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夫の配慮のない行動にイライラしていませんか?
自分ばかりが損な役回り、あの人ばかりズルい!我慢するのはいつも私。
そんな思いになってしまう理由と対策をEさんの事例で紐解いて行きます。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
私ばっかり損している!?
共働き夫婦のEさんの事例です。
仕事から帰って来たら、食事の支度に掃除、洗濯、子供の世話と息つく間もありません。食事も子供に食べさせるのに必死。
後片付けもそこそこに子供を寝かせていると、自分も寝落ち。
知らない間に旦那は帰ってきてたみたい。
見ると旦那は自分の食べたものも、何もかも放置でスーツのまま、テレビをつけっぱなし。ソファーでゴロリと横になっている。
スーツ脱いでよ!
寝室に行ってよ!
歯磨きしなさいよ!
そんな姿を見るにつけ「私ばっかり損してる!」と怒りがふつふつと。
母に相談すると
寝室のベットで寝るように促したらどうなの?とか
せめて布団をかけてあげなさいね、とか
ストレスや疲れで寝落ちしてるんだから、とか。
まじでうざい。
母から来たLINEコメントを見ると「わかってくれない」と余計にイライラ。
そんな翌朝、夫から「ちょっと味付け濃くない?」などと言われようものなら、あっと言う間に怒りが沸点に達し
「ごるぁ!だったら食べるなー!」となっていたEさんでした。
いやー、Eさんの気持ち、痛い程ほど分かります。
思う人は益々思い、思わない人は益々思わない
ただ「自分ばっかり損している」と思ってしまう人は、他の場面でもこういうような「損した」という思いを感じることが多く、そんな思いをしない人は、場面が変わっても「損した」というような思いは、あまりしないようようなのです。
コレ不思議ですよね。
思う人は、益々思い、思わない人は、益々思わない、ということ。
「自分ばかり損している」の原因
なんでこんなことになってしまうのか?
いろんな理由がありましょうが、Eさんの場合は特に「べき」が強かった。これがどうやら大きく影響していました。
もう少し詳しくお伝えしましょうね。
自分を苦しめる「べき」思考
Eさんのお母さんもEさんが子供の頃、共働きでした。
忙しく働くお母さんに対して
「母親なんだから家のことはキチンと全てやるべきだ」
「子供にも夫にも不満を感じさせるべきではない」
こんな高い要望を、Eさんは持っておられたんですね。あ、もちろん無意識です。
そして「キチンとやっていない」と見るや否や、母を責め、不満を溜めて来ていたんですね。
なので自分がお母さんと同じ立場になった時、お母さんに持った、自分が作ったルール
「母親なんだから家のことはキチンと全てやるべきだ」「子供にも夫にも不満を感じさせるべきではない」
このルールに自分が、がんじがらめになって苦しんでしまうの。
親に持った「べき」が強ければ強いほど、その呪縛に自分が苦しんでしまう。
いやー、このことに気づかず、苦しんでいる人がどれほど多いか!
なので万一、自分が夫に手伝ってもらっても、不満を感じさせるくらいなら、自分がやってしまったほうがいい!となるわけですね。
なので「自分ばっかり損している!」と思って、毎日イライラしてしまう人は、自分の作ったマイルールを見直してみることなのですよ。
今度の札幌でのセミナーは少人数でやりますので、その辺りのこともしっかり見て行きます。
お一人おひとりからお話しを伺い、またカンタンに自分の思い込みが分かるワークも、やっていきます!
「愛を制するものは人生を制する」
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