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今日、お天気がよかったので、季節外れですが障子を張り替えました。
ピンとキレイに張り替えた障子は、とっても気持ちいいですね〜。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
無理してまで人と合わせようとしてしまう
さて今日は、いつも人の機嫌を気にかけてしまうRさんの事例をお話したいと思います。
人付き合いが苦手、人の顔色を見てしまうという方に参考になると思いますよ!
シーンとした冷たい雰囲気が苦手のRさん。
人とは「できるだけ和気あいあいとすべきだ」と考えていました。
気の合う人とだと大丈夫なのですが、問題は「なんとなく合わない」という人との付き合い。
Rさんは、そのような人と適度な距離を置く事ができず、一生懸命話しかけてみたり、ニコニコしながらプライベートな話題なども向け、気を遣いながら話しを合わせています。
そんなRさん、仕事が終わると、バッタリ倒れ込むようにしてその場からしばらく動けなくなる位でした。一体どうしたらいいのでしょうね?
気遣う割に他人からは良く思われない
R子さんは「人のことを決して嫌ってはならない」と思っていました。
だから苦手な人に対して
「そんな事は思ってはダメ」と自分の気持ちを押さえ込み、
ニッコリ笑顔でその場を取り繕って来たんですね。
でもRさんが頑張るほどに、周りからは
「あの人って、何考えているかよく分からないよね」と言われてしまい、ガックリくるやら、腹立たしいやら。
そりゃ腹立たしいですよ。
じゃあ、どう考えればいいと思いますか?
堂々と「嫌っていい」!!
そう。
特定の人のことが嫌いでもオッケーなんですよ!嫌いになることは何も「ダメな事」でも「イケナイ事」でもないの。
嫌いな人や苦手な人が居ない人なんて、この世にいませんからー。
自分の気持ちを隠して、表面的に取り繕っても、自分がしんどいだけじゃなく、周りにも伝わってしまいます。
そこまでやっても、大したメリットって無いんですよね。
イヤなものはイヤ、嫌いなものは嫌いでいいじゃないですか。
べつにそれを隠す必要なんてありません。
もちろんその嫌いとう感情を、相手にわざわざ説明したり、
さもアリアリと表現して、分からせようとする必要は全くありません。
真の見るべき問題
そもそも職場とは仕事をする場。
なので仕事に支障がなければ、別に「和気あいあいとする」必要は全くありませんね。
むしろなぜ、和気あいあいとしないといけないと感じるのか?
なぜ相手に、ニコニコ笑顔でいなければいけないと感じるのか?
相手に気を遣ずにはおれない理由は何か?ということです。
そう!これこそがR子さんが見つめるべき点なのです
人の顔色をみて、気を遣わずにおれない理由
実はそうなってしまう理由はとてもシンプルなのです。
自分こそが「アタシに気を遣って話しを合わせなさいよ」「ニコニコ笑顔でいなさいよ!」
でないと「嫌っちゃうから!」と思ってきたから。
自分が散々そう思ってきたことだから、自分が他人に気を遣わず、話しを合わせず、笑顔でいれないと「嫌われる」と思うの。
何か相手に不機嫌な様子があると「自分の責任だ」と思ってしまうの。
だからしんどくても、相手に、ニコニコ笑顔でいなければいけないと感じては、相手に気を遣ずにはおれなくなってしまうのです。
ね、めっちゃシンプルでしょ?笑
問題が起きる最初のスタートを押さえる
相手に問題があるのではなく、自分こそが問題を創っている。
でも自分では全く気づいていません。
よくありがちなのが
「その人と無理して関わる必要ない」
「もっと自分を大切に」というアレ。
そんなことをしても、自分のそもそもの根っこが上記に書いたコトから何一つ変わっていなければ、全く意味が無いの。
全くもって表面的なことに終始している、ということなんですよね。
まとめ
他人の気分感情に、あなたが責任を持つ必要はないのです。
ですがあなた自身が、これまで自分の気分感情を、相手の責任にし続けて来た場合、自動操縦で相手の気分感情に勝手に「責任を感じてしまう」のです。
責任を感じなくてもいいんだよ、ではない!ということ。
相手の責任にしてきたことを、今すぐやめる!ということ!
そしてこれは幼い頃からの癖でもあります。
子供の頃から親のせい、きょうだいのせい、友達のせい、先生のせい…
そうやって周りのせいにしてきた自分です。
その自分のスタートを、修正する必要があるんですね。
つまりインナーチャイルドの癒しと修正です。
ここをやると、テクニック的な事に右往左往する必要もなくなりますね!