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自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
書籍「イチローに糸井重里が聞く」
過日のイチローの引退宣言を受け、15年前に出たこちらの本を読み返しました。(この記事は2019年4月に書いたものです)
「イチローに糸井重里が聞く」
こちらタイトル通り、2004年に糸井重里さんがイチローに、インタビューしているものになります。
随分前に読んだきりでしたが、今回イチローの引退を受け、今一度読み返しましたが、改めて「イチローまじスゲーーーー!」
こんな月並みな言葉しか出ない、自分の語彙力の無さに呆れるばかりですが…
いやもうホントこの言葉しか出ないの。しかもこの本が出た時、イチローはわずか30歳ですから…。
成功者の持つ「当たり前の基準」
心に響いた言葉を紹介します。
野球をするために、やらなきゃいけないことは全部やる。それは当然の作業。
自分の出来る全てのチカラを出せる準備をする。
だから負けた時に言い訳の材料がない。
なんなのでしょうー!
イチローの「当り前にやること」の基準がもうスバ抜けています。
「やらなきゃいけないことは全部」ですよ!全部!もう圧倒的です。
しかも負けた時に言い訳が無いくらい、全てのチカラを出せる準備を自らがやり切るってこと。
欲しい結果に対して「欲しい」と思うからこそ、全力でコミットする。それはイチローにとって至極当然のことなんですねー!!
「お前はここまでコミット出来ているのか?出来てないのに、結果だけを得ようなんて違うんじゃないのか?」
思わずイチローからそう問われているようでした(苦笑)
基準の高さを維持できるたった一つの理由
何でイチローは、当り前の基準がそこまで、スバ抜けることが出来たのでしょう?それを考えてみました。
いろいろある中で、絶対外せないのはコレだと思いました。
「被害者意識が無いこと」
当り前やん〜、と思われました?(笑)
イチローが野球を「やらされ感」でやっていたら、どうでしょう?
「何でオレこんなことしなきゃイケナイ訳?」
「オレは悪くないよね、球団が悪いんでしょ」
「そもそも監督が教えてくれないから、ここんとこ打率伸びないんだよね」
そんなことを言ってるイチロー、とても考えられないですよね。
もしこんな思いを持っていたら、これまでの偉業は達成できていなかったでしょう。
他人の事だと明確に分かるのに、自分の場合だと
「だってあの人が」
「私は悪くない」なんて思いがちなんですよね。
イチローが目の前にいたら「それってただの言い訳だね」なんてサクっと言われそうです(笑)
エネルギーを分散させずに必要なところに一気に投入させる
自分の持つ100あるチカラを、欲しいことに対して100投入することが出来るのは「被害者意識がない」というのが、前提として必須だなと改めて思いました。
これ、欲しい現実を手にしている人達が、すべからくやっていることなんですよね。
実はイチローもトランプ大統領も、あなたも私も、持つエネルギーは同じ100。
「え?同じ?」と思われました?
イチローやトランプ大統領は、自分たちよりエネルギーが多いように見えているでしょ。なぜそう見えるのかと言うと、余計なところにエネルギーを分散させていなから。
じゃあエネルギーって何か?
「自分を動かすチカラ」だと湯川は思っています。
幸せになることにエネルギーを一点投下させる
物理法則と同じです。
蒸気機関車がなぜ動くのか?蒸気のチカラを列車を動かすこと一点に活用しているから。あのエネルギーをあちこちに使っていたら、重い機関車など動かせません。
なので自分を動かすチカラを、あちこちに分散させるのではなく、欲しいものを得るために、一点集中させる。
だから欲しいものが得られるし、エネルギー高く見えているだけのことなのです!
国を強くするなら強くすることに、野球をどこまでも追求するなら追求することに。
だからあなたも幸せになりたいなら、幸せになることに、自分を動かすチカラ=エネルギーを、一点投下させるってことなのですよ!
この記事も参考になります。