今日は実母の七回忌。朝から奈良に来ています。
それにしても、なんて時の流れは早いのでしょう。
そしてどれだけ時間が経ったとしても、いや経つにつれて、親のスゴさ、愛の大きさ、深さに改めて気付かされます。
さて昨日お伝えしたOさんの事例です。
毎日フラフラになるまでやっている家事育児を、夫から「大したことしてない」と言われ、挙句「もっと働け!」と言われるOさんの事例をお伝えしました。
まだ読んでおられない方はこちらからどうぞ。
依存的で攻撃的なお父さんの姿と、Oさんの姿が同じで、
家族のために犠牲的に尽くしているお母さんの姿と、Oさんの夫が同じだと湯川は言いましたが・・・
でもそう言われても、今のOさんはとても働き者。
なので、どこがお父さんと同じなのか、
ぴんと来ないと言う方も、読者の中にはいらっしゃっるかもしれません。
今日の内容をお伝えする前に、お断りしておきます。今日のブログは厳しいです。
「相手に変わってもらおうとするのではなく、自分が変わるんだ!」
そんな思いのある人だけ、お読みください。
問題解決は今だけを見ていては出来ない
さて、Oさんのような場合、現象が起こっている”今”だけを見ていては全く解決できません。
必ず幼少期を含めた
人生全体を見ないと問題は解決しないんですね。
やってもらって当たり前と思うルーツとは
実はOさん、学生時代にあるトラウマを抱えてしまうのですが、その出来事を大人になるまで、ずっと親のせいにしていました。
「親がもっと子供の行く末を考え導いてくれたら、
「親のくせに何も教えてくれなかった。アドバイスもくれなかった」
こんな風に、親だったらもっと、こうすべき!ああすべき!と、自分の望む通りに何もかもお膳立てしてもらわないことで、不平不満ばかり言ってたんですね。
でもそのことが「親のせいにしている」とは全くわからないのです。
これはOさんに関わらず、誰もがそうです。
それほど親からしてもらうことは当たり前で、親のせいにしちゃうんですよね。
エネルギーは完全バランスー欲しければ見合った分を出せ
そして何よりも、エネルギーは出した分しか帰ってきません。
これはどうやら法則のようです。
自分がこれまであまり出して来なかったのに、先に得てしまうと、どうなるか?
後で、その分の支払いをしないといけなくなるのです。
例えば、カードでお買い物をバンバンすると、その時はいいですが、使った分は後でキッチリ支払いをしないといけません。
使いすぎると、後が大変になりますよね。
それと同じことが起こるのです。
なので、今自分がめっちゃ理不尽な環境だと思った時は
過去から現在まで見て、エネルギーの収支バランスが合っているのか?を冷静に考えるといいですね。
このとき誰もが「自分が可愛い」ので子供時代のことは
「あれは仕方なかった」とか「子供なんだから当然」
すると「やっぱり自分は正しい!」となり、なかなか改めることができないの。
エネルギーを出せているか出せていないかを見極める方法
自分でも簡単に見極めるポイントをお伝えしましょう。
それは「自分に対して厳しい人が自分の近くにいるかどうか?」これを振り返ってみてください。
自分の周りに厳しい人が多く現れるときは、
自分が相当甘々で、エネルギーを出していないんだ、と言うこと。
これ、覚えておいてくださいね。
つまり怒られたり厳しくされないと動かないくらい、怠慢な自分がいる、と言うことなのです。
普通にしていたら、最低限度のことしか、しないのです。
もしくはそれすらも面倒臭がってやらない。
つまりエネルギー的には、思いっきりカードでお買い物をバンバンしていたので
その支払いを促されている状態。
なのでしっかりエネルギーを出せ!とばかりに、自分の周りに、厳しくビシビシ言う人が現れるのです。
言われないと動かないからこそ、そんな風に自分のケツを叩く人が現れるんですね。
それくらい、子供の頃を含め、過去から自分の姿を見たとき、自分は動いてこなかった、と言うこと。
でも今だけを見ると「理不尽に働かされている」と思うのです。
だから子供の頃から含めて見ていかないと、エネルギーの力学が説明つかないんですね。
ちょっと長くなってしまいました。
Oさんのさらなる気づきは何か?
父親への見方と夫への見方のカラクリは何だったのか?
続きはこちら