パートナーシップ心理学アカデミーの湯川央恵です。
束縛するほど浮気される
いきなり何ですか!?と思われました?(笑)
今日のテーマは「嫉妬心」。
この嫉妬心で苦しんでおられる人って、ホント多いですよね〜。
特に過去に浮気された経験があると
「この人も浮気するんじゃないか」と
信じられない気持ちが起こってしまうかもしれませんね。
ホント不安ですし、安心できる日々をなかなか感じられず、
苦しい時間を過ごしておられるかもしれません。
なぜ人は浮気をするのか?浮気に駆り立てるメカニズムに迫る
ここで、なぜ人は浮気をするのかを考えてみたいと思います。
人はどんなに素晴らしいことであっても、
それを強制された途端「苦しみ」に変わります。
早起きはいい習慣ですよね。
でもそれを他人から強制されて
「今日から朝5時起床を必ず守ること!」と言われると、
たまには二度寝したいと思いませんか?
私は肉好きですが、毎日肉料理ばかりでは、さすがに苦痛です。
また普段は健康を意識して「水」を良く摂るようにしていますが
「飲み物は水しかダメだ」と言われると、それはまた苦しい。
どんなに良い事であっても、それを他人から強制された途端、反発したくなるものなんですね。
あなたも子どもの頃「宿題したの?」と親から言われたら
「今やろうと思っていたのに、そんなことを言われたからヤル気なくした」などと思っていませんでしたか?(笑)
「浮気をしちゃダメ」は確かに正論なのです。
でもそれを相手に強制すると、むしろ浮気に駆り立ててしまうんですね。
自由にはもれなく責任が伴う
だからこそ、大切な人の自由意志は尊重する、
ということだと思うのですよ。
ただし、自由にはもれなく責任がついてきます。
自由にした結果、仮に相手が「浮気」をしたのであれば、
それはそのことに対しての責任として、
スッパリ別れる覚悟を
自分も相手も両方が持つ、ということだと思います。
何よりもしっかり2人で話し合うこと。
お子さんがいらっしゃる方の場合は、尚の事。
話し合うのが面倒だと「自分さえ我慢すればいい」となり、結局後々まで恨み節になってしまいます。
お互い相手の自由を認め合える、というのは、それだけ
お互いに責任を担っている、ということですよ!!
それは成熟した大人同士だからこそ、築ける関係性
まさに「大人のパートナーシップ」なのです。
嫉妬心のルーツはどこから?
そしてこの嫉妬心のルーツになっているのが、
小さい頃に持った親への期待ですね。
例えば自分の下に弟妹が生まれた時に、
親を取られたと感じたことで生まれた感情かもしれませんし、
また「親なら子供の望む通りにすべきだ」という
思い込みを持ってしまった事で、
パートナーにそれを無意識に投影してしまっているのかもしれません。
または、かなり大事に育てられチヤホヤされる環境だった場合、
それが「当り前」になっていることも・・・。
いづれにしても人それぞれの理由や背景があります。
そしてその多くが
子供の狭い視点や偏った見方による「誤解」や「錯覚」の多いこと!
ここでプログラム受講生さんから頂いた声をご紹介したいと思います。
長年彼に対して嫉妬心や不信感が止む事が無かった理由に唖然です。まさかあんな所にあったなんて!
何をやっても出来の良い弟ばかり可愛がられていると35年間勘違いしたまま、愛情を独り占め出来ると思っていた自分が、ポカンと呆気に取られていました。
子供の時の小さな感情の種は、解除しない限りは大人になっても続くんだと、肚落ち!
そして客観的な視点で見てもらうことが、どれほど大事なのかを痛感しました。
だって自分では絶対分からない。墓場までこの調子だったと思います☺️
頂いたアファメーションは読むたびに、可哀想な私ではなく、むしろ笑えます。
これからどんな風に変化していくのかが楽しみです。引き続きよろしくお願い致します!」
プログラム受講生のIさんの感想でした。
嫉妬心を持つ、というのはそもそもエネルギーが高い方なのです。
自分の思い通りにさせるため、そのエネルギーを使うのではなく、
自分を前進させるエネルギーや、
向上させるエネルギーとして使って行きたいものですね!
とは言え頭では分かるけど、心がついていかなーい、という方は
個別体験会にお申込下さい。
根本原因を特定することが、まずは何より大切です。