「素直」って一体なに?
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
素直とは何か?
普段湯川は「素直がお得」と伝えています。
でも言われたことを直ぐにやるのは、まるで自分の意見がなく言いなりになっているようだし、思考停止のような気もする、という方もおられるかもしれません。
そこで今日は「素直」と「言いなりになること」の違いを、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
Dさんの事例
湯川の個別プログラム受講生のコミュニティで、Dさんがこんな投稿をされていました。
要約すると、、、
「ご主人から”魚がさばけるといいよね”」と言われた。
それに対して
「スーパーで切り身にしてくれているんだし、そんなことをする必要性がないから、一生やらないよ」
それからしばらく経ったある日、
なめろうや南蛮漬けを作ったら、ご主人に殊の外、
提案に対して頑なに否定するのではなく、ちょっとやってみる。
すると、自分の世界も広がるんだ!
このような気づきをアップされてい
自分の発する言葉に自分が引っ張られてしまう
一般的に人は、自分の発する言葉に一貫性を保とうとします。
なので「一生やらない」と言い切っちゃうと、
この場合、Dさんはご主人の言いなりになったのでしょうか?
私はそうは思いませんでした。
ご主人から言われたことを、さっくり否定されたことや「一生」という言葉を使われたことは、ツッコみどころではあります。笑
ですが「
そしたら出来た。
それでご主人にほめられ、Dさんの世界が広がった訳ですね。
素直の定義
ここで湯川は思ったのです。
「素直って、無駄な反発をしないこと」じゃないか、って。
無駄な反発をしないと言う言葉からは、諦めるとか、
今回の場合で言うと、D さんが無駄な反発をせずに、ご主人から「さばけるといいね」
「できないより出来たほうが、何かと便利かも。」
「おまけにできた方が圧倒的に豊かだし、サッと捌けちゃうと、かっこいいかも」
そう思ったら、その意見に乗っかることは、
むしろ「自分の成長&家族の喜びや豊かさ」につながります。
相手が何を言いたいのか?真意を知ろうとすること
相手の言い方に、いちいち突っかかるのではなく
相手の言わんとしていることは一体何か?
何を言おうとしているのか?
それを分かろうとすると、無駄に反発したり落ち込む必要が無くなるんですね。
そしたら無駄に相手を不快にさせたり、喧嘩する必要もない。
あ、諦めるとか、反対意見を言わない、
そうじゃなく人から言われることに、
瞬間的に反発したり、
相手の言うことを最後までキチンと聞いてみる。
「それ出来たらいいかも」
「それが出来たらもっと幸せになるかも」と思うことなら
まずは「やってみる」ということじゃないかと思うのです。
反対意見を言いたい時
「出来たらいいけどメンドくさい」
と思うことなら、その「気持ち」を伝えればいいですね。
「それ面白いね!出来たらいいけど、
ここでは「それ面白いね」と一旦相手の言ってることを受け止めるのです。その後自分の思いを伝える。
「無駄に反発せず」一旦受け止める。
これが、素直さへの、第一歩じゃないかと湯川は思います。
なんかそう言ってる私が、もしかして一番屁理屈なのかもしれません
ではまた!
湯川央恵