湯川です。
今、新大阪に向かう新幹線の中です。
今日から数日和歌山に戻り、亡き父の初盆供養など、長男の嫁の役割を、しっかりやってきますです〜。
さて、先日来より「疲労感」と「仕事能力」についてRさんの事例から2回に分けてお伝えしました。
Uさんより感想を頂きました。ご本人の了承を得てご紹介致します。
疲労感が半端なかったUさん
私は専業主婦なのですが、毎日疲労感が半端無く、西洋医療の他にアロマ、ハーブ、鍼灸など民間療法を受け続けて、今は養命酒を常飲しています。
でも疲れ方は年々ひどくなっています。
半年前旦那に
「あなたのせいで私は毎日こんなことになっている」と言った事があり、旦那は黙って聞いていました。
「ゴメンくらい言ったらどうなのよ!」と私は旦那を責める思いで一杯でした。思い返せば子どものころから私は、勉強出来ないのはママの教え方が悪いせい、
竹馬がうまく乗れないのはお兄ちゃんが教えてくれないから、
友達が出来ないのはみんなが私の気持ちを分かってくれないからと、ずっと誰かを責め続けていたからだと思いました。メルマガを読んで疲労感の本当の理由が、はじめてわかりました。
私は(Rさんと同じで)本当はとても恵まれていたのでしょう。
ここまで支えてくれた周りの人に感謝の気持ちで一杯です。
Uさん、感想&掲載許可をありがとうございます。
そうですかあ、養命酒!なかなかシブいですな〜。
で、疲労感の本当の理由は「誰かを責め続けていたから」という気づき!
すっばらしいです!まさにその通り!
素直に謝れない人
ですが、最後の「ここまで支えてくれた周りの人に感謝の気持ちで一杯です」
ここがイケマせぬ〜!
ここまで支えてくれた周りの人に感謝するまえに、散々周りの人に対し、責めて来た事を謝罪することです。
自分から主体的に動く事をしてこなかったばかりか、むしろ相手が全部お膳立てしてくれることがアタリマエだと思ってきたのですから。
ですから、まず謝ること!
特に夫に対しては、心からの謝罪が必要です。
「ありがとう」と言うと済まされる?
不思議なことに、謝罪をしたくないとき、人は感謝に逃げます。
「有り難いって思っています!」
「感謝してますから!」ってね。
そう言うと、何だか済まされるような気がしませんか?
でも違いますよ。
やったことはやったこととして、心からキチンと謝罪することです。感謝はその後。
謝罪 ⇒ 感謝 その順番を守ること。
自分が逆の立場だったら、よーくわかるでしょ。
「いやいやお礼はいいから、まず謝れよ!」と(苦笑)
お礼は当然言うのです。でもその前に「ごめんなさい」という謝罪。
「謝る」=「負け」なのか?
「謝ることは負けたことだ」と思っている人は、なかなか素直に謝れません。
でもね、このメルマガでも何度もお伝えしていますが「大人は負けることができる」のです。
子どもの頃、大人とトランプゲームなんかで遊んだ時、子どもは必死に大人に勝とうとするでしょ。
大人はそんな様子を見てたまに負けてあげたりするわけですよ。そんな「負けてあげる余裕」が大人にはあるわけです。
子どもはそんなことは出来ません。自分が勝つ事に必死だからねー。
そんな人はずっと自分は勝って来た、と思っているかもしれないけど、ホントのところは周りから「勝たせてもらっていた」ってことなの。
それに気づかず「自分は勝って来た」と思っていたとしたら、恥ずかしすぎでしょー!!
なので「謝るのがイヤ!」という方は、体は大人でも心はいつまででも、精神的には3歳児のおこちゃまだということ!
映画「千と千尋の神隠し」の坊ですよ、坊!
素直に謝れないオンナほど、幼稚で可愛くないオンナはいませんからね〜
自分の非は非として認める!
しっかり謝罪する!
徹底的に負ける!
そこからやっとスタートです!
明日は仕事能力の滞りを産む、たった一つのポイントについてお伝えしますね。
追伸:新幹線が西に向かうにつれ、青空も広がって来ましたよ!
湯川 央恵