湯川です。
「男性心理について質問があれば送って下さい」とメルマガでお伝えした所、いくつかの質問メールが来ました。
結構多かったのは「浮気」について。
今日は「男は何で浮気をするのか」をテーマにお話します。
浮気をするのは男性だけじゃなく、女性もする人はしてますからね。
浮気する男性の心理
男性としては「種の保存」という大前提があるため、どうしても自分の種をアチコチにバラまきたい、という欲求があります。
じゃあ全世界の男性が浮気をしているのか、というとそうじゃないですね。
入れ替わり立ち替わり、新しい女性と関係をもって、ハーレムみたいになりたい♡
などという願いがあったとしても、行動に移していない人も沢山おられる訳です。
浮気をする人と、そうでない人の違いって何でしょうか?
まずは浮気をする人のメンタリティを考えてみて欲しいのです。
浮気をすることで何を得ているのか?です。
浮気相手からの「あなたってスゴい」という承認であったり、
俺もまだまだイケるぜ、という自信であったり、
ちゃんと話を聞いてもらえることであったり、大事にされることであったり・・・
そういう思いが浮気をする事で得られているのであれば、あなたといることで、これらが得られていない、ということ。
パートナーに無関心であったり、どこか見下していなかったでしょうか?
そんなあなたと居ると、男性として自信を失っていくということはないでしょうか?
あるいは「いつも私だけを見てくれないとイヤ!」「私のことを全肯定して!」「私が不機嫌だったらご機嫌にさせて!」など、子供みたいな要求をしてはいないでしょうか?
「どうやったら浮気をやめさせることが出来るのか!?」
自分の問題って何だかわかりますか?
なぜ、あなたは束縛ばかりしているのか?
なぜ、彼にベッタリ依存しているのか?
なぜあなたは彼を見下しているのか?
なぜあなたは彼に勝とうとしてしまうのか?
なぜ彼をコントロールしないと不安になるのか?
その部分を見ていく方が、相手を変えようとするより、実はよっぽど早いのです。
「浮気をするな!許さない!」などとワーワー言ってる間は、「私は変わらないけど、あなただけ変わりなさいね」と言ってるのと同じですからね。
無責任なのは彼だけではないの
「相手は鏡」
ですから浮気をするほうもされるほうも、そもそも「見て!」「構って!」が強いということを認識して下さいね。
また向き合うべき問題から逃げている「無責任さがある」ということです。
本来向き合わないといけないことが、あるはずですよ。
そこからずっと目を背けていませんか?
浮気をした方だけじゃないですよ、されたほうにも同じ思いがあるから、こういう事態になっているということなのです。
お互いは自分を映し出す鏡ですからねー。
つまり「精神的にまだ子ども同士だ」ということなのです。
なので相手はさておき、まずは自分の幼い部分を育てていく必要があります。
問題の核心をお伝えします
「見て!」「構って!」と求めている先は、実は親です。
親に対して、幼い頃に十分に親に対して受け入れてもらえなかった、構ってもらえなかったという思いが未だに残っている、ということなのです。
だからパートナー云々の問題ではなく、自分の問題として、この部分を見ていった方が圧倒的に良いの。
それと男性の浮気が発覚した場合、女性は疑心暗鬼になってしまうワケですが、ここで要注意ポイントがあります。
浮気が分かってから、彼を一切信用できなくなり、束縛したり、携帯をチェックするようなことをし始める女性が多いのですが、これ、余計に浮気に走らせてしまいます。
そうやって束縛すればするほど、他に癒しを求めてしまうことになってしまいますからね。
「浮気をしたあなたが悪いんだから、当然よね!」
「お前がそんなんだから浮気するんだよ!」となってしまう。
堂々巡りです。
なので男性心理を理解しながら、自分の中の幼い部分を成長させていきましょう。
パートナーシップ心理学アカデミーでは、そのあたりのことは、ガッツリ学んで頂きますよ。