大人げないと分かっているのに、ヤキモチが止まらない・・・。
そんなこと、あなたはありませんか?
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
Rさんの了承の上、ストーリー仕立てで事例を紹介します。
突然の出会いから
私は前夫と離婚後、女手一つで何とか息子を育て上げた。
そんな息子もようやく社会人。子育ても終わり、ほっと一息ついたところに、
ダンディでおしゃれで、バリバリ仕事をする彼に、どんどん惹かれていく。
心が高鳴り、久しぶりにワクワクする気持ちが抑えられない。
息子からも「母さん、最近生き生きしてるね」と言われ「まーね」というので精一杯。
彼のおかげで、私も仕事に全力を出せる。
原因不明の「モヤモヤ」
でも、、、、
最近なんかモヤモヤすることが。
実は彼にお孫さんができた。
孫ができたこと自体は、全く問題がないのだけど。
彼から孫の写真を嬉しそうに見せられるたび、だんだんイライラしてきて。
孫が如何に可愛いか、如何に愛らしいかを何度も聞かされているうちに、だんだん興ざめする私。
「なんかモヤモヤする」
でも何がそんなにモヤモヤするのかわからない。
そんな時に湯川先生に相談したのです。
はい、ストーリはここまで。
今回は孫ですが、孫じゃなくても
彼の子供、彼の仕事、彼の趣味に嫉妬、というパターンも考えられますね。
ここからはセッションの内容をシェアしますね。もちろんRさんの許可を得て紹介させていただきます。
祖父との思い出
セッションでは、子供の頃のRさんを思い出してもらいました。
出てきたのは、祖父との思い出。
Rさんは祖父のことが大好き。
たくさんの孫に囲まれた、祖父の一番のお気に入りも、もちろんRさんでした。
「お前が一番可愛い!」
そう言って誰よりも可愛がられたRさんだったんですね。
しかし、別の孫が生まれた時、祖父がその孫のことを褒めた瞬間、
寂しくて悔しくて、自分など必要ない!!と言われたように感じたのです。
世界に放り出された感じ、もう本当にがっかりどころではなかったんですね。
幼児決断
「こんな姿は誰にも見せたくない、
そう思って祖父のことを、バッサリ拒否したRさん。
ここに本音が隠されていますね。でも美しく誤魔化している。
なので私はRさんにこう言いました。
「Rさん本当は “よくも私を一番にしなかったな!” これが本音じゃないですか?」
そういうと大きく目を見開き
「そうです!その通りです!
なぜ?許せない気持ち
なぜ私を一番にしなかったのか!
なぜ私を誰よりも最優先しなかったのか!
なせ私を選ばなかったのか!
こんな怒りを感じつつも、絶対そんなそぶりは見せなかったRさん。
そして大人になった今、Rさんが祖父に持った思いを無意識に彼に、そのまま向けていたわけです。
離婚の原因も「幼児決断」が原因!?
そして実際Rさんは前のご主人との離婚も、まさに
「だったらこっちから切ってやる!」と言って別れているんですね。
子供の頃の思い込みが、大人になってもこんな風に影響するものなのです。
子供の頃の思い出でしょー?とあなどるなかれ!!
むしろ6歳までの思い込みは、無意識レベルに影響しているので、「甚大」と言わずにはおれません。
そして子供の頃に決めたことが、意外と人生に影響を及ぼしているのです。
Rさんの場合なら「だったらこっちから切ってやる」ですね。
これが子供の頃に決めたこと(幼児決断)が人生に大きく影響を与えているわけです。
何もせずこのまま行ってたら、Rさんは彼に対しても同じように
「だったらこっちから切ってやる!」になっていたでしょう。
このセッションには、まだまだ続きがあります。
そもそも、なぜバッサリ切るようなことが起こってしまうのか?それにもちゃんと理由があるのです。
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