自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
自分の才能って何?
さて「ちびまる子ちゃん」は、みなさんご存知ですよね。
その作者、さくらももこさんが高校生の頃に、小論文の先生から「現代の清少納言」と絶賛されたというエピソードを読んだことがあります。
自分に自信のなかった彼女が、その出来事で初めて自分の才能に気づき、自信を持つことが出来たそうなのです。
もしかして小論文の先生が、彼女の才能に気づいていなかったら「ちびまる子ちゃん」
あたりまえの中に潜む価値
才能とは自分が「あたりまえ」と思っていることの中に
埋もれているもの
だからこそ自分ではなかなか気づかないのです。
そう、いつもこのブログでお伝えしているように、親がいろいろやってくれていたとしても、それが「あたりまえ」だと思っていると、その愛の深さに全く気づかないのと、同じ構造なんですね。
「アタリマエは気づかない」
天性の才能を発掘するには?
今パーソナルプロデュースをさせてもらっている、Yさんという方の事例を紹介させて下さい。
本業をしながら、週末起業家として、心理セラピスト業をコツコツやってこられましたが、今年の3月に退職。
セラピストとして独立してやっていかれることになったんですね。
Yさんのビジネス構築をお手伝いすることになり、まずはじめにやったことは
「どのポジションで、誰に対してやっていくのか」
これを決めるためにYさんと打合せを重ねました。
Yさんがこれまで大事にしてきたこと、憤りを感じた事、どん底体験、成功体験等々をヒアリングして行く中で、Yさんの才能が徐々に浮かび上がって来たんですね。
それは、ずば抜けたコミュニケーション力。
もう「天性」といっていいくらいのレベルなのです。
学校講師をしていた彼女は、このコミュニケーション力を、生徒指導に対しても、モンスターペアレントに対しても、古株のお局教師に対しても、まるで波乗りの如くうまく使いこなしてきたんですね。
今はまだYさんのプログラムリリースが終わっていないので、詳細はお話し出来ないのですが、最終的にはYさんが「コレ、私めっちゃやりたいです!」というポジションに決定しました。
天性の才能にYさんらしさを加味した、Yさんしか出来ない唯一無二のポジションです。
才能を天職に変える
でもね、最初彼女の才能について私が伝えた時「え?それって才能なんですか?当り前の事じゃないんですか?」と言われたんですね。
自分にとって余りにもアタリマエに出来ていることって、価値を低く見積もってしまうんです。
努力せずとも自然と出来ること。
だからこそ第三者からの客観的な視点ってめちゃめちゃ大事なのです。
その事について話している時の彼女は、楽しそうで、いくらでも「語れる」わけですよ。
つまり、自分の才能が発揮される時って「苦もなく出来て、おまけに幾らでもエネルギーが出る」
だからこそ「自分の中の当り前」をアタリマエでスルーしてしまうと、すんごく勿体ない。
そこに「宝の山」が眠っているかもしれないからね。誰の中にも「才能」って必ずあるのです。
才能を発揮して生きられることの幸せ
それが分かれば、他人と比べていたずらに落ち込んだり、自己卑下する必要もないんですよね。
そして幾らでもエネルギーが出るって、最高じゃないですか!?
私は誰に頼まれなくても、どうやったら人は幸せになるんだろう、また人が成長するために何が必要なんだろう。
そんなことを気がつくと考えています。
もう「幸せヲタ」と呼んでいただいても差し支えないかと。笑
考えることがまた苦ではないんですよね。
なので今の仕事は、私の天職なんだと思います。
まとめ
人は誰しも幸せになる事ができる。
今どんなに苦しくても大変でも、必ず突破口があります。
そして、その人独自の才能を発揮して、命を輝かせて生きる事ができる。
私はそう確信を持っています。
それがアタリマエに思える人を、これからも一人でも多く増やして行きたい。
その為に私が出来ることは、これからも惜しみなく、全力でやって行きたいと思っています。
湯川 央恵