帰宅が遅い夫にイライラする妻の悩み
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
今日のご相談はこちら。
夫の帰りが遅くてイライラしてしまいます。
家族のために仕事をしているとは思うのですが、過去に浮気の事実もあり「またやってんじゃないのか」とついつい疑ってしまいます。
帰って来た時に「お疲れさま」と言いたいと思いながらも、つい文句ばかりになり、夫のげんなりした顔をみて「やってしまった!」と後悔ばかり。
でも言わずにおれない!一体どうすればいいでしょうか
帰宅が遅い夫の理由って2つあると思うんですね。
帰宅が遅い理由その1ー仕事を頑張るがゆえ
1つ目は、
家族の為を思ってマジで仕事を頑張ってくれている場合。
家族をもっと幸せにしたい、いい生活をさせてあげたい、欲しいものを買ってあげたい、喜ぶ顔を見たい。
そんな思いを持って仕事を頑張ってくれている場合は、ホント有り難い限り。
ただその場合、普段からあなたが
「今月もお金が足りない」
「パートに出ないとやっていけない」
「○○さんは家族旅行でこんな所に行くんだって!いいわよねー!
などという言葉を無意識に言っているとしたら、それは夫にすれば「分かりました、ぼくがもっと働けばいいんですよね。もっと頑張ればいいんですよね」となってしまうかもしれません。
ここでも「アタリマエは認識しない」が発動します。
つまり夫が居てくれているからこそ、今の生活が成り立っているわけです。
どれほどそれが有り難いことか、普段から言葉に出して伝えているでしょうか?
「それは向こうだって同じ事!私に対して一言も感謝の言葉なんて言わない!」と言いたい気持ちも分かります。
「向こうが感謝の言葉を言わないなら、こっちだって言ってやらない。」そうやって相手の出方をみていても、らちがあきません。
今の状態が苦しいなら、気づいた方からさっさと変えて行くのがベスト。
冷静に考えてみるとどうでしょう?今のこの生活はアタリマエ、ですか?夫が居てくればこそ、ではないでしょうか?
やってもらっていること、与えてもらっているこの環境よりも、足りない事、欠けていることに目が行ってないでしょうか?
そうなると、帰宅が遅い2つ目の理由になってくるかもしれません。
帰宅が遅い理由その2ー帰宅恐怖症かも?
2つ目の理由は「帰りたくないから帰らない」
実にシンプル。そう、家に居ても居心地が悪いわけです。
家に帰っても、自分の家なのに「居場所がない」と感じているのかもしれません。
足りない事ばかりを言われたり「男として甲斐性がない」と責められているように感じると、そりゃもう「帰りたくない」と思ってしまいます。
夫を追いつめてしまう妻の共通点とは
実は夫を追いつめてしまう妻の共通点があります。
それは・・・
「夫が私を幸せにするのはアタリマエ」「夫が稼ぐのは当然だ」という思考です。
それはもうナチュラルに思っていますからね〜。
幸せは一体誰の手に?
そう思っていると「満たされて当然」という前提になりますので、どうしても足りない所ばかりを突っついてしまいます。
これも最初のうちならまだ「可愛い嫁」と思うかもしれませんが、結婚してある程度経っても、まだこの調子だと、「うざい」から徐々に「怖い」になってしまいます。
「アタシを幸せにしなさいよ!」と真っすぐこっちに向かって来る人って、マジ怖いですから。
人生を分かち合えるパートナーだと思って結婚したら、何の事は無い、親代わりを求める自立しない小娘だった、
そんな時に自分の立場を理解して、認めてくれて、大切に思ってくれる人が出たならば、その人のことを魅力的に思っても仕方ないかも。もちろん良くないけどね。
ではどうしたらいいでしょう?
いきなり私から答えを言うのではなく、まずはあなた自身ならどう考えますか?
この方が同じことを繰り返す事無く、根本解決するために、どうしたらいいと思いますか?
湯川 央恵