分かっているわけです。
だからこそ、しんどいワケです。

自分を弱くみせて世話を焼かせたり、しっかり者を演じることで褒められる言葉を引き出すという方法は、子どもの頃はうまくいったとしても、大人になった今は、現実に即さないことが多い。
そのことでさらに傷つくという結果になってしまうのですね。

しっかり者の自分ではなく、不完全な自分を受け入れること。
体裁を取り繕うのではなく、ありのままの自分を認めること。
この力を身につけない限り、常に不安と怒りで満ちることになってしまいますからね。

母親の顔色をうかがってしまう

そもそもMさんは、常にお母さんの顔色を伺ってしまうところがあったんですね。
何をやっても「母はどう思うだろう」「母は賛成してくれるだろうか」「母なら何て言うだろう」。こうして自分の思いを表明するよりも、常にお母さんが、どう思うかにアンテナが立っていました。

そして大人になりパートナーが出来ると、その人に対して今度は母親に求めていたものを、重ね合わせていきます。欲しかった無条件の愛情を、求めてしまうんですね。
「自分のことを何よりも第一に考えてほしい」
「どんな要求でも受け入れてほしい」
相手がそれに応えてくればくれるほど、さらに要求がエスカレートしていきます。そしていよいよ相手が、自分の思うような態度を取ってくれないと、強烈な不満を感じるようになってきます。
「恋人ならこれくらい分かってアタリマエ」
「普通こうやってくれるものでしょ」
その結果、関係自体が破たんしていくことが多いのです。

Mさんからの手紙

Mさんとはセッション後、いろいろやり取りをしていきました。
彼女は完成した文章ではなく「まだ中途半端だけど、とにかく私に見てほしい」とメッセージを送ってくれました。
これまでの彼女なら、間違いなく「ちゃんとした文章でなければ」と思い、中途半端な文章を送るなんてことはできなかったのですが、それが出来るようになったんですね。
読むと「どこが中途半端な文章?」と思う位ちゃんとしてたんですが・・・。(笑)以下にMさんからのメッセージを了承を得てシェアさせて頂きます。

湯川先生
こんばんは。未完成文にコメントをくださり、ありがとうございます。
バンコクから帰り、先生のコメントを楽しみにFacebookを開きました。
先生からのアドバイスは、私一人では思いつかない視点でした。
頂いた言葉を、掘り下げて考えてみます。

そして、また発見。
また思い込みと境界線侵入違反をしてました。
「先生ならコメントをくれているはず!」と。
しかも「私にプラスになるアドバイスをしてくれるはず」と。

今回はまさに期待通りのコメントをいただき満足している私がいますが、
そうでなかったらひどく落ち込む私が想像出来てゾッとしました。

お願いしたのは私、
だけどコメントするかしないかは先生の自由。

しかも私が望むようなコメントを求めてた私って、
境界線侵入違反どころか、先生の意思や言論の自由強奪事件

今までもこうやって彼に直接言わなくても、心の中で「私の望むような返事をして!」
と見えない脅迫していたのかも・・・。

今日から私、行動することにしました。
それは、今まで頼めなかった事をあえてお願いしてみることです。
(中略)
こんなふうに会社でお願いしちゃいました!!
(お願いするのに)理由も必要なかったです。こうやって書くと大した依頼事項じゃないのに、今まではちゃんとしなくちゃいけないと思って、頼めてなかったんだなぁと気づきました。

Mさんからのメッセージを、そのまま紹介させて頂きました。
先輩としてちゃんとしていなければならない。弱みを見せてはならない。そんな風に思うと、頼みごとすらできなくなってしまう。
でもね、ちゃんとしてなくていいんですよ。
普段、相当ちゃんとしている人が、たまにわきの甘いところを見せてくれるだけで、周りはホッとしますからね。
それと、、、
言論の自由強奪事件(笑)
そう、いつの間にか勝手な期待を相手に押し付けてしまうワケですね。

相手に期待を押し付けてしまう理由

それは何故だと思いますか?
自分が相手の期待に応えつづけて来たから?
だから相手に対しても「当然」そう思ってしまう?

いえいえ!違いますよ。
自分が相手の期待に応え続けて来たのではなく、むしろ周りが期待に応え続けてくれていたからこそ、それがあなた自身「アタリマエ」になって、当然のように相手や周りに期待していた、ということなのです。
分かりますでしょうか?
そう、それくらい人生の初期段階より、たっぷり期待に応え続けてもらえて来たのですよ!!その事に、まずは気づいて下さいね。
これまで散々周りや親御さんがやってくれていたことに、ちゃんと目を向けることなのです。それが「アタリマエ」だと思えるくらい、周りがあなたの期待に応え続けてくれていたってことです。

過度な期待は関係を破綻させる。そのためにやるべき事は?

期待するなら、せめて「言語化」して相手に伝えましょうね。
期待に応えるかどうかは、相手の自由ですけど(笑)でも、伝えることすらせず、期待するなんてキツイです~(≧∇≦)
それで出来たら、むしろ霊能者かエスパーですからね~(笑)言葉に出さないキモチを理解するだなんて、不可能なのだ、ということ。それを理解せよ、と思うのは、無理難題を押しつけているということですね。
「わかってほしい!」をやめると、キモチがラクになります。
不機嫌をまき散らすのではなく日々、ゴキゲンさんでラクになって行けたら、いいですね。
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