目次
ベーシックコース受講生様の声
大阪府・山中さん
1、ベーシックコース受講前はどんな状態でしたか?(自分の持つ課題や悩み)
受講のきっかけ
夫の浮気が発覚してから2年間、別居生活を送っていました。
その間、夫婦関係を修復するべきか、それとも離婚すべきかの決断ができず、日々悶々と悩んでいました。
夫への気持ちは時間が経つごとに薄れ、結婚生活に意味があるのか、夫婦でいる必要があるのかを考え続けていました。
様々なカウンセリングやパートナーシップセミナー、心理学セミナーに参加しましたが、何も解決できず、心身共に疲れ果てていました。
そんなとき、湯川先生のTikTokで「被害者意識で美味しい汁を吸ってませんか⁉」という問いかけを目にし、思わずドキッとしました。
メルマガを登録し、湯川先生のブログを貪るように読み進めました。
「湯川先生のブログがまさに自分に当てはまる…耳の痛いことばかりだけど、変わるべきは自分なのかもしれない。」と気付き、単発コンサルに申し込むことにしました。
被害者意識と夫への対応
夫が浮気したことを理由に、「あなたが浮気したから私は〇〇」と、夫に対して自分の言い分を押し通す日々が続いていました。
被害者意識に囚われ、常に夫を責めることで、自分の正当性を保っていたのです。
絶えないケンカ
夫とは頻繁にケンカをしていました。夫は論理的に詰め寄り、私は感情的に激高してしまうことが多かったです。
感情的になって夫の行動を指摘し、正そうとするたびに反発され、ケンカに発展しました。
その結果、数日間口も利かず、目も合わせない家庭内別居状態が続き、一緒にいることが苦痛でした。
親への憎しみと自己肯定感の低さ
自己肯定感が低い原因は、幼少期に親から十分な愛情を受け取れなかったせいだと思っていました。
「親がもっと愛してくれていたら、私の人生はもっと穏やかで自信に満ちたものだったはず」と、親を恨み、疎遠になっていきました。
親に対する理想
「親は子供に無償の愛情を注いで当たり前。子供のすべてを優しく受け入れるのが親の責務だ」と信じていました。
この理想が、親への不満や憎しみを増幅させていたのです。
愛されない不安と過剰な親切心
「私は誰からも愛されない」「人の役に立たなければ生きる価値がない」と感じていました。
そのため、困っている人を率先して助けることが善であり、人間として当然の行いだと思っていました。
夫に対する理不尽な期待
夫に対しては、「私を愛しているなら、私のすべてを受け入れるべきであり、私を優先し、大切に扱うのが真の愛だ」と強く思い込んでいました。
この考えが、夫との関係をさらに悪化させていたことに気付いていませんでした。
2、ベーシックコース受講後、何ががどう変わりましたか?
ケンカがなくなり、冷静に向き合えるように
夫と同居し、湯川先生のセッションがスタートしてから、夫とのケンカがなくなりました。イライラすることはありますが、以前のような口論にはなりません。
イライラしたときも、「私の愛の定義を押し付けていないか?」「夫をジャッジしていないか?」「被害者意識になっていないか?」と立ち止まって考えられるようになりました。
また、ちょっと口論になっても、冷静になったときに「さっきは私が価値観を押し付けていたかも、ごめんね」と自然に謝れるようになりました。
親との関係を見つめ直し、「愛されていた」と気付く
セッションでは、親との関係を深く掘り下げました。
「親は私を愛してくれていなかった」と思い込んでいましたが、それが大きな勘違いだったことに気付きました。父も母も、育ての母も、それぞれが大きな愛情を注いでくれていたのです。
その気付きは、まるで頭を殴られたような衝撃でした。
しかし、「愛されていたんだ」と受け入れ始めると、現実にも変化が現れました。
疎遠だった継母から突然電話が来たり、過去を清算するような金銭的な試練が起きたり…。
それでも、PPAで学んでいたおかげで、冷静に受け止め、対処することができました。
「人の役に立たないと愛されない」という思い込みを手放す
私は「人の役に立たないと愛されない」と思い込み、職場や友人関係でも、困っている人がいたら率先して手助けしていました。
しかし、それが相手の成長の機会を奪ったり、余計なお世話になってしまったりすることに気付きました。
自分の存在価値を確保したいという恐怖心から動くと、結局は良い結果を生まない。
そう学んでからは、過剰に親切にしたり、「私に任せなさい」と姉御ぶることをやめ、見守るようにしています。
その結果、私自身も精神的にとても楽になりました。
「すべては自分の責任」と考えるようになり、人生が変わった
40年以上、私は「愛されないのは親のせい」「私が辛いのは夫のせい」「仕事が大変なのは社員のせい」と、何かにつけて人のせいにして生きていました。
たとえ口には出さなくても、心の中でずっと他責思考に囚われていたのです。
しかし、「他責にしない」「すべては自分の責任」と考えるようになると、生きる力が驚くほど変わりました。
1日の疲れ具合も、精神状態も、以前とはまったく違います。
被害者意識で夫を責め続けていた自分
夫が浮気をした過去を、私は事あるごとに持ち出し、「だから私は辛い」「あなたのためにがむしゃらに仕事を頑張るんじゃなかった」「あなたと結婚したのが間違いだった」と責め続けました。
夫はそのたびに謝り、私の機嫌を取ろうとし、私の要望を聞いてくれました。
しかし、PPAで学ぶうちに、「被害者になることで、加害者を生み出していた」ことに気付きました。
私は被害者意識を利用して、夫をコントロールし、自分が得をしようとしていたのです。
その事実を理解してから、夫の浮気を責めることは一切なくなりました。
そして、私は自分が“モラハラ妻”だったことに、ようやく気付いたのです。
夫との関係が劇的に変化
「他責しない」「相手をジャッジしない」「自分の価値観を押し付けない」
この3つを意識するようになってから、夫との関係が劇的に変わりました。
むしろ、夫はずっと私を深い愛情で大事にしてくれていたのだと、気付く場面が増えました。
以前は夫が優しい言葉をかけても「何かやましいことがあるんじゃないか?」「お願いごとがあるんだろう?」と疑って、素直に受け取ることができませんでした。
でも、PPAで学び、心の中の“翻訳機”が入れ替わったことで、「あれ?夫ってこんなに優しい人だった?」と思う瞬間が増えていきました。
今になって思えば、夫は私のモラハラにも耐え、ケンカしながらも離婚せず、ずっとそばにいてくれました。
そのことに気付いたとき、私は夫に心から謝罪し、深い感謝の気持ちでいっぱいになりました。
3、どんなセッションやWSが印象に残りましたか?
① インナーチャイルドワーク
初めて受けたインナーチャイルドワーク。
過去に封印していた記憶や辛い出来事が一気に溢れ出し、毎回驚くほど涙が止まりませんでした。
特に「女同士のグループで疎外感を感じてしまう」という悩みについてのセッションで、
その原因が幼少期に妹たちの世話を焼いていたことにあると分かったときは衝撃でした。
痛みを避けるために身につけた行動パターンを、大人になった今でも無意識に繰り返していた…。
自分の思考や行動がどれほど過去の影響を受けているか、まざまざと見せつけられた回でした。
③ ワークショップでの気づき
リアル参加はできませんでしたが、録画を運転中に聞いていました。
特に印象的だったのは、自分の夫を事故で亡くしたにもかかわらず、その加害者を恨むことなく、仕事のパートナーにした方の話。
身内ですら許せず、加害者にし続けていた私にとって、多くの反省を促される内容でした。
4、ベーシックコースを受けていなければどうなっていたと思いますか?
・夫とは間違いなく離婚していたと思います。
・親とも疎遠のままで何をやっても満たされない虚しさと闘っていたかもしれません。
・友人関係、社員との関係も悪く「誰も私を分かってくれない」と被害者意識でどんどん孤独になっていたかもしれません。
5、このコースを一言で言えばなんですか?
・真の大人への入門コース
6、どんな人にこのコースを勧めたいですか?
・同じパターンでパートナーと別れる人。
・ケンカの絶えない夫婦。
・周りに不満を抱えている人。
・親と仲が良くない人。
・社会人になる手前の学生。
・子育て中のママさんたち。
・両親に反抗的な態度を取ってしまう男性。
・自己肯定感が低く、自分に自信が無いと思っている人。
・経営者、リーダー
7、湯川・大城はどんな人でしたか?
お二人ともとても聡明で、常に寄り添いながら話を聞いてくださり、安心してセッションを受けることができました。
湯川先生の印象
湯川先生は、核心をズバッと突く直球スタイル。
「それは取り引きしているんですよ!」とハッキリ言い当てられたり、耳の痛いこともニコニコしながら「旨い汁を吸って来てたんですねえ」とサラリと指摘されるのですが、その言葉が不思議とすんなり入ってきます。
今まで考えもしなかった視点に気付かされ、目からウロコがゴロゴロと剥がれるような体験の連続でした。
大城先生の印象
大城先生は、私の言葉をとても丁寧に扱ってくださる方。
セッションで指摘されたことを正しく理解できているか、表現を変えたり繰り返し伝えてくださり、細やかな配慮を感じました。
「私は本当に幸せ者だ」と気付いたことをログに書いたとき、それを読んだ大城先生が「自分のことのように嬉しい」と言ってくださり、心からありがたいと思いました。
セッションのスタイル
お二人は「間違いを正そう」「先生だから教えてあげる」というような姿勢ではなく、
「教えてもらう」というより「気付かせていただく」という感覚でした。
ワークや問いを通じて自分で「ハッ」と気付いた瞬間に、それをさらに深掘りし、言葉にして沁み込ませていく。
だからこそ、毎回新たな発見があり、セッションを重ねるごとに世界が変わっていくような体験でした。
8、最後に一言、どんなことでもどうぞ
湯川先生、大城先生、この度は本当にありがとうございました。お二人は恩人です。
私はずっと「どうせ私は愛されない」という気持ちを握りしめて生きてきました。
何をやっても満たされず、自分探しにたくさんの時間とお金を費やしてきました。
親子関係からは逃げ、夫とは離婚寸前で気持ちも荒んでいました。
藁をもすがる思いでPPAを受講しました。これでダメなら夫とは別れようと思っていました。
お二人に出逢わなければこんなに心から幸せを感じられることは無かったかもしれません。思い切ってPPAに入って良かったです。人生を変える学びとなりました。
本当にありがとうございました。