「子ども時代の依存を責め過ぎていませんか?」感想

前回書いた「子ども時代の依存を責め過ぎてはいませんか?」に感想をいただきました。
まだ読んでおられない方はこちらからどうぞ
ご本人の許可を得て、掲載させて頂きます。
 

湯川先生、いつもメルマガをありがとうございます。
依存的な人の言葉の特徴は『主語が「あなた」になっていることが多い』と書かれていた所で、ビックリしてしまいました。
確かに私の使う言葉の主語は
「たーちゃん(夫の名前)が○○だから」
「たーちゃんが、こう言った」
「たーちゃんが、また○○した」
夫を主語にするのが多いのは何となく分かっていましたが、だってそれは夫のせいだからと思っていました。
実は先日友人から
「あなたの頭にはたーちゃんしかないの?それってすごい依存状態じゃないの?」と言われたばかりだったのです。
その時は「この人は何も分かってない」と上から目線でバカにしておりましたが、
今から思えば私の依存状態が、友人に手に取るようにバレていたのかもしれないと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしくなって来ました。
これからは自分の言葉使いを意識して変えていこうと思います。

 
YNさん、メルマガへの掲載許可をありがとうございました。
無自覚が一番たちが悪い
これ、何度も言ってる言葉です。無自覚だと変えようが無いですからね。だから気づけて良かった!お友達にも感謝ですよねー。

依存と自立の心理学

自分が依存レベルにある時、欲しい結果を得るには「相手」次第。相手がやってくれたり、動いてくれなければ、自分の欲しい状態が手に入らないということ。
自立レベルにあると、自分の欲しい結果は自分の力で得る事が出来ますからね!
「じゃあ、いち早く自立すればいいってこと?」というと、実はそうこっちゃない!それは「人によって変わってくる」ということなのです。
男性顔負けのゴリゴリの自立女子に対して、更に自立に向かわせるのではなく、今度は逆に仲間を信じることや、部下に任せるといった「相互依存」を学ぶ必要があるんですね。

「7つの習慣」自立状態よりさらに精神的成熟度がアップしたもの

「依存」じゃないですよ「相互依存」
言葉は似ていますが、中身は全く違うものです。
依存 ▶︎ 自立 ▶ ︎相互依存
この順番なのです。
(この「相互依存」については書籍「7つの習慣」に詳しく書かれてあるので、是非ご一読下さい)
 
「相互依存」の状態とは「自立状態」よりさらにレベルが高いものになっています。
何のレベルかというと「精神的成熟度」ですね。
自分だけでも力を発揮できるのは当然なんだけど、他者と力を合わせることで、自分一人で出す結果よりも、より大きなものを出すことが出来る。
個人プレーではなく、他者の強みを引き出し、組織やチーム全体の力を引き上げていく、それらが「相互依存」のレベルなんですね。
他人の才能に嫉妬して、足の引っ張り合いをしている間は、まだまだ。
相互依存とは、嫉妬心を遥かに超えたものなのです。

相互依存の特徴、言葉づかい

昨日お伝えした言葉遣い。「相互依存」だとどうなるか?
今度は主語が「私たち」になるんですねー。
「私たちの目指すゴールは」
「私たちは何を乗り越えればいい?」
「私たち共通の課題は」
こういう言葉遣いになるわけです!
 
依存レベルは「あなた」
自立レベルは「私」
相互依存レベルになると「私たち」なんですね!!
「私たち」に変わるものとしては、「このチームにとって」とか「我々の組織は」とか。もっと小さい単位で言うと「私たち夫婦にとって」とかね、そういうものに変わります。
 

成長のプロセスー相互依存に向かう順序「7つの習慣」

でもこの相互依存は、依存状態からいきなりはムリなのです。必ず自立状態を経ないと、ここに至ることが出来ないんですね。
なぜか?
それは内面的成熟度が伴わないから。
書籍「7つの習慣」にはこのように記載されています。

相互依存は自立よりはるかに成熟した状態であり、高度な概念である。他者と協力すれば、自分一人で出す最高の結果をはるかに上回る結果を出せることを知っている。自分の内面で自分の価値を強く感じられると同時に、他者を愛し、与え、他者からの愛を受け止める必要性を認識している。

相互依存は、自立した人間になって初めて選択できる段階である。依存状態からいきなり相互依存の段階に達しようとしてもムリである。相互依存できる人格が出来ていないからだ。自己を充分に確立していないのだ。

まずは自立状態を目指す。そして内面的に成熟・成長したのち、「相互依存」のレベルに向かうということ。
なので「依存 ▶ ︎自立 ▶ ︎相互依存」の順番が大事なんですね!
引き続き、書籍「7つの習慣」からの言葉をご紹介しましょう。
 

依存という問題は個人の成熟の問題であって、状況とはほとんど関係がない。たとえ状況がよくなっても、未熟さと依存心は残るものである。

本当に自立すれば、実は周りの状況がどうであれ、自分から働きかけることが出来る訳ですね。
周りの人や状況が変わってくれないと、自分が変われない、なんて思っている間は「依存状態」であるってこと。ホント不自由極まりない!

セラピスト・カウンセラーとして大事な視点

また、セラピストやカウンセラーとしては、目の前のクライアントがどこのレベルに位置しているのか?それを見極めることが大事ですね。
それができないと、無闇に自立へと向かわせるだけのセッションとなり、クライアントの現状に則していない。
つまり「成果が出ないセッション」となってしまいます。
現在地が違えば、目指すゴールも違う。
だからこそ、一人ひとりに応じたアドバイスが必要になってくるのだと思うのです。
湯川 央恵
 


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