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パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
パートナーシップ心理学アカデミーは、女性が多いのですが、男性の相談にも乗っております。特に「妻の気持ちが分からない」という方、多いですね。
- 妻がなぜ不機嫌なのか分からない。
- 気を遣ってあれこれやっても、結局怒らせてしまう。
- 妻に配慮しているのに「イライラさせないで!」と言われる等々・・・。
いやー、なかなか辛いですよね。
こんなふうに言われると、夫としては「一体どうすりゃいいの?」って思っちゃう気持ちも、分かります。
今日のメルマガは、相手の「分かって欲しい!」にお困りの方は必見!妻側も夫側も両方、参考になると思いますよ。
妻がなぜか不機嫌でイライラ!その本音とは?
さてさて、妻の言動だけを見ると、
妻側のこの態度は、一言で言うと
「分かって欲しい!」なの。
- 言わなくても分かって欲しい!
- 不安な気持ちに気づいて欲しい!
- 今何を必要としているか察して欲しい!
こうなってしまうのは、このメルマガでも再三お伝えしています。
子供の頃の「チャイルド思考」ですね。つまり「幼児性」。子供が親に求める気持ちです。
不機嫌になる理由とは?ー幼児性
親なら言わなくても分かってよね!
親なら私の気持ちに気づいてよね!
親なら私が今何を必要としているか察してよね!
親に求めた当たり前を、パートナーに対し、当たり前のように求めてしまうわけですね。
他の人には絶対言わないことを、親やパートナーには言えるのです。
それくらい親に持った思いは、無自覚にパートナーに求めてしまうんですよ。いい悪いじゃなく、無自覚にそうなってしまうの。
それほど、親との関係性は、パートナーシップに色濃く出てしまうものなのです。
だからパートナーシップ心理学アカデミーでは、対処療法ではなく、親との関係性をしっかり見ていきましょうね、とお伝えしています。
人間関係の「型」とも言える、親との関係性を見ることで、親との関係性が変わる。だからパートナーシップは変化して当然なんです。そう私たちは見ていますよ。
妻が不機嫌ー依存しているものにこそイライラする
話が
脱線してしまいました。
つまり妻は夫に対し、親に甘えるように依存している、ということなんですね。
依存しているからこそ、自分の思い通りにならないと怒りが湧くのです。
言うこと聞いてもらって当たり前なのに、なんで!?
言わなくても分かって当然なのに、何してんの!?
こんなふうに、依存する相手には、いとも簡単に怒りが湧いてくるんですねー。
幼児性を持つ妻だけが悪いのか?
じゃあ、幼児性を持つ妻が悪いのか?
いえいえ!そもそも、いいも悪いもありません。
さらに夫婦は合わせ鏡ですから、そういう子供っぽい妻と夫婦だということは、夫の中にも幼児性や依存心があるかもよ?ということです。
もちろんご主人は、大人として、大黒柱としても、しっかりとお仕事されていらっしゃいます。
ですが、自分の心の一部に、その部分があるのに放置したままだと、内面が外に現れますので
自分の周りに、何度も繰り返し現象として現れて来ます。
そこを無いことにしたり、忙しさで誤魔化すのではなく、はたまたお花やケーキを買って、妻の気持ちを慰めたことにするのではなく、自分の中にあるものを、見ていきませんか?ということを提案しています。
(ケーキやお花を買ったり忙しさで誤魔化している限り、
どちらか一方が変わると、必ず何らかの変化が起こります。
夫婦は関係性ですから。
妻の不機嫌ーどちらから変わるべきなのか?
その場合、妻側から変わるもよし、夫側から変わるもよし。
私がいつも言ってるのは変わるのは「困っている方から変わっていこうね」とお伝えしています。困っていない方は、自分は困っていないんだから変わろうとしませんからね。
自分ばかりが変わるんじゃなくて、相手も変わるべきだ!と思いがちかもしれませんが、やはり自分が困っているなら、自分から変わることが王道です。
そうすると、逆説的ですが、相手も必ず変化を起こします。
「変われ!変われ!」と願っている間は変わらず、
相手に期待せず自分が変わろうとすると、不思議なことに、
大事なことは、夫婦であっても、自分のお困りごとを、
妻の不機嫌を夫のせいにしない。
夫の不機嫌を妻のせいにしない。
妻の不機嫌は、妻の責任。
夫の不機嫌は、夫の責任。
いつだって
自分の感情の責任は、自分にあるのです。
不機嫌な妻のまとめ
ということで、今日のまとめ
1、イライラしている妻は「分かって欲しい」と思っている
2、イライラする相手に依存している
3、自分の幸せの責任は、自分で取る
それではまた!
湯川央恵
追伸:
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