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このメルマガでも「自分に向き合う」というフレーズは、ちょくちょく出てきますし、いろんな本を読んでも出てくる言葉かもしれません。
「自分に向き合う」と言われても、一体どうすりゃいいの?って思いませんか?
何だかストイックで、すごく難しいことのように感じている人もいるかもしれませんね。
一般社団法人 人間関係心理学協会 代表理事
パートナーシップ心理学アカデミー の湯川央恵です。
今日はパートナーシップ心理学アカデミー流「自分に向き合う方法」についてお伝えしていきたいと思います。
自分に向き合うとは?
えー?自分に向き合うってめんどくさそう。
そこそこ幸せだし、それに忙しいし。自分に向き合う必要性ってあるー?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かにその通り!
みんな忙しい!
暇な人なんていませんね。
だからこそ、やっている人とやっていない人との差が、出てくるんだろうなと思うわけ
日々、目まぐるしく忙しくしていると、意識が外へ外へ向かっていってしまうんですね人の目を気にしたり、世間体や常識に流されてしまうことになってしまう。
「自分に向き合う」とは、
一言で言うと「自分の本音を知ること」
だと湯川は思うんですよね。
ポジティブな思いも、
ネガティブな思いも、
あるがままの自分を認知すること。
自分に向き合い自己理解が進んだ先にあるもの
自分のことがわかってくると「面白い!」ですよ!!
「ほほーーっ!こんなこと思ってたか!なるほど!」って感じ笑
逆に「自分ってこんなヤツやったんかー」とガッカリした気持ちになる方もいらっしゃいます。でもそれは途中経過。
その先にある、自分自身の真なる思いや周りの人から受けた、深い深い愛に気づくことで、これまでの自分の経験全てが、ただただ有り難く、そして愛おしく思えてくるようになるんですよね。
いづれにしても、自己理解が深まることで、他者への理解も比例して深くなり、感情に振り回されて疲弊することが、ぐっと減ってくる!
ね?そう思うとなかなか楽しいでしょ?
自分に向き合う方法を取り上げた理由
そもそも何で、こういうことをお伝えしたいと思ったのかと言うと
- 自分が何を感じているのか?
- どうしたいのか?
- 本当の気持ちは何なのか?
- 本当は何を願い、何を恐れているのか?
こういうことがわからなくなっている人が多くなっているなーと感じることと
分からないが故に、悩みが深くなっているなあーって感じている、この両方からなんですね。
特に学生時代、勉強もしっかりできた。
親からも褒められ期待されていた、いわゆる「いい子」だった人ほど、自分の内面を見るよりも「正解探し」に走りがちで、自分の内面より、外側に目を向ける傾向が強いな、というのが湯川の肌感覚。
時代が変わった今、正解は一人ひとり違う。
だからこそ、自分に向き合う力を持つことが、自分らしく生きるためには、とても大事なんだと、私自身も実感しているんですよね。
自分に向き合う具体的な方法
じゃあ具体的にどうするのか?
内的方法と外的方法の大きく2つに分けられます。
自分に向き合う内的方法
ノートに書き出す
一人の時間をつくり、頭の中にあるモヤモヤした思いを書き出します。
特に、心がざわざわした時やネガティブな気持ちになった時にこそ、超おすすめ!!
ネガティブな気持ちになった時は、そこに自分の価値観や前提、思い込みを発見しやすいからね。
自分に向き合うーノートの書き方
1、何が起こったのか?(出来事を記入)
2、そのことで何を感じたのか?(感情や思いを正直に)
3、相手になんて言ってやりたいのか?(遠慮せずストレートに)
4、自分の本当の思いは何だったのか?
これらについて書いていきましょう。
書き方のポイント
とにかく書けばいいわけでは、ありません。
書き方にもいくつかのポイントがあります。
「遠慮せずストレートに書く」
誰に見せるわけでもないので、思いっきり書くこと!
ここで「いい子ちゃん」になる必要はありません。
こんなこと書いたらダメと思うことなく、とにかく思いっきり書くこと。もし思っちゃったら「ダメだと思いながら書いてる」と書けばいいですね。
とにかくここは、思ったことをそのまま書く。自分の思いを全肯定しちゃってくださいね!
ただモヤモヤした思いが、仕事中だったり、手が離せない場合は、思いついたことだけをささっとメモして、今の気持ちを残しておくこと。
そしてまた改めてやることです。
「時間を決めてやる」
ダラダラとやると、気持ちがそっちに引っ張られてしまいます。
「今から15分間!」など時間を決めて、メリハリを持ってやりましょう。その方が集中できますね。
この15分間は思いっきり、相手のせいにしていいですからね。正直に自分の思いをそのまま書いてください。
その間はスマホもオフにする。とにかく一人になって集中できる環境で書き出していきましょう。
「手書き」
PCやスマホより、手書きがおすすめ。大学ノートでもいいのでノートを1冊用意されてください。そこに書き出していきましょう。
実際に手で書くと、PCより気持ちを込めやすい、という利点が一番大きいですね。
怒りでカリカリしている時は、書き殴るような形になりますが、それがまたいいんですよ。PCだと文字の大きさと太さを変えるくらいで、どうも美しすぎる笑
でも「絶対手書きでなければ!」ということではありません。
自分のやりやすい形がいいので、やってみられてください。
あと、思いの丈を描くので、ご家族に見られないように、くれぐれも管理はしっかりと!
まとめ
自分に向き合うとは「自分の本音を知ること」とお伝えしました。
そのためにも内的方法として「自分の思いを書き出す」。
パートナーシップ心理学アカデミーでも、皆さんにご自身の思いを書き出してもらう「デスノート」というのをやってもらっています笑
そこにはどんな思いも否定されることなく、ありのままを書いていただいています。
書き出してもらっての気づき。そこからのフィードバックやセッション。そしてワークショップ。さらに気づき、となり、受講生の皆さんの気づきのスピードが、半端ない!
やはり一人でやると限界があるので、このような環境を用意して、みんなでワイワイやっていくのは本当に楽しいし、成長していく皆さんを見ることが何より嬉しい限りなのです。
長くなったので、外的方法はまた次回お伝えしますね!
それではまた!
湯川央恵