湯川です。
本日はちょっといつもと違うお話を。「運と徳」についてお伝えしようと思います。
徳の無い人の幸運は一瞬で終わる
運が良い人になりたい、とは誰もが思うこと。
彼に尽くしたり、一緒にパワースポットに行ったり、神社へお参りしたり。
ですが、、、、
そもそも徳の無い人には、どんな幸運が訪れたとしても、一瞬で過ぎ去ってしまうようです。
宝くじで高額当選しても一瞬で使い切ってしまう。むしろ以前よりも貧困に苦しむ、というのはよくある話。
これ、徳がないからなんですよね。
そうだとしたら「運」を良くしようと思えば、まずは「徳」を身につけることからだと私は思うのです。
では、どうすれば徳を身につけることが出来るのでしょうか?
徳とは「自分一人でいる時の姿」に現れる
雑誌「致知」4月号にこんな言葉が載っていました。
まずやるべきことをやる。
それによってどんな報酬があるのかを考えるのは後回しにする。
それが徳を高めることになる。
(中略)
それは与えられた環境の中で運命を呪わず、不平不満を言わず、最高最善の努力をすること。
仕事のジャンルを超えて一流と言われる人達は、この一点で共通していた。運と徳を高める根幹をここに見る。
いやもう、喝破した!という感じですよね。
私はこれを読んだ時「徳」があるか無いかは、つまり、こういうことじゃないかと思ったのです。
「一人の時の自分の姿が、モニタリングされていても大丈夫かどうか?」
これに胸を張って「大丈夫!」と言える人は、恐らく「徳」が身についている人、なんだと思うのです。
人前ではニコニコしていたり、感謝の言葉を言っていても、ひとたび誰もいなくなった時には、文句や不平不満ばかり言っていないか。
努力もせずに成果だけ欲がっていたり。
平気で道にゴミを捨てたり。
スーパーで一旦カゴに入れて買うつもりが気が変わって元に戻さず、その辺に置いたり。
こんな風に、誰も見ていない時の自分の振る舞いこそ
「徳」があるか無いかが、見えるのではないかと。
徳を高めるとは人格を高めること
イエローハットの創業者である、鍵山秀三郎さんが著書の中で、こんな言葉を仰っておられました。
人間は義務でやらなくてもいいことが、どれだけできるかということが、人格に比例していると思います
人格=徳 なんですね。
言われなければやらない、言われてもやらない。
そうではなくて、言われなくても、誰も見ていなくてもやる。
道ばたに落ちているゴミを拾う。
駅員さんに「おはようございます」と挨拶をする。
自分だけの知識とするのではなく、全体が向上するならば、みんなに情報をシェアする。
自分だけの幸・不幸にあくせくしていると、周りに目がいきません。
まさに義務以外のことには全く目がいかず近視眼的になり、メタ認知出来ていない状態。
でも自分だけじゃなく、全体が良くなることに意識を使う事が、人格や徳を高めることに繋がり、結果、自分も周りも幸せになることなんだなあと思いました。
自分自身への戒めとして、シェアさせて頂きたいと思います。
さあ、今日はこれから怒濤の個人セッションが続きます。今日もしっかり仕事しますよーー!