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「理想の母親」
やってませんか?
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
セックスレス、浮気、ダメンズの原因は親への恨み心
今日は半年の個別サポートプログラム受講生、Nさんの事例をご紹介します。
Nさんは夫の浮気、セックスレス、嘘、モラハラなどに悩まれていたことで、湯川のプログラムを受講されました。
湯川のメルマガを長く読んでおられる方は分かると思いますが、このような問題も全て「親との関係性」が影響しているんですね。
それも「子供の頃に持った」親への思いです。
さらにパートナーシップに繰り返し問題が起こる方の、ほぼ100%が「親への恨み心」これが原因となっています。
「え?どういうこと?」と思いますよね。
お友達のお母さんが羨ましかった
Nさんのお母さんはバリキャリママでした。
家にあまりいないお母さんにかわり、おばあちゃんがいろいろやってくれていたんですね。
でもお母さんに居て欲しかったNさん。
他の友達のように、お母さんと一緒にお菓子やご飯を作ったり、世話を焼いてもらえたり、一緒に遊んでくれたり、そういうことをやってもらえないことで「私はかわいそうな子」だと思っていたんですね。
普通の親ならやってくれることを、自分はやってもらえなかった!構ってもらえなかった!大事にしてもらえなかった!
こうやって心の奥底にずっと母親に恨みがましい思いを持っておられたのです。
自分が欲しかった理想の母親を自分がやってしまう
するとどうなるか?
今度は自分が理想の母親をやってしまうんですねー。
つまり自分が親からやって欲しかったことを、パートナーにやるのです。あれこれ世話を焼いたり、一緒にいて面倒をみたりね。
ちなみに下に弟妹がいる方は過剰にきょうだいの世話を焼いたり、大人になると人の世話にかまけることが多いという傾向があります。
また第一子に多く、強い女性が多いのですが、一転して弱く出来ない人になる、ということも人生の中で幾度かやってしまうんですね。
何もかも受け入れる「理想の母」を求められる
さてNさんに話を戻します。
Nさんは子供の頃、親なら子供にあれこれ世話を焼いたり、一緒にいることが当たり前。さらに「どんなことをやっても怒らず優しく受け止めるのが親の役割だろう!」と思っていたんですね。
そう思っていると、大人になった時、今度は自分が理想の母親になろうとするので、夫が浮気をしても、セックスレスでも、モラハラをされても、どんな無茶なことを言われても「全て受け入れなければ」と思い、必死に我慢してでも受け入れてしまうことになってしまうのです。
同時に夫からも当然のようにそれを求められます。
「私はあなたのお母さんじゃない!」
そう思ったことは1度や2度ではありませんでした。
でも、それはNさん自身が理想の母親を望んだからこそ、鏡である夫からも同じように求められる、ということ。
そしてオカンとはセックスできません。
セックスレスになってしまうのは、潜在意識で母を否定し、自分は理想の母親をやっていたから。
ピンポイントで修正させていく、その人だけのオーダーメイドアファメーション
セッションでそのことがハッキリわかったNさんは呆然。
まさか自分が親に対して思っていたことが、大人になった時こんなに苦しいパートナーシップを作り上げる原因になっていたとは思いもしませんものね。
なので夫を変えるのではなく、母親をダメ出しし、理想の母親じゃないことを責めていたことをやめること。そうしない限り、現実は変わりません。
セッションではRさんの状況を全て網羅したアファメーションを作成し、お渡ししました。
このアファメーションは、一人一人の状況に応じて完全カスタマイズしたオーダーメイドのもの。しっかり読み込むことで、問題を起こしているインナーチャイルドを特定し、そのチャイルドに対してピンポイントで修正させていくものなので、かなり効果があります。
Rさんからセッション後、感想をいただきました。ご本人の了承を得て紹介させていただきます。
先日は2回目のセッションありがとうございました。
私にとって、とても大きな意味のあるセッションでしたので、zoomの録画を何度も見て、セッションの内容を書き起こし、チェックシートにまとめました。 目を通していただけると嬉しいです。また、送っていただいたアファメーションは、一行一行が本当に心に響きました。
これまでの人生のどの部分を見ても、今回のセッションで明らかになったパターンが大きく影響していたことを痛感しています。
湯川先生に作っていただいたアファメーションは、読みながらとめどなく涙がでてきて、読み進めるのがとても大変で、その日に録音することができないほどでした。
大切に毎日読ませていただきます。 ありがとうございます。今回のセッションを通してわかったことは
私が望んでいた愛情は子供の欲しがっていた愛だったこと。母が与えてくれていた大きな大人の愛を受け取らずに、母よりいい親になれると歪んだ思考で母に勝って恨みをはらそうとしてきたこと。
お金を支払ってもらうことをとても軽く見てきたこと。
特に「お金を出すことは、大人の愛」という湯川先生からの言葉がとても印象的でした。
親や夫、これまでの彼からお金を支払ってもらうことを「お金出すだけだったら簡単でしょ」ととても軽く見てきたのは、これを愛と認めてしまったら、私は愛をたくさんもらってきたことになる。
すると、母からの愛を受け取らないと決めた、幼い頃の自分の思いが果たせなくなるため、親のやってくれたことを過小評価することで、都合よくつじつまを合わせてきたのだと気づきました。愛をもらっていないというふりをすることで、夫や母を悪者にすることに罪悪感を持たずに相手を責めれるというメリットがあったことにも気づきました。
これもこれからしっかり反省、謝罪、感謝していきたい。
本当にありがとうございました!これからも自分を成長させて行けるように頑張ります!
Nさんからの感想は以上です。
これまでNさんは
「そんなご主人ならさっさと別れたら?」となんども友人から言われてきたそうです。でもNさんは、それがどうしてもできなかったんですね。
どんなに苦しくても夫のそばを離れることが出来なかった。
それはNさんの中に母親を恨み、「理想の母」をやっていたから。
母親に当てつけのように夫を何でも許し、何でもやってあげることが愛だと思っていたから。
頭でわかっていても、心で納得していない場合、同じことがこのように何度も何度も繰り返されます。
自動操縦だからね。だから自分の責任で変えていかないといけないのです。
本気で根本解決していきたい方は、体験会のキャンセル待ちにエントリーください。
さて、ここまでの深い気づきとなったNさん。なんと今回まだ2回目のセッションが終わったばかりです。
インナーチャイルドのしつけ方も、バッチリ教えましたので、これからのNさんが楽しみですね。
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