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自分に否定的な私
折角褒められても「私なんて」と否定したり、相手が不機嫌だと「自分のせいかも」と、ついつい自分を責めていませんか?
これまで3000人以上の相談を受けて来た私からみると、それってズバリ「好み」なんですよ。
ん?と思われました?
いやね、自分ではもう止めたいとか、こんな自分を変えたい!とか思っておられるのでしょうが、
それが変わらないのであれば、もう「それが相当好き♥」なんですよ。
自分を責めることがやめられないのは
何かって言うと「自分を責めているドラマが好き」ってことね。
悲劇のヒロインが好きで、ヒロインが頑張ってる姿が、何とも言えずお好きじゃないですか〜?
どうですか?ちょいと自分の心に問うてみて下さい。ね、相当好きでしょ〜(笑)
これ、なんでやっちゃうんでしょうね?
実は自分を責めることのメリットって、すごーくあるんですよ。
自分を責めるメリットとは
責めていると、何か頑張っている人のようじゃないですか。
反省しているみたいじゃないですか。
おまけに、これ以上は責められない感じがするじゃないですか。
「私はこんなに自分を責めて苦しんでいるんだから、許してよ!
つまりこういう時って、見事に行動していませんから!
ほんとは動かず(本人は動けないと言いますが)実は、ずっと待っているだけで、自分からは動かない!行動しない!働きかけない!
これも本人は動いているつもりですが、周りからみると、全然エネルギー出せていないんですね〜。エネルギーとは生産的な行動だと思ってください。
でも自分ではすごくエネルギー出しているつもり。
自分責めをしている間は未来への生産的行動ができていない
するとどうなるか?
普段殆どエネルギーを出してないから、それよりもちょっと多く出すと「すごく頑張って行動している」と思ってしまうんですね。
エネルギーを出す基準がもしかして低いのかも?と思って頂くといいかもしれませんね。
そういう方は「すごく疲れやすい」という傾向もあります。
つまり普段、行動するエネルギーを10しか出していないとしますね。
それ以外の90をアレコレ妄想することに使っていると、たった10のエネルギーを使っただけでクタクタになってしまう。
「ああ今日も私はすごく頑張った!」と脳が勘違いしているということ。
妄想にエネルギー使っても、疲れるだけで、何一つ現実は動きません。こうして、自分を責めている間は、それが大変美しい言い訳になっているんですね。
あなたが変わる瞬間
でもねホントに気づいて反省したときって、どうなりますか?
そう!行動が変わりますよね。
弱い自分だったり、逃げてばかりの自分だったり、傲慢な自分だったり、負けをガンとして認めたくない自分だったりを、これまで見て見ぬフリをしてきた。
そんな自分にキチンと向き合うこと。
自分の至らぬ所は至らぬ所として、正直に認めること。
コレ大事ですね。
自分を責めているだけで行動を変えていないのであれば、「相当その状態が好きなのね」と自覚してくださいね。
自分責めではなく望む未来に向けた一歩を
そして自分で動かず、待っていると「誰かが変えてくれるとでも思っていたんだ」ということです。
そう悲劇のヒロインは、白馬に乗った王子様を待っています。
悲劇であればあるほど、王子様はそんな私を助けずにはいられない!と思っているかもしれませんが、残念ながら白馬に乗った王子様は、自分のことを自分で出来ないお姫様は相手にしません。
いつも誰かにおんぶに抱っこ。
待っていれば欲しいものが手に入ると思っている「エセお姫様」は王子様のパートナーとしては釣り合わないのです。
自分を責めて行動しないのではなく、たった1ミリでもいいから、望む未来に向けて行動を取って行きましょう。
待っているだけで自分から動かないのはまさに「老化」!干からびるわよ〜。
具体的な行動の取り方はこちらを参考にして下さい。