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エアコンつけっぱで冷えたのか、最近お腹のゆるい
トイレとお友達@湯川です。(汗)
夫婦関係破綻ー解釈を変えることで体験そのものが変わる
さて、私たちは日常、様々なことを体験しています。
同じ体験であっても、それをどう「解釈」するのかは、本当に人それぞれ。解釈一つで気持ちが上がることもあるし、反対に凹むこともある。
だとするなら、解釈を探求することは、幸せになるための、一つの楽しい実験になると思うんですよねー!
ということで今日は自分の「解釈」を検証しよう!!
というテーマでお伝えしていきます。
正しい「事実と解釈」の分け方
解釈を検証するためには、まず
ネガティブな感情になった時の出来事を思い出します。
検証方法は、その時に目にしたもの、体験したことを「事実と解釈」に分けること。これがポイントです。
事実とは何か
事実とは、実際に起こった出来事です。
誰が見ても動かせない客観的な意見ですね。
解釈とは何か
一方解釈とは自分の考えや感情、思い込みが入っているもの。主観的な意見のことです。
事実・解釈を分ける練習問題
分かりやすく、まずは練習問題をやってみましょう。
以下の文章を読んでください。(上司を夫と替えて読んでみてもいいですね!)
出社したら玄関ホールで上司と会った。
「おはようございます」と言ったのに無視された。
私のことが鬱陶しいんだ。
この文章を事実と解釈に分けてみましょう。
難しいなら、まずどこが解釈なのかを考えてみましょう。
解釈は
まずは最後の「私のことが鬱陶しいんだ」これ解釈ですよね。
鬱陶しいのかどうか、これは本人に聞かない限りわかりません。
なので解釈。これはすぐにわかると思います。
もう一つは「無視された」ですね。
本当に「無視したのか」あるいは「気づかなかったのか」「他のことで頭がいっぱいだったのか」分かりませんから。
解釈を事実に書き換える練習問題
では上記の文章を、事実に書き換えるとどうなりそうでしょう。
朝上司に玄関ホールで出会って挨拶した。
上司からは挨拶がなかった。
これが事実ですね。(先ほどのは「挨拶がない=無視した」と解釈しているってことです)
事実とは何か?感情が動かないもの
でもこれを読んだ時に、何か感情がモヤモヤしているなら、その言葉にあなたの「解釈」が紛れている可能性があります。
事実は五感で感じるもので、自分の感情が動きませんから。
再事実化のポイント
動く場合は、さらに、この時上司が何をしていたか?に着目します。
例えば上司は、スマホを見ていたのだとしたなら。
事実はこうなります。
朝上司に玄関ホールで出会って挨拶した。
上司はスマホを見ていた。
つまり事実を見るとは、そこに感情が入る隙がない、ということなんですね。
その出来事をいいも悪いも、なんの解釈も入れずに見てみる。
すると
朝上司に玄関ホールで出会って挨拶した。上司はスマホを見ていた。
事実はこれだけのことなのに、私たちは脊髄反射の如く勝手な解釈をつけてしまうんですよね。
その解釈に対して、また感情が湧き立ち、さらに「こう思っているに違いない!」などと、自作自演の妄想劇場が始まるわけです。
どれだけのエネルギーの無駄遣いをしているのかってこと。
まとめ
ぜひみなさんも、直近で心がざわざわした出来事を思い出してください。
それに対して、事実と解釈に分けてみましょう。そしてそれを読み上げてみましょう。
どんな感じがしますか?
ニュートラルに読めますか?
特にパートナーに対しては、かなり「解釈」の入る余地が大きくなりますからね!
読み上げてみてモヤモヤするなら、改めて事実にしてみましょう。
事実と感情を分けて整理する。
こうすることで、とっ散らかっていた、頭の中もスッキリしますからね。ぜひやってみてください。
問題解決において一番大事なこと
そしていつも言ってますが、大事なことは、そもそもその解釈を作るに至った
自分の信念や思い込みを探し出すこと。
ここが何よりも大切。
こちらの記事には解釈から、その奥にある「思い込み」や「信念」を導き出していくプロセスを説明しています。ぜひ参考にしてくださいね。
湯川央恵