パートナーシップ心理学アカデミー
メルマガ月曜日担当 大城悦子です。
あなたはお笑いは好きですか?
私は大阪人だからなのか、お笑いが大好きです。
ボケたらツッコむのが愛だと思っているし、M-1は絶対リアルタイムで見たい派。
どうしても録画になってしまう時は、絶対ネタバレしないようにスマホの電源を切って、目をつむって家路を急ぎます。
先日放送していた「人志松本のすべらない話」も同じように楽しみにしている番組です。
ご覧になったでしょうか?
第一線で活躍する芸人が年に1回
渾身のエピソードを携えて集まるわけですから、面白くないはずはありませんよね。
お笑いから学ぶ悩み解決のヒント
でもどうして面白いのか?
人をこんなにも笑わせることができるのだと思いますか?
そりゃ笑いのプロがしゃべるからと言ってしまってはそれまでなんですが、そこにはいくつかのポイントがあるなと私は感じています。
そしてそのポイントは私たちが悩みを解決したり、ヒントを見つけるのにも大いに役に立つんじゃないか思ったのです。
今日はそんなお話をしたいと思います。
すべらない話が悩みの解決に役立つと思うポイント
1、客観と主観のバランス
2、事実の捉え方
この2つです。
客観と主観のバランス
もし目の前ですっごくおもしろいことが起こったとしても、自分の見たままをそのまましゃべったのでは伝わりませんよね。
聞いている人がその情景を頭に浮かべられるように話さないといけない。
そのためには、客観的なシーンや描写がなくてはなりません。芸人さんの話がおもしろいのは、主観と客観がきちんと整理されているからなんだと思います。
カメラが何台もあるようなイメージですね。
この感覚を自分が悩んだ時にも使ってみてほしいのです。
芸人さんのように上手に話す必要はないし、おもしろくする必要ももちろんありませんよ。
ただ悩んでいるときにはどうしても、視点が主観だけに偏りがちになりますよね。
そうなると狭い視野で同じところを、堂々巡りになってしまいます。
だからこそあえて「これを誰でも理解できるように話すとしたら?」という発想で整理してみると、それだけでも視野が広がると思うのです。
そして一つ一つを「これは主観かな?客観かな?」と分けていくと、自ずと心や頭の中も整理されていくと思います。
そうすれば直接悩みの解決にはならなくても、何かしら新しい考えやアイデアが生まれることにつながるかもしれません。
事実の捉え方
ある芸人さんが「どうしてあなたの周りではそんなに面白いことばっかり起こるんですか?」と聞かれて
自分の周りで起こっていることは、あなたとたいして変わらない。
違うのは、それを僕がおもしろいと思うかどうかだけだ。
と答えておられて、その通りだと思いました。
つまりおもしろいことが起こるから、おもしろい話ができるわけではなくて、同じこと体験しても、それをおもしろいに変換しようというアンテナがなければ何も生まれないのです。
ということはですよ?
先ほどの芸人さんの言葉を借りれば
「自分の周りで起こっていることは、あなたとたいして変わらない。
違うのはそれを私が悩みと思うかどうかだけだ」
なのかもしれない。
そう思ったら大きな悩みだと思っていたことを、全然違う視点で捉えることも可能なんですよね。
悩みをより深刻な悲劇にするのも、悩みをすべらない話にして爆笑をかっさらうのも自分の捉え方一つ。
だとしたら、あなたはどんな捉え方をしたいですか?
まとめ
さて、すべらない話から私が感じたことを今日はお伝えしました。
いかがでしたか?よければ感想を聞かせてくださいね。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
大城悦子
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