湯川はこの本が大好きで、事あるごとに読み返しております。湯川のバイブル、と言ってもいいくらい。
毎週水曜日、受講生向けの「7つの習慣」勉強会を開催しております。
その打ち合わせで、昨日単元を読み返していたのですが「本当そうだよなー」という箇所を今日は紹介させていただきますね。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
あなたの中心は何?
人は誰でも「自分の中心」を持っています。ですが、それを意識している人って少ないんですね。
あ、「中心」って自分の判断基準になる元、と思っていただくと良いですね。
中心としてよくあるのが「配偶者中心」「家族中心」「仕事中心」「お金中心」などなど。
それぞれどんな状態になるのかを、下記に簡単に記しました。
「配偶者中心」 自分の心の安定が配偶者の言動に大きく左右されている状態 「家族中心」 周りから自分の家族がどう評価されるかで心の安定が影響されている状態 「仕事中心」 会社や職業で価値が決まり、仕事以外の時間が落ち着かない状態 「お金中心」 稼がないと安心できない。いくら稼いでいるのかが人の価値。
この中で「敵中心」というのがあるんですね。「え?敵中心?」と思われました?ちょっと意味わかんないですよね。
敵中心の生き方とは
これは腹立たしい相手の一挙手一投足に反応している自分、と思ってもらうといいですね。
- 気がつけば相手のことをイライラしながら考えていませんか?
- 過去の相手との嫌な出来事を思い返していませんか?
- 何とかしてギャフンと言わせる方法を考えていませんか?
- 自分は悪くない、相手がいかに悪いかを証明しようと躍起になっていませんか?
そういう振る舞いが
「あなたの中心は「敵」に支配(敵中心)になっていますよ」ということ。
相手のせいにすればするほど「依存」している
7つの習慣にはこのように書かれています。
「離婚した人の多くにも同じパターンが見られる。
元妻や元夫への怒り、憎しみに取り憑かれ、自分を正当化することに汲々としている。
自分の批判が正しいことを証明するために、元のパートナーの欠点を持ち出す。」
どうでしょう?心当たりありませんか?(笑)
そしてこのような言葉が続きます。
「離婚したとは言え、精神的にはまだ結婚生活が続いている状態なのだ」
その通り!って感じの言葉ですよね。
つまり四六時中、イヤな相手のことを考えていると言うのは、例え物理的に離れていたとしても、心はべったり一緒に居ると言うこと。
これ、別に結婚しているしていないは関係ありません。
嫌いな相手のことが気になって、わざわざSNSを見に行ってチェックしているとかも同じなんですね。
相手の行動一つにいちいち反応するくらい、実は相手に「どっぷり依存している」ってことなんですよ!
そして相手がいかに間違っているか、自分はいかに正しいかを、証明できる証拠を、無意識に躍起になって探しているんです。
敵中心になった時の対処法
気づくと、自分の人生の中心がそんな「敵中心」になっていたら…、とても不毛だと思いませんか?
そんなときはこんな風に考えてみては如何でしょう?今は「敵」と見えているかもしれないけど、
- 本当は相手が正しいとしたら?
- 自分自身が改めるべき点を教えてくれているとしたら?
- 自分の「愛の定義」が偏っていることで、敵と見えているだけだとしたら?
まとめ
究極は「勝ち負けって無い」と湯川は思っています。特にパートナーシップにおいては、夫婦二人ともが勝つべき、なんですよ。
片方を木っ端微塵に打ち砕いたならば、それはもれなく自分に返ってきますからね。
書籍「7つの習慣」本当にお勧めです!
湯川央恵