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モラハラ・DVが起こったら何は無くとも距離を取る
暴言、叱責、暴力、度の過ぎた嫌味・・・。それがパートナーからだったとしたら、どうしたらいいのでしょう。
暴力は何があっても肯定されるものではありません。相手の身も心もズタズタにします。
そのような行為があった場合は、何を置いてもまず自分の身を守ること。
そして精神的にも物理的にも相手との距離を取るということが大事です。
その上で、次の段階へと思考を切り替えていって欲しいのです。
ここから先は、辛口ですが、本当に変わりたい!もうこんな自分は嫌だ!と思っている方だけに読んでいただきたいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
モラハラ・DVが起こる理由と原因
モラハラやDVが起こる理由を考えてみましょう。
これはズバリ 依存体質からスタートしています。「加害者が、被害者にどっぷり甘えて依存している」から暴力や暴言、無視、見下しなどができるわけです。
「俺(私)をイライラさせる、あなたに問題がある」
こうやって堂々と相手のせいにできるくらい甘えているんですね。
「相手が怒らせるから自分は怒っている」と思ってるかもしれませんが、それは違いますね。
相手がどうであろうが、自分が怒ることを選択している。もっと言えば「怒りたいから、相手の非を後付けであげつらっているだけ」なのかもしれません。
一方、被害者側は経済的・精神的に加害者に依存しているため、しんどい目に遭っているのに行動ができない。
もちろん恐怖心でマインドコントロールされている、ということもありましょう。ですが、こうしてお互いが見事に、鏡のように依存しあっています。
つまりDVモラハラの被害者も加害者も、やっていることは同じ。相手に強烈に依存しているってこと。
まさに鏡の中の自分を見ているわけですね。
DV・モラハラを生み出す思考
さらにこの依存を生み出しているのは「相手への過大な期待」です。これは加害者、被害者両方にありますね。
- これくらいやってくれて当然
- これくらいわかってくれて当然
- これくらいするのが当然
このむやみに高い期待こそがDVモラハラの原因なのです
さらに突っ込んでいくと、自分と親との関係性に必ず行きつきます。
なのでパートナーのDVやモラハラに悩んでいる方は、この部分をみていくことが必須。
特に何度も何度もDVやモラハラパートナーに悩まされている方は、本人の自覚の有無に関係なく、親との関係性に問題を抱えています。
モラハラ・DVからのメッセージ
パートナーからのDVモラハラなどの支配行為が行われる時、それはあなたに以下のメッセージが来ているのです。
自立する力を身につけよ!
DVモラハラをする方も、される方も「依存的体質」があるのだ、とお伝えしました。
境界線が曖昧で距離感のない、べったりした関係。自分で責任を負うことから逃げ続け、ずっと相手任せ、相手の責任にしてきたはずなのです。
DVモラハラ被害者の無自覚な依存性
例えば、パートナーが問題行動を起こした時。この状況をどうしていいのかわからず、ただただオロオロしていませんでしたか?
可哀そうな私、なんてひどいモラハラ夫だと、心の中で夫を責めていませんか?
自立も考えたけど、どうしていいか「わからない」「できない」「無理」と心の中で言い続けてきませんでしたか?
自分の気持ちをうまく言えないからと言って、察してもらおうとしていませんでしたか?
「分からない」「出来ない」という言葉が多いのは、自分で自分の人生の決断を放棄している人任せ人生だという事なのですよ。
その姿勢こそがまさに「依存的体質」そのものなのだ、ということなのです。
DVモラハラ被害から自立に向かう
DVモラハラに代表される、支配や締め付けが強制的に行われるとき、
「自立できるチカラを身につける!」
「自分の人生の責任を私が負う!」 と決意する時がいよいよ本格的にやって来た!ということを知ってください。
これまで何度も決意する機会はあったはずなのです。
それを先延ばしにしたり、めんどくさいからと見ないようにしてきたのは、あなた自身の責任だということです。
DVモラハラ被害者が今やるべきこと
人のせいにする生き方を辞める。自分と子供を食べさせるくらい自分で出来るようになる。
それを今こそ決意する時だ、ということなのです。
つまり、自分の本当のチカラを見くびるな、ってこと!!
もちろん怖いし、今は自信がないかもしれません。その気持ちは痛いほどわかります。
だからこそ、
だからこそ、決意するんですよ!
被害者で居続けても、何一つ解決しないばかりか年月ばかりか、いたずらに過ぎていくだけ。
いいことなんかありません。
まとめ
最近心の底から笑ったのはいつですか?
満天の星空を見て感動したのはいつのことでしたか?
残された時間は、あと少ししかないかもしれないのです。
そもそもあなた自身は、自分で気付こうが気付くまいが
自立できるほどの強さと自由を求める気持ちを持っている人であるはず。
自分の底力を信じてください。
その危機感を利用して、前に向いていくのです!
前向きに自分自身を変えていく決意ができたあなたは
どうしたら幸せになれるのか考えるための具体的な「行動」をとっていきましょう!
自分の場合だったらどうすればいいのか?
具体的な方法や解決の手立てを具体的に知りたい方は体験会へお越しください