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今日はタイトル通り、漫画「あひるの空」から”自分の欲しいものを得る”方法について、お伝えしていきますね。
パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
「あひるの空」から生き方を学ぶ
湯川、結構マンガ好きなんです。
古いところで言うと「バクマン」「メジャー」「宇宙兄弟」
去年実写映画化にもなった「東京リベンジャーズ」も好きです。
あ、どれもこれも少年漫画ですね〜笑
最近読んだのが「あひるの空」
これ最近アニメにもなってたんですね。
弱小高校バスケット部の仲間たちが、様々な試練を乗り越えて成長していくストーリー。
物語としてはベタですが、セリフがいいんですよ〜。
あひるの空ー努力の足りなさを何かのせいにするな
ここに出ていた一文に心打たれました。ご紹介します。
辞めたいやつは辞めていい。
上達しないのはセンスがないから。
退いてしまうのは、才能がないから。
あの人には敵わないから。人は目指していた何かを断念する時、必ず理由をつける。
なぜか分かるか?
その方が楽だからだ。ダメならダメでいい。
ただ自分の努力の足りなさを、別の何かのせいにはするな!©日向武史 / 講談社 「あひるの空」より引用
バスケの合宿が辛くて「もう無理です」と弱音を吐いた部員に対して、監督が放った言葉です。
思わず「おぉ〜!」と叫びましました笑
あひるの空ー人のせいにして自分を正当化する
私たちは何かを諦める時
その自分の諦めに正当性を持たせたくて、つい何かのせいにしてしまいます。
理由は監督の言葉通り。
その方が断然楽だから。
それに
自分が悪い人にならないから。
仕方なかったことだと諦めがつくから。
人のせいにすることで失っているもの
人間生きていると、そりゃいろんなことがあります。
最初「よしやるぞ!」と思って始めたことであっても
なかなかうまくいかず、諦めてしまうことだってありましょう。
そんな時に
「私悪くないもん」
「たまたまタイミングが悪かっただけだもん」
「指導者に問題があるんだよ」
こんなふうに何かのせいにすればするほど、
当初自分がそれを「志した念い」すらも否定してしまうことになっちゃうんですよね。
人のせいにする生き方は「心の癖」になる
諦めることだってあると思う。
自分の上達のしなさ加減に、ウンザリすることだってあると思う。
だけど、それを何かのせいにするのではなく
自分の目の前の現実は、自分が選択した結果だと自覚すること。
難しいけどね。
ただ、それが出来ないと、何を選んだとしても、何を新しく始めたとしても
いつも人のせいにするっていう「心の癖」は変わんないワケ。
努力の足りなさを、何かのせいにするのは確かにラク。
でもそれは一時が万事
自分の人生全般を通じた「生き方の傾向性」になると思うの。
その場をやり過ごせても
その心の癖が「自分の生き方」であり「自分の人生の傾向性」になると思うと、私はそっちの方が、断然イヤなんですよ。
まとめー自分が選択したことを忘れない
欲しいものを得る人は、自分のダメさ加減も、イケてなさも
今の自分の現在地を認めるところからスタートしています。
何より元々「チャレンジしよう!」と決めたのは自分。そのことを忘れないで。
去年書いた「逃げグセ・先延ばし癖がある人の行動特徴と原因・改善方法」も参考になると思います。こちらの記事もリライトしました。
湯川央恵