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今日は「自分の発言に自信が持てない」「いいことを言わなければいけない」
そう思って発言や発信を躊躇してしまう方に向けて、お伝えしたいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
ピンチや壁をどのように乗り越えたか?
「林先生の初耳学」って番組ご存知ですか?
毎回ゲストを招いて、いろいろな話を林先生がインタビュアーとなって引き出していかれるのですが、私は毎回、メモを取りまくって見ています。
特にゲストが、自らのピンチや壁をどのように乗り越えたか?
という話がすごく勉強になるんですよー。
その人がピンチをどう捉えているのか?向き合う姿勢や心の態度、考え方に、すごく学びがあるんです。
で先日、ゲストに「松山ケンイチ」さんが登場されました。
松山ケンイチさんって、私の中では小雪の旦那。
最近ではドラマ「日本沈没」にも出てたよね、くらいの認識でした。
守るべきものがある人が出会う人生の苦悩と葛藤
番組の中で彼が人生の転機としてあげていたのが、大河ドラマ「平清盛」の主役として出た時。
清盛を演じるにあたって、彼は大きな壁にぶつかるんですね。
演者として、自分の中にあるものを出して表現しないといけないのに、、、
自分の中に何も無い。
大河の主演、守るべきものがめちゃめちゃある時に、空っぽの自分に気づいてしまったワケです。
その時の葛藤と苦悩は、私たちには想像できないほど、察するに余りある。
思考停止に要注意!違和感に蓋をせず自分の本音に気づく
大河の主演を張った役者という立場。たくさんの関係者がいて、もう失敗できないポジションじゃないですか。
そりゃもう恐怖だったと思うのです。
ショックだったと思うのです。
むしろ気づかないほうが楽だったかもしれない。
でも、、、、気づいてしまった。
気づいたらもう、目を背けることができない。いやー、想像を絶しますよ!
ここで多くの人は、過去の自分に戻るんです。
違和感に蓋をして、気づかないフリをして、思考停止して、日常に戻る。
その方が、ある意味楽だからね。
一方、そうじゃなく、自分の現在地を受け入れ、成長した自分に向かう人もいる。
松山ケンイチさんは、そっちの方でした。
もう自分を偽ることが、できなくなったんですよね。
空っぽの心のまま、表面だけを取り繕って演じることに、とてつもない自己欺瞞を感じたんだと思うのです。
経験には失敗も成功もない!
このまま俳優をやっても出せるものがない。そう判断した彼は、地方に移住します。
自分自身が豊かな経験をして人生を謳歌していないと、その経験から通して出せるものがないと。
地方に住んでまずやったことが
「失敗をすること」
面白いですよね。失敗したくない!と普通の人は思います。
でもね、それを聞いた時思ったの。
なるほど「経験」には失敗も成功もないなあって。だから経験はすべて「自分の宝」になるんですよね。
これは私たちにも言えることですよね。
よく自分の発言に自信が持てないという方がおられますが、同じことなのです。
経験から命を感じる言葉が生まれる
いいことを言わなければ、と思う時って、心と言葉に乖離があるんですよ。一致していないんです。
だからいくら言っても人の心に響かないし、人の心を動かせない。
むしろ失敗こそ、その人オンリーのいいネタになる!
そう思うのですよね。
だから失敗も成功も堂々とやればいい。
小さく収まらず、自分の中の経験値を豊かにしていくことで、自分にしか伝えられないものがある。
そんな自分だからこそ、伝わるものがある。
自分ならではの経験の中で、何を感じ、何に心を揺さぶられたのか。
それを言葉にするから、心と言葉が一致する。
だから自分の言葉に力が宿るんだと思うの。
純度100%、ど真ん中の自分で生きることが、結果的に伝わる人には伝わる!
いい言葉ならネットでいくらでも転がっていますよ。
正論も正解も、ネットで検索したら幾らでもありますよ。
何が正解で、何が不正解か。
そんなの人生にないんですよ。
これまでも私はそう言ってきましたが、どこかで正解を探していた自分に気づきました。
でも自分で今こうして書きながら、本当にその通りだなあって、心の底から思うんです。
これからも私は、自分がいいな!すごいな!素敵だな!と思ったことを発信します。
正解を外側に探しにいくのではなく、自分の内側にある「本音」という鉱脈に向き合い、それを言葉にしていく。
そのことで結果的には、幸せな人生を送りたいと願う女性の気づきにつながると思うし
魂の進化につながるのだと思うのです。
ということで、これからもよろしくです笑
初耳学からの湯川の気づきを、皆さんにシェアさせていただきました。
良かったら感想、お聞かせください!
湯川央恵