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自分の本音って
自分が一番わかっていないのかもね!
こんにちは。パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
昨日配信した「自分は絶対悪くない!被害者に収まっている人ほど話を盛る」は、お読みいただけましたでしょうか?
まだの方はこちらからどうぞ!
湯川がUさんの言葉で気になったのは、これ
「夫婦っていたわりあうもの」この言葉です。
今日は引き続き、Uさんの事例を紐解きながら「自分の本音に気づく方法」についてお伝えしていきたいと思います。
自分のホントの気持ちに気づくまでのプロセスが、よーくわかると思いますよ笑
自分の本音を知るには抽象度の高い言葉を確認すること①
さて、この「いたわりあう」という言葉。
分かるような、分からないような。
人によって解釈が大いに変わる、抽象度の高い言葉ですね。こういう言葉は、よくよく確認しないとイケませぬ。
抽象度の高い言葉を具体化させる
なので、Uさんにとって”いたわりあう”とは具体的にどういうことなのかと聞きました。
すると「我慢することなく、自分の言いたいことを言い合えて、やりたいことができる関係」と。
なるほど。
つまり「言いたいことも、やりたいことも、我慢せずにいられる関係が、いたわりあえる関係」だということ?
笑顔でうなづくUさん。
矛盾点を明確にする
でもね、冷静に考えてみると、おかしいと思いませんか?
お互い言いたいことを言って、やりたいことやっていたら、どうなるでしょう?
むしろ血みどろの戦いになってしまいますよね?
それに今Uさんは、夫から言いたいことを言われて、自分は我慢ばかりしているわけです。そのせいで苦しんでおられる。
だとしたら???
「夫婦でいたわりあう」
これはUさんが望んでいた関係ではなかった!ってことになります。
本当に欲しいものが見えてくる
つまりUさんの本音はこっち。
「私が言いたいことが言えて、私がやりたいことも我慢せずにいれる関係」
これがUさんが「夫に望む愛」だったわけです。
それをUさんに伝えると苦笑い。「確かに私、そう思ってますね。」と。
ここまで掘り下げないと、自分の本音ってなかなか分かりません。
まさか自分の本音は、そんな無茶なことを願っているだなんて思いもしないわけ。
わからないから「夫婦なのに、いたわりあえない夫はおかしい!」などと、全くズレたことを思っちゃうわけですね。
これじゃあ現実が変わらないのは当たり前。
自分の本音を知るには抽象度の高い言葉を確認すること②
こんな風に抽象度の高い言葉は他にもたくさんあります。
例えば「愛」「浮気」「自由」「失敗」「成功」「分かってもらう」「理解してもらう」「受け入れてもらう」・・・。
これらを「自分の場合は、どういう意味で使っているのか?」を、一度ノートに書き出して見ましょう。
すると自分の隠れた「本音」が見えてきますからね!
◉ホームワーク◉
特におすすめなのが「愛」について書き出してみることです。
自分にとって「愛された」と思うのはどういう時なのか?
そういうのを書き出していくと、Uさん同様、びっくりする本音が炙り出されてくると思います。
その本音が正当性のあるものなのか?
自分もそれを求められてできるのか?
そんなところを冷静に考えてみるといいですね。
さて続きはUさんの夫から見た視点についてお伝えしていきますよ!
大どんでん返しが待っています!こちらからどうぞ!
湯川央恵